16日にマヒドン・ウォモウォ入試があり、妻の友達の子供が受験。
試験が終わると直ぐに妻へ電話が入り、数学が35問中3問しか解けなかったらしい。子供さんは、その場で号泣。
理科は得意だが数学が苦手だと聞いていたので、ビデオではなくリアルに先生が教える塾を薦めたが、コロナもあるからと授業の録画ビデオをネット経由で視聴する塾を選択された結果だ。
ウォモウォ志望だそうだが、科目毎に最低点の設定があるので、理科の点がどんなに良くても合格はむつかしいかも?
娘の高校受験では理科が塾任せで、授業の録画ビデオをネット経由で視聴する塾で勉強させたが、一通り終わった後に問題を解かせてチェックすると、好きな生物は解けても苦手な物理や化学はボロボロ。
「時間を掛けてビデオを見て何を勉強したのだ!」と塾のテキストを見れば、要点へはマーカーが入れてあり書き込みもしていたが、練習問題は授業で宿題された問題しか解いてなく、丁寧にまとめて書いてある公式も頭に入ってない。公式を覚えなくて、どうやって解くつもりだったやら?
大手の塾のコースは良くできており、それをしゃぶり尽くす様に利用して科学オリンピックへ入賞する生徒も居るが、娘の様に(特に苦手科目は)お気楽極楽に勉強してしまう子は多い様だ。
地方だとレベルの高い塾が限られるので、授業の録画ビデオをネットで配信する塾しか選択肢が無かったりするが、視聴するだけの一方通行な授業なので、本当に理解できているか、しっかり活用できているかを親が確認せず、子供へ任せっ放しだと酷い結果が待っている事もある。
息子の高校受験は全て息子と塾任せで大失敗。大学受験も直前の模試がボロボロでそこから慌てて一緒にやったが、もう手遅れの時間切れ。
娘の高校受験もビデオ塾の『お気楽受講』は時間の無駄だった。
塾へ問題は無く、受講のやり方へ問題があるのだが、それを子供一人の責任には出来ないだろう。
高校生になった娘の塾は、また当然の様にビデオ塾のネット視聴。
今度は単元毎に練習問題を全部解いており、答を見ても理解出来ない問題は私が参考書やネットの力を借りながらお手伝い。公式の暗記カードもお願いされている。
娘から問題を聞かされて意味が判らないとマズイので、日本から簡単な参考書を買って読んでいるが、卒業したのが低レベル校なので飛ばして勉強しなかったのか、それとも忘れてしまったのか、全く知らない事ばかり。w
背伸びして科学オリンピック対策の本も買ったが、何回読んでも寝付きの良い事。w
役立たずな駄目親父だが、邪魔をしない程度に一緒にやろうとしているのを理解してくれればと思っている。
今年の大学入試はロープヌン(ポートフォリオ)の合格発表が始まっており、娘のウォモウォからは医学部へ15人が合格。ロープソンでも10人近く増える筈。30名のクラスなので、8割程が医学部進学。
中学までお世話になったUP校からは7人合格と聞いている。こちらもロープサームの発表が済むと、医学部合格者は30人前後の筈。大部分が1組の生徒らしい。以前は50人以上合格した年もあったが、最近は減ってしまった。
私立D校は1人。昨年は医学部志望者7名(確か?)全員が合格したそうで、こちらもロープサームの発表まで済めば合格者が増えているだろう。
娘も一応医学部志望だが、毎日元気いっぱいに中弛みを楽しんでいる。
学校のオンライン授業中に別のアプリで友達と話しているのは知っていても、リアルな授業でも周りと話す事はあるからと黙認していたが、最近は授業が終わっても宿題だのグループの課題だのと友達とのおしゃべりアプリは起動したままで、勉強と全く関係ない事ばかり話しているのを見つけ、妻が注意しても聞かないので私の巨大な雷を投下。
休憩中に友達と話すのは自由だが、勉強中に友達と話す時は、私の許可が必要な事にした。
もう高校生だから、親が言わなくても自主的にやって欲しいが、小さい時から私と一緒に勉強していたからか、一人で静かに勉強するのは苦手らしい。
大学入試で「3問しか解けない」なんてならないと良いのだが…。