せめて今のままで…

基本的には週に２度、月曜日と金曜日に行くことにしているのが
食材などのお買い物です。

ところが今日は木曜日でしたが、行くことにしました。
明日はほぼ１日中、雨が降る予報が出ていたからです。

いつも、主人と私がお買い物メモを持って、
手分けをしてお買い物をしています。
主人は、牛乳やヨーグルト、卵、お豆腐の他、
メインとなるお肉やお魚類を買ってくれます。
一方、私はお野菜や調味料、日用雑貨などを担当します。

今日もいつものようにメモを持ってのお買い物だったのですが、
今日の私は、担当が違うお魚売り場の通路を通りました。
いつもの通路にお客さんがおられたから、ぐるっと回ったのです。

目に入ったのは、きれいな鯖です。
『久しぶりにお会いしますね。』と言いたくなるような鯖でした。

最近の我が家の食卓には、鯖が上がることはありません。
私が鯖を食べて気分が悪くなったことがあってからは、
お魚購入担当大臣の主人が買うことがなくなりました。

鯖に限らず、我が家で食べるお魚の種類が減ってきています。
お魚に関しては、柑橘類を餌にしている養殖魚は買わなくなりました。
フルーツ魚と言われていて、養殖魚の臭みを消すために、
餌にミカンやユズ、スダチ、カボス、レモンなどを混ぜて育てるそうです。
また、オリーブやハーブを用いた養殖魚もあるらしく、
私には、柑橘類だけではなく、ハーブも合いません。
それらを餌にしたブリやカンパチ、ハマチなどの養殖魚も売られています。

他にも、私は鶏肉や大根も食べませんから、
私が食べないものでも、主人だけでも食べてほしいと思うのです。
でも主人は、「二人で一緒に食べられるものを僕も食べる。」と言います。

今日のお買い物からの帰り、そんな話を主人としていましたら、
「せめて今のままで、これ以上少なくならない方がいいね。」と
主人が言いました。

私も、これ以上減らないことを願っています。
あなた、ごめんなさいね。


　このあたりでも田植えの準備が始まりました。