想いのままに…

日々の生活の中で感じたことを、想いのままに綴りたいと思います。

今、山梨です。

2015-11-24 22:14:33 | 日記
今、山梨の我が家でパソコンに向かっています。

今朝8時に京都を出発しました。
京都は雨の予報が出ていましたが、幸いなことに雨に遭うこともなく、
無事、山梨に帰ってきました。

京都東インターから高速に乗り、途中のパーキングで持参した朝食を済ませた後は、
2度の休憩で、12時半には諏訪まで帰って来ました。
早目に京都を出発したこともあって、
最寄りの長坂インターに早い時間に到着できそうでしたので、
少し気分を変えて、諏訪インター近くのファミリーレストランに入りました。

ゆっくりと昼食をし、再び高速に乗り、最寄りの長坂まで…。
スーパーで2~3日分のお買い物をした後、我が家に帰ってきたのです。

3週間弱の間に、我が家の周りの木々は、すっかり葉を落としていました。
寒気が入り込んで来るらしく、風が強くて、
葉を落とした木々が大きくしなるように揺れていました。

玄関までの、落ち葉をシャクシャクと踏む音に、
『ああ、我が家に帰ってきたわ。』と実感しました。

早く帰り着いたこともあって、大部分の荷物が片付き、
お洗濯も済ませることができました。
先ほど、お鍋を食べて、さらに『我が家』を実感…。

いつものことですが、京都を出てから我が家に着くまでに、
主人とはいろいろなお話をしました。
京都での生活を振り返ったり、アメリカンフットボールのこと、ラグビーのお話、
生き方について、16年前に山梨に引っ越した頃のこと、東日本大震災の時のこと…。

私達は、どんなことでも話し合い…、聞き合い…、お互いを理解してきました。
それは、お互いを支え合えることにつながりますし、
それが、今のしあわせにつながっていると思っています。

京都に比べると8~9度も寒い山梨です。
京都の住まいで聞こえた車の音に代わって、森の木々を揺らす風の音が聞こえます。
でも、静かだと感じるのは、それが違和感なく聞こえる自然の音だからかもしれません。

しあわせです。
ありがとう…。


 山梨に帰ってくる途中、養老のあたりで見た大きな雲です。
 周りは青空でしたが、ここにだけ、大きな雲があり、太陽を隠していました。
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敗退の後に

2015-11-23 21:48:34 | 日記
ここ数年、アメリカンフットボールの社会人日本一のチームに勝つことを
目標にしてきた今年の関学は、昨日で、その夢であり悲願を絶たれてしまいました。
関西学生アメリカンフットボールの最終節で、ここまで全勝同士の立命館との試合。
関学は、27対30で敗退しました。

ライスボウルに行かないうちに敗退…、
私にとって、これを受け止めるのに、時間がかかりました。
もちろん、何が起こるかわからないのが世の常です。
当然、前節が終わってから試合の前まで、大丈夫かしらと思ってはいたものの、
実際に負けてしまうことは、ここ数年ありませんでした。

素人なりの反省点を頭に巡らせながら、スタジアムを後にしました。

帰りの車の中での会話が、いつもよりも少なかったことは言うまでもありません。
主人にとっては、母校の敗退ですから…。

そんな時、「さあ、来年に向けて、頭を切り替えなければ…」との主人の言葉に、
「甲子園ボウルのチケットは、どなたかに差し上げるの?」と訊いてみました。
実はね…と話し始めた主人です。

この節の試合を前に、テレビで紹介されていた『おばちゃん』

主人は、このご婦人にチケットをお贈りしたいというのです。
「これも一つの社会貢献だしね。」と言っていました。
「いいわね。」と私は気持ちよく同意しました。

このご婦人とは…、
選手を応援したくて、立命館近くで食堂をしておられます。
もう長い間、試合の前には注文の品にサービスメニューを添えて
提供してこられました。

主人は、今日、甲子園ボウルチケットにお手紙を添えて、投函しました。
もちろん、匿名です。

手紙には…、

『関学が負けてしまい、今はとても落胆しています。
 でも、立命館の選手、応援してきた人たちは、ここ数年の間、
 こんな気持ちを味わってきておられたのですね。
 
 さて、ここに甲子園ボウルのチケットが2枚あります。
 関西代表の立命館を応援したいところですが、遠方なので
 今回は、テレビで応援することにします。
 せっかくの甲子園ボウルのチケットですので、一番見たいと
 思われる方に使っていただくのがよいかと思い、
 お送りさせていただきました。
 よろしければ使っていただけるでしょうか。』
 
と書いたそうです。

私は、関学ファイターズから多くのことを学ばせてもらい、
このチームを誇りに思って応援してきました。

そして今、改めて、主人を誇りに思います。


 試合前、円陣を組んで、選手の他、監督、コーチ、スタッフで、『Fight on』を歌いました。


 校歌『空の翼』のマスコット、ソラランも、応援に来ていました。
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なぜか、ホッと…

2015-11-21 21:49:14 | 日記
夕方7時を過ぎ、出先の帰りに、近所のコンビニに立ち寄りました。
明日のための糖質制限パンを買っておきたいと思ったからです。

12台ほどある駐車スペースには、障害者用のスペースを除けば、
中ほどに1台分、右端に2台分の空きスペースがありました。

薄暗い駐車場でしたが、空いている中ほどのスペースの両サイドの車に、
運転手さんが乗っておられるのがシルエットとなって見えていた主人は、
右から2番目の空きスペースに向かいました。

そこに車を入れようとしましたら、その車止めに腰かけている男性がありました。
ライトに照らされたので、気付いても良いはずのその男性は、
その場に座ったまま、動こうとされません。
男性の手には、タブレットパソコンが…。

