福田の雑記帖

www.mfukuda.com 徒然日記の抜粋です。

こころと体2022(90) 睡眠(4) 早寝早起きに先人たちは何と言っているか

2022年11月21日 18時31分26秒 | こころと体
 早起きについてのことわざ、先人の言葉を集めた。私が知っているのは意外と少ない。早起きの意義を強調しているエッセイなどは数多いのだが。
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◉「早起きは三文の徳」(ことわざ)
◉「早寝早起き病知らず」(ことわざ)
◉「早起きは勤勉ということで人から信頼が得られる」(松下幸之助)
◉「早寝早起きは、人を健康、富裕、賢明にする」(ベンジャミン・フランクリン)
◉「朝の1時間は、昼の3時間に匹敵するというのは真実です。たとえ労働時間が同じでも、夜遅くまで残業したときと比べて、生産性は格段に向上します」(直江文忠)
◉「朝寝は時間の出費である。しかも、これほど高価な出費は他にない」(カーネギー)。
◉「早朝一時間を損すれば、終日これを追わねばならぬ」(西洋のことわざ)
◉・・・・・・・・・
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 早起きのメリットはいろいろ挙げられるが、
◉毎日が充実感であふれる
◉自分に自信がつく
◉やりたいことに時間が使える、・・・に尽きるだろう。

 早起きのコツもいろいろあるが、結論から言うと「早起きしてまでやりたいことがある」ということ。「やりたいことがある、見つける、作る・・・」のが先である。

 早起きは一定の習慣化するまでは強い克己心を要する。誰でも暖かい布団の中で眠りを貪っていたい、と考える。私もかつてはそうであった。特に、寒い時期には初代のネコといつも同衾していたが、今思っても極楽であった。

 私は受験の頃は典型的な夜型生活であったが、大学入学後は信条として「惰眠は人生の浪費」、と考えて早起きをしていた。そうはいってもせいぜいam5:00頃の起床であった。なにしろ大学の寮は400人も寮生がいて常に喧騒であったが、寮の夜明けは遅い。早起きでできた時間は主として読書に充てた。寮の煩い環境と本を読みたいという目的があったから習慣化できた。

 40歳代後半から病院業務が多忙になってきた。通常の時間設定では処理できなくなったことで次第に起床時間を前倒しにした。結果としてam1:00前後の起床となった。流石にこれが限界であった。この頃は目覚ましタイマーを複数ケ必要であった。約20年はこのパターンで生活を維持した。通常の生活パターンでは業務を消化できない等いう環境があったから習慣化できた。

 ところが、現役を引退して時間の大部分を自分自身のために用いることができるようになって、この早寝早起き習慣こそが自分に最も相応しい生活パターンであり、時間を最も有効に用いる方法であるということに気がついた。

 そもそも、私は常に「より安易な方向に流したい」、「ズルして楽したい」という気持ちがある。そういう私が現役引退後も早起きが継続できているのは、「早起きしてでもやりたいことがある」から継続出来ていると思う。

 「早起きしたいと思うほど、やりたいことが見つけらない」なら早起き生活は維持困難である。早起きが維持できないのは決して意志が弱いのではなく当たり前のことなのだ。
 早起きを継続して、人生を充実させたいと思うのであれば、やりたいことを見つける必要がある。

 私の生活は読書、音楽など充実している。余裕のある時間配分でやりたいことの大部分を味わうことが出来ている。現役引退後は目覚ましなど一切不要で、自発的に起き出すことができる。
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