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子供の教育 2(私立小学校)

2012年06月21日 12時50分48秒 | タイで子育て
子供の教育 1(学校制度、公立の幼稚園と小学校)のつづき。
有名進学校への合格率が高い学校ほど人気があり、アヌバーン1(幼稚園年少組)で入学しないと、途中での編入は難しい。有力者の紹介や寄付が必要だったり、校長が面接する学校がある。
私の子供が転校した学校は、そんな有名校ではなく、華僑系の学校。毎日中国語の授業があり、漢字が勉強できて良いだろうと思って入れた。華僑系とはいえ、小学校へ通うのは3世4世だし、普通のタイ人の子供も多く通っているので、日本人の子供を入れても問題無いだろうと思っていたが、日本が嫌いと公言していた上級生が居たそうで、入って数日で数人から袋にされて帰ってきた。タイの喧嘩は1対多数が普通なのだ。担任へ連絡すると任せてくれと言われたが、転校して即転校かなと思った。翌日登校すると、昨日の首謀者が謝りに来たそうで、それからは日本人を理由に苛められる事が無かった。華僑系学校の雰囲気は活気があって私が通った日本の学校に似ており、私も息子も気に入ってたのが、4年生を目前にして中学受験が気になり始め、有名中学への進学率を調べたら、そこから毎年入るのは1人か2人。これは厳しいと思い、もう少し進学率が高い学校への転校を考えた。
街には人気がある私立学校がいくつかあるが、上へ書いた通り途中での編入は敷居が高い。まずは学校との繋がりを作ろうと思い、下の子供を1年早く年少組へ入れた。これは簡単に入れた。それから上の子供の成績を良くしようと思い、私が付きっきりで勉強。真中より少し下だった成績を、4年生1学期の終わりにクラスで上位まで引き上げた。転校先は有名中学への進学率が良く、校長の面接など無い少し親しみ易い学校。親しみ易いとは言え、我家の周りで編入を申し込みに行って、入学受付中と看板が出ているにも関わらず子供の成績表も見ずに受け付けの事務員に断わられた人が3人。受付の判断理由は分からないが、断わられた人も公立学校の先生で身なりも悪くなく、考えられるのは受付で使った言葉。有名中学への進学率が高い学校は、子供にタイ語の使用を求めており、イサーン語を使う父兄の子どもを受け付けないのではないだろうか?(読まれた方は、どう思われますか?)下の子が通っていても、少しビビリながら編入の申し込みへ行ったら、成績表も見てもらって編入可能と返事を貰った。
新しい学校は幼稚園から躾られているので、授業中に私語も少なく静か。親の期待を他所に、上の子は給食があるのを一番喜んでいた。
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