結局、車寄せより少し手前に車を止めることにしました。

決して大きくないコンビニですが、こんな時間に(我が家の車も入れると)
10台の車が止まっているということは、店内にお客さんが多いということ…?
さすがにコンビニだわ。

そんなことを思いながら、店内に入るまでに止めてある車を見ますと、
どの車の運転席にもスマホの明かりが…。
店内でお買い物中のお連れさんを待つ間に…?と思いましたら、
店内にはお客さんは二人だけ…。
…ということは、皆さんコンビニの駐車場でスマホに夢中ということです。

パンを買って車に戻ると、同じく10台の車が止まっていて、
あの男性も車止めに座ったままで、やはりタブレット画面に夢中でした。

何と言うことでしょう。
まるで別世界に来たようだわ…。

我が家の車に乗り込んだ時、なぜかホッと溜息をついたのでした。
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残りわずかです。

2015-11-20 21:50:40 | 日記
京都での生活は、この3連休を残すのみとなりました。
連休明けには、山梨に向けて出発します。

こちらでは、昨年と同じ場所で2年目ですので、暮らしに困ることはありませんでした。
京都特有の狭い道も、どの道を通れば通過しやすいかが分かっていますし、
どこに行けばどんなお店があり、何を売っているかもわかっています。
住まいにも、すぐに馴染むことができましたので、とても楽でした。

全国的に、今年は一日の寒暖の差が少なく、
紅葉がきれいに色付いていないところが多いようです。
京都の紅葉も、その例外ではないようですが、
それでも明日からの3連休の人では多いことでしょう。
お仕事の時間調整がしやすい我が家では、ありがたいことに、
その紅葉も、平日にゆっくりと見て回ることができました。

今日は、残りの日にちを考え、冷蔵庫の中をチェックして、
食材の買い足しに行ってきました。
スーパーは、お散歩のコースを少し外れた場所ですので、
まずは、お散歩コースを歩きます。
お散歩コースの半分を過ぎたところで、道を少し外れてスーパーに向かいます。
買い足したい5~6品を買い、それを持って、お散歩の続きです。
荷物は、私が持って歩くのはたいへんだろうと、主人が持ってくれました。
気遣ってくれて、ありがとう。

我が家に帰って、それらの物を冷蔵庫に入れながら、
『これを食べきる頃には、京都を発つんだわ。」と、
その日がずいぶん近づいたことを実感しました。

それでも、来月にはもう一度、関西に来ることになっています。
それが終わると、年末、年越し、そして、沖縄へ…。
それまでに、年賀状を書いておくことになります。

一年は、あっという間に過ぎて行くような気がしますが、
振り返ってみますと、今年もいろいろな場所で暮らし、
いろいろな経験をすることができました。

いい時間、いい一日、いい年を積み重ねられていることを嬉しく思い、
感謝しています。


 お散歩コースに道沿いで、銀木犀が咲いていました。

 金木犀は9月下旬から10月にかけて咲きますが、銀木犀は一年に何度か咲きます。
 強い香りの金木犀に比べて、銀木犀はあまり香りません。
 私は、銀木犀が好きです。
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寂光院へ

2015-11-19 22:57:44 | 日記
昨日、「明日、ちょっと出掛けるからね。」と主人が言いました。
「わかったわ。」と言った私です。

そんな主人の突然の言葉に、「どこへ?」と言うことが滅多にない私です。
そして、昨日もそうでした。
「どこへ?」と言わないのは、主人が出掛けたい時や場所は、
主人が決めるのがいいと思っているからです。
お仕事の段取りなどもありますし、私の体調を考えてということもあります。

そんな今日、主人が選んだ場所は、京都大原です。
三千院の紅葉よりも…と、寂光院(寺名は玉泉寺)に行くことにしました。
朝7時に出掛けたのは、渋滞に巻き込まれないように…ということからです。
天気予報では、今日は晴れるということでしたが、
大原に着いた頃は、わずかに霧雨が降っていました。

拝観時間が9時からということでしたので、
里山の景色を見ながら朝食を済ませた後、近くの駐車場に車を止めました。
寂光院まで700mと書いてある道しるべを見て、坂道をゆっくりと上って行きました。
傘がなくても大丈夫なほどの霧雨でしたが、主人が傘をさしかけてくれて、
相合傘…という、ちょっと素敵な気分でした。


 参道の途中です。


 入り口から見上げてみました。


 本堂正面です。


 本堂が、紅葉に映えています。

苔が、目に眩しいほどの緑色なのは、霧雨のお蔭もあるのでしょう。
落ち葉さえも、その中に生き生きと輝いていました。





今では開かれているこのあたりも、建礼門院が半生を生きた頃には、
とても深い山の中だったことでしょう。
聖徳太子が、父・用明天皇の菩提を弔うために建立した玉泉寺は尼寺です。
建礼門院は、壇ノ浦で滅亡した平家一門と安徳天皇の菩提を弔うために、
出家し、ここに入寺。
終生をこのお寺で過ごしたことは有名です。
それ以来、御閑居御所、または高倉大原宮とも称されています。





帰りは、北に向かって峠を越え、琵琶湖の西岸を大津まで降りてきました。
平日で、しかも霧雨の今日は、寂光院の観光客も少なかったので、
とてもゆっくりと回ることができましたが、
大津に着いたのが11時半です。
朝7時からの4時間半は、夢のような時間でした。

先日の、世界文化遺産の醍醐寺に次いで、今日の寂光院。
京都で暮らしているからこその、素敵な時間の過ごし方ができました。
企画してくれた主人に感謝です。
本当にありがとう。
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