福田の雑記帖

www.mfukuda.com 徒然日記の抜粋です。

老医のつぶやき2020(2) カタカナ語(3) 河野防衛相も疑問に思っている

2020年03月27日 07時46分51秒 | コラム、エッセイ
 今、日本語表現が「カタカナ化」される傾向が大い。私はとても残念なことだ、と思っている。

 最近のカタカナの氾濫は、異常である。
 日本語に興味を持ち、できるだけ標準的な日本語を大切にしたいと思っている立場からは残念である。私みたいな高齢者は日本語でもいじめられている。

 前々回、前回も挙げた。
老医のつぶやき2019(15) 最近意味がわからなくて辞書で調べたカタカナ語
老医のつぶやき2020(1) 最近、辞書で調べたカタカナ語(2)

 3回目として1月末から本日にかけて新聞を読みながら、以下の条件で単語を抽出した。

■意味が取れなかった単語、 
■日本語表記できるのに無駄に置き換えられている単語、
■何でここでカタカナ語が使われなくてはならないのか?と疑問に思った単語。

  一つ一つの意味は私は調べたが、省略する。
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○インスティテューショナルリサーチ
○コンテンツ
○プラグマティズム
○プラットフォーマー
○ダイバーシティ
○アフィリエイト
○シンギュラリティ
○サブスクリプション
○シェイクンベイビーシンドローム
○リテラシー
○ダークパワー
○ディスラプティブイノベーション
○インフォデミック
○オルタナティブデータ
○グローバルウーマンリーダーサミット
○アドボケート
○アウフヘーベン
○ロックアウト
○クラスター
○ワイズ・スペンディング
○ローヴィジョン
○ガーリーフォト
○オーバーシュ-ト
○ワンクッション
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 余談であるが、河野防衛相は3月24日、新型コロナウイルスの説明用語について政府がロックダウン、オーバーシュートなど片仮名を用いていることを疑問視した。

 政府、政治家などの発信は幅広い年齢層の国民に向けられるべきものである。特に危機管理上の言葉などには横文字は不敵。世界一の高齢化国でお年寄りも多い。選挙の際の投票者の大多数は高齢者である。高齢者に恩を忘れては礼を欠く。
 ぜひ考え直してもらいたい。
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