本県の置かれている状況は極めて厳しい。
高齢化率、少子化率は全国最速で進行、2010年ごろに30%、2030年には40%近い、日本一の超高齢県となる予定である。逆に労働力人口は減少し、経済活力の一層の減退が懸念される。
人口減にも歯止めがかからず、年間1万人以上の減少が続いている。秋田では生活が成り立たず、若者は生きるためにより活力のある大都市圏に移っているということである。
さらに、先日発表された土地の公示価格は他県以上にどんどんと下落している。このことは、国内における地域としての秋田県や秋田市の評価や価値が低下している、と言うことを示す。
こうした「下落県、下落社会」は今始まったことでない。県も企業誘致の努力等をしてきてはいたが殆ど実を結んでいない。最近はその様な努力も形としては見られず、県の予算の縮小、削減のことばかりである。
今までの発想の延長線ではダメだ。どんどん活力が低下していく。
今、世界同時不況の最中にあり外需には期待出来がたい。さりとて経済を停滞させたままでは日本は沈没する。日本は内需の向上が急務である。しかも経済状態が変わっても不変の分野で、永続性がなくてはならない。県民生活に絶対的に必要なもので、さらに今後さらに需要が拡大する分野であることが望まれる。
ザッと挙げるとエネルギー、食料、医療・福祉分野である。このうちエネルギーに関しては秋田に特徴的利点は見つからないが、後二者については秋田の利点を活かせるのではないだろうか。
食料については自給率全国第二であり、生産力はまだまだ増やせるのではないだろうか。政策的誘導があれば、産業としての再構築できる可能性は高い。
医療・福祉分野は先の「静養ホームたまゆら」火災によって明らかになった如く、都会地における、福祉分野はもう限界を迎えている。ならば、秋田で受け入れてはどうだろうか。勿論、寝たきり患者を秋田にと言うわけでなく、現役を退いた方々の第二の人生を「自然と人情味豊かで、空が広い秋田の地で・・」として一大キャンペーンを行って誘う。その様な方々が移り住んで来る事による経済効果は住宅、医療、福祉の分野、最期の葬儀関連費用までの間のことを考えても十二分である。当然、労働力も必要になって来るから雇用効果も大きい。しかも後30年近くは需要は続く。
明日は秋田県知事の告示日である。
秋田に活力を生み出せる候補者は誰なのか、を見極めて投票しよう。自立可能な地域を築いていくという気概が知事候補者には強く求められる。本県の再建、再生への熱い思いを力強く県民に訴えてほしいものである。
高齢化率、少子化率は全国最速で進行、2010年ごろに30%、2030年には40%近い、日本一の超高齢県となる予定である。逆に労働力人口は減少し、経済活力の一層の減退が懸念される。
人口減にも歯止めがかからず、年間1万人以上の減少が続いている。秋田では生活が成り立たず、若者は生きるためにより活力のある大都市圏に移っているということである。
さらに、先日発表された土地の公示価格は他県以上にどんどんと下落している。このことは、国内における地域としての秋田県や秋田市の評価や価値が低下している、と言うことを示す。
こうした「下落県、下落社会」は今始まったことでない。県も企業誘致の努力等をしてきてはいたが殆ど実を結んでいない。最近はその様な努力も形としては見られず、県の予算の縮小、削減のことばかりである。
今までの発想の延長線ではダメだ。どんどん活力が低下していく。
今、世界同時不況の最中にあり外需には期待出来がたい。さりとて経済を停滞させたままでは日本は沈没する。日本は内需の向上が急務である。しかも経済状態が変わっても不変の分野で、永続性がなくてはならない。県民生活に絶対的に必要なもので、さらに今後さらに需要が拡大する分野であることが望まれる。
ザッと挙げるとエネルギー、食料、医療・福祉分野である。このうちエネルギーに関しては秋田に特徴的利点は見つからないが、後二者については秋田の利点を活かせるのではないだろうか。
食料については自給率全国第二であり、生産力はまだまだ増やせるのではないだろうか。政策的誘導があれば、産業としての再構築できる可能性は高い。
医療・福祉分野は先の「静養ホームたまゆら」火災によって明らかになった如く、都会地における、福祉分野はもう限界を迎えている。ならば、秋田で受け入れてはどうだろうか。勿論、寝たきり患者を秋田にと言うわけでなく、現役を退いた方々の第二の人生を「自然と人情味豊かで、空が広い秋田の地で・・」として一大キャンペーンを行って誘う。その様な方々が移り住んで来る事による経済効果は住宅、医療、福祉の分野、最期の葬儀関連費用までの間のことを考えても十二分である。当然、労働力も必要になって来るから雇用効果も大きい。しかも後30年近くは需要は続く。
明日は秋田県知事の告示日である。
秋田に活力を生み出せる候補者は誰なのか、を見極めて投票しよう。自立可能な地域を築いていくという気概が知事候補者には強く求められる。本県の再建、再生への熱い思いを力強く県民に訴えてほしいものである。