梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

お盆休み

2014-08-14 09:20:32 | 雑記

相変わらず蒸し暑い、寝室は除湿だけしているが起きると言ったん止める事にしている、勝手に行くと昨日の熱気はまだ残っている感じだがそれ以上に湿気がまとわりつく、何時もの様に珈琲を淹れる、若い時からの習慣で此れをしないと落ち着かない、旅行に行っても自分のペースで朝が過ごせないのが少々不満になる、湯を沸かしフィルターをセットし豆を挽いて5杯分の珈琲を少し多めの豆で淹れる、この時間が頭を目覚めさせるのに丁度良い、

真っ先に起きる習慣はかなり若い頃からで先に誰か起きていると妙に落ち着かないと言うか不愉快になってしまう、女房と一緒になってからも後で目が覚めたと言う事は数えるほどしかない、女房が未だ仕事をしている頃職場でこの話をして随分からかわれたらしいが本人もずっとそうしていたので何気なく話の合間に出たらしい、友達夫婦と旅行に行くとその話から友人から「つまらんことを言うな、風当たりが悪くなる」と言われるが別に義務的にやって居るわけではないので「好きでやってるんだから亭主を責めるんじゃない!」とフォローする事にしている、まあ子供が大きくなったので夫婦同士で旅行と言うのもやらなくなった、共通の話題が無いのだ、生まれも生き方も違うから話が合うはずもない、やはりこの年になると夫婦だけが一番気楽でいい。

昨日から帰省で高速道路と鉄道が混雑して居ると言うニュースに合わせるように普段の通勤列車はやはりかなり空いている、昨日より今日は更に空いていた、会社に行っても大してする事も無いのだが家に居ても暇だから事務所に出る、社員が居る会社では無いのでその点は気楽である、電話も殆ど無い、とは言っても幾つか入る「何だ働いてるのか」と言う相手も「家に居ても仕方ないしな」と言う訳で会社に出ていると言う、何処かに行けばよさそうなもんだが暑いし混んでいるし、金は掛る割にそれ程する事も無い、毎週土日は休んでいるので手近は行き尽した、此処暫く東京八重洲のブックセンターに通っている、電子ブックでなんとなく買った「隠蔽捜査」と言う今野敏の本が面白く女房と二人で読む、今迄夫婦で同じ本を読む事は少なかった、女房は推理小説が好きで色々読んでいる様だが自分は歴史物が好きで買うのは此方になる、半年位前に女房が娘から東野圭吾を貰ったと言って出張の時に貸してくれたので読んでみたら結構面白い、しかし何冊か読んでいると飽きて来た、SONYの電子ブックを買ったので無料の「青空文庫」を漁って名前を知っていたが読んでいなかった小説や若いころ読んだが挫折した物を読んでいる。土佐日記やら山椒大夫やら斜陽やらとにかく乱読である、しかし若い頃途中で投げ出したものも今読むと結構面白い、太宰治と森鴎外を立て続けに読んだ、その前に「大菩薩峠」を呼んだが12冊くらいで休憩、芥川龍之介の本は短編が多く忙しいので最近は止めている、宮沢賢治も少々合わなかった、名前は有名だが読んだ事が無いと金色夜叉を読んでみたが成程結構面白かった、

推理物も(ミステリーと言うらしいが自分が思っているミステリーとは若干違うかな)昔は随分読んだが最近は読まなかった、しかしこの今野敏にはまってしまった、近くの書店ではナンバーが揃わないので八重洲ブックセンターに通う事になったのだがついでに東京駅の地下街をぶらついて来る、八重洲側に有る食堂街は比較的安くて面白い食堂があるので此処で食事を済ませ買った本を手に中央線から立川に出て川崎経由で大森に戻るいわゆる「大廻り」で空調の適度に聞いた読書室を利用すのを3週間位続けている、

金を掛けて混雑した処に行くよりずっといい時間を過ごす事が出来るが「盆休み」も此れでは若干寂しいか、と女房と話しているが、多分そんな物だろうな