梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

中国の挑発と選挙

2012-12-14 07:32:45 | 雑記
中国の尖閣列島に対する挑発が激化して来た様だ、「挑発」である事が分かっているならそれに乗るのは愚かな事だとは思うが気持ちとしては本当に腹が立つ、
なぜ此処に来てこうも過激になったのだろうか?一つは民主党の外交能力の低さと政治の混迷からだろうがきっかけは都知事の稚拙な思いつきが引き起こした結果である、
領土問題は関係国家間の状況が完全に融和しなければ解決できない事は少し考えれば解る事だ、
国の威信をかけて、国民の感情を担保する問題は武力に頼れば即戦争に結びつく、今回の領空侵犯も本来なら空自のスクランブルが当然の行為だ、
今回は空自では把握していなく海自の目撃から連絡が入ったと言うがもしかするとブレーキが掛かったのかもしれない、此処でスクランブル戦闘機が上がりそれで中国機が離脱すれば良いが対抗上無効でも戦闘機が上がれば一触即発の状況が発生する、
先進国同士の戦闘行為は恐らくそう簡単には起こるまい、局地戦で治まる事が補償されなければそのリスクはあまりに大きい事はどの国も解っている筈だ、
しかしそれをいい事に既成事実を積み上げると言う行為は中国では隣接国に対して繰り返している、日本が押せば押すだけ下がると判断したとしたらその恐れは無いとは言えないだろう、
しかし一方で世界の批判に晒される事は今後世界のリーダーを自負する中国政府に取っては決して得策ではあるまい、
どこまで出られるか啄いて様子と見ていると言う事だろうが今までにない激しさも石原元都知事が無意味に「藪をつついて蛇を出した」結果である、はっきり言って事後を考えない「無思慮」な行為であり彼が国政に着いた時を危惧せざるを得ない、
いまの対中国問題をどうするか?選挙でそれどころでない政府に取って「あと3日」なのかも知れないが未だ政権の座にあるのだ、
「政治権力」でなく「政治責任」を優先して対処して貰いたい物だが、基本的にはこの時期であろうと無かろうと対処能力は期待できないだろう、
次の政府はどこに任せるか?本当に難しい選挙になる