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数学の受験勉強に悩む

2018年06月29日 16時42分04秒 | タイで子育て
娘が中学に上がって困ったのが数学の塾。小学校の時にお世話になった数学塾は中学生向けのコースもあるのだが、医師がやられる塾はレベルが上がると共に間違えて教えるのが増え、指摘しても訂正されないのでレベル的に無理と判断。もう一つの数学オリンピックが目標の塾は、冊子で与えられた問題をドンドン解いて、解らなければ個別に質問する方法で学ぶのだが、娘が解けたと思って間違えた問題は採点するまで見つけられない訳で、娘を通して数回申し入れても採点されないし、解答済みの問題集は回収して渡してくれないので私のチェックも出来ない。これでは娘の学習が歯抜けになってしまい、一通りの出題パターンを網羅出来ないので止めさせた。

自分の子供や親戚の子供をバンコクの名門高校へ入れた人がやっている塾がウドンタニへあると聞いたので調べてみたが、噂では自分の子供はバンコクの塾へ行かせたそうで、その教材を使って教えるのかなと推測。授業料は1時間千バーツだそうで、一緒に受講して分割して払いましょうと娘の友達のお父さんにも誘われたのだが、教えながら怒ってしまう話も耳に入り止めた。

ウドンタニへは他にもリアルな先生が教える中学生向けの数学塾は多いのだが、私が知る限りでは難関校の受験に対応しておらず、後はバンコクの授業を録画再放映するビデオの塾しかない。
ビデオの塾はテキストの問題へ解答も記入してあるのだが、書いてあるのは答えだけで解き方はやはりビデオを見なければならない。またビデオを見ても理解できない時はメールで質問が可能な仕組みだが、待っても待っても回答を返さない塾もある。質問には翌日回答をルールにしている塾も有り、そういう所を使えば多人数制のリアルに講師が教える塾と変わらない効果が得られそう。
娘の場合は受験の直前対策へビデオの塾は使えそうだが、教科書レベルから受験レベルへ持って行く基礎固めをビデオの塾にすると、既に自宅で学習済みの中3までの数学をまた学び直すので、確実な効果を得られるまでに時間が掛かってどうしようもない気がする。

同様に困っている親御さんは多いらしく、「どうしよう?」と理数コースへ子供が合格した人が何人も電話して来られたが、ウドンタニだと塾任せに出来ないのが私の答え。

もう中学生なので自分で問題集へ取り組んでくれるのが理想だが、問題集の解答の多くは解答を導き出すまでの経過が不親切で、娘一人でやらせると意味を理解しないまま解答を書き写しただけになりそうで、次に同様の設問へ取り組んでも解答出来るレベルにはなりそうもない。
結局また私が教える事にしたのだが、タイの高校受験問題集を買い集め、日本の高校受験問題集も数冊買って見比べると、タイの難関校は高2くらいまでが出題範囲と言われており、日本の大学受験レベルの「数と式」らしき設問も有るが、日本の問題集で力が入っている「座標」の設問は少なく感じる。
8月からラジャバット大科学展の数学競技会を皮切りに数学のテストが始まるので、取り敢えず一通りサラッと勉強させようと に取り組んで、ようやく代数分野へ入った。
慣れない中学校での勉強と大量な宿題に疲れている様子で、自宅での学習中に眠くなったりして苦しんだが、1問ずつ取り組んで解けるまで前に進まない方法で1日5問をノルマにしてからは、心が折れないで頑張れるのか調子が良い。私の長々とした説明を含めて5問マスターするのに2時間弱。帰宅して入浴を済ませ、夕食までにほぼ終わっている。1日5問でも1ヶ月150問で、しかも公立進学高理数コース受験レベル。十分だろう。
高校の数学の学習は、私が全く自信が無いのでコンケン大の医学生に教えられて息子が通った塾へ入れた。3月から高校1年生と机を並べて勉強しており、2年間で高校3年分の学習が終わる予定。中2の終わりで高3範囲までの学習が終わる。

が終わって、次に何へ取り組ませるのかは、直前の今になっても答えが出ない。受験レベルの問題集は多いのだが、それらを分類して体系的に学べる問題集が見つからない。唯一見つけたのはサマーコムカニッタサー対策問題集で、3分冊に成っており約1800問。1日5問で1年間掛かるだろう。娘はそれをやると言うが、私は未だ答えが出ない。日本やタイの高校受験問題集と睨めっこをしては溜息の出る每日だ。

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