ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

「死ななくてもよかった人たち」の数が表示される「トランプ死の時計」

2020年05月15日 | 日本とわたし
5月13日に、アメリカの死者数は8万5000人に達した時、死の時計は推計5万700人以上の命が救えたことを伝えました。

死の時計は、「トランプ大統領と彼のチームが新型コロナウイルス軽視したために、犠牲になった人たちの命をカウントする」として作られたものです。
部分引用:
■大統領は警鐘を無視し続けた
「トランプ死の時計の目的は、死者の数そのものに物語ってもらうことです」
「この数字は、パンデミックの1分1秒ごとに、トランプ大統領に説明責任を要求します」

■失われなくてもよかった命が伝えるもの
「失われなくてもよかった命は、危機下で責任のあるリーダーシップを求めるよう、私たちに要求しています」
「戦争の犠牲を伝えるため亡くなった兵士の名前が記念碑に刻まれるように、大統領の新型コロナウイルス対策遅れで失った命を数で表すことは、必要不可欠な公共の機能なのです」
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うわぁ〜⁉️黒川氏が検事長だというのは安倍内閣が勝手に決めただけ⁉️法的根拠も議事録も無い⁉️だから検察庁法改正案の強行採決💢

2020年05月15日 | 日本とわたし
↑イラストは、漫画家ぼうごなすこさん@nasukoBのツイートからお借りしました。

もう寝なきゃなんない。
けど、寝てる間にまたまた強行採決されちゃうかもしんない。
もうこれで何回目だよまったく。
何にもしないでただ寝るのは悔しいから、ついさっきツイートしたのを二つ載っけて寝る。

眠くなるかどうか自信ないけど、とりあえず寝ます。
おやすみなさい。
強行採決がどんでん返しでできなくなりますように!
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米国「アメリカが失った6週間 新型ウイルス対策はなぜ遅れた?」事情(BBCニュース

2020年05月15日 | 米国○○事情
アメリカの新型ウイルス対策の、特に初動の段階での遅れについて、よくまとめられていると思います。

以下書き起こし:
ロックダウンの終わらせ方を世界が模索している今、そもそもに立ち返るのが大事です。
トランプ米大統領は確かに、ウイルスを水際で食い止めようとしました。

トランプ大統領:
いかに深刻な事態か知ったのは、中国からの入国を禁止する直前だった。

けれども、その入国禁止措置には穴がいくつかあり、もうひとつのホットスポット、欧州からの入国を禁止するまでに6週間かかりました。

トランプ大統領:
ある日いきなり消えるよ。奇跡のように消えて無くなる。

この間、ウイルスがほぼ気づかれずに、米国内で拡散していました。
なぜ拡散阻止にもっと力を入れなかったのか。
まずは情勢を大局から眺めてみましょう。
感染拡大の抑制には、何よりロックダウンが手段として選ばれました。
中国は武漢を、そして湖北省全域を封鎖しました。
続いてイタリアが、北部を皮切りにやがて全国を封鎖しました。
各国の対応を比較する際、最初の感染者や最初の死者の確認を起点にする方法もあります。
ただし、各国の人口の規模を考慮するためには、その国の人口100万人あたり1人が、COVID-19で死亡した日付が大事です。
「100万人中1人死亡」が起きた時点は、国によって異なります。
その日を起点とすることで、各国の対応の速度を比較できます。

イタリアの経験を教訓に、ドイツ、フランス、イギリスは、数日中にロックダウンしました。
イタリアは、「100万人中1人死亡」から全国封鎖まで、6日かかりました。
けれども米国はまだ、全国封鎖を宣言していません。
「100万人中1人死亡」から45日以上経った時点でも。

ドクター・ファウチ:
この国で何が起きているかを見れば、なぜそうしないのか理解できないし、(ロックダウン)すべきです。

アメリカの対応はなぜ遅れたのか?
結局はほとんどの州が自宅待機命令を出しました。
米国の総人口(2019年時点で3億2820人)の92%が対象になりました。
けれどもこの表が示すように、反応の速さは州によって大きく異なりました。
それはこのあと詳しくみますが、対応が州ごとによって異なるのは、各地の事情に沿った理由があります。
米国は大きい国で、ウイルスの打撃は州によってかなり違いました。
加えて米国は、権限が諸外国ほど中央政府に集中していません。
なので、全国一斉ロックダウンの実施は、容易いことではありません。
けれども、米国がウイルス対策で先手を打つ機会をなぜ失ったのか。
その主な理由は、感染拡大の実態がいかにひどいか、情報が不足していたからです。
さて、どれほど不足していたのでしょうか。
1月20日に韓国が、21日に米国が、それぞれ第一番目の感染者を確認しました。

トランプ大統領:
完全に制御できている。中国から来たたった1人だ。
コントロールできている。まったく…大丈夫だ。

🇺🇸疾病対策センター(CDC)は4日後に検査キットを開発し、食品医薬品局(FDA)の承認を申請していました。
🇰🇷すでに、簡易検査キットを各地の検査機関に送っていました。

🇺🇸その12日後に、CDCはついに検査を各地に送付。
🇰🇷すでに結果がすぐに出る検査を実用化していました。

トランプ大統領:
理論上では、どうやら4月になって暖かくなれば、奇跡のように消えるらしい。
本当だといいな。

🇺🇸2日後に、CDCは、自分たちの検査に欠陥があると認めました。
各地の検査機関は、結果をCDC本部に戻すことになりました。

トランプ大統領:
感染者が15人で、それが数日でゼロに近くなるなら、なかなかの成果だと思うよ。

🇺🇸2月末の時点で、全国の100位上の公立検査期間の内、CDC検査を使えていたのは、わずか3カ所でした。

トランプ大統領:
もう検査は届いている。検査は美しい。
必要な人は誰でも検査が受けられる。

🇺🇸3月初め、最初の感染確認から6週間後、米国で検査を受けた人数は3000人でした。
住民10万人中1人です。
🇰🇷これに対して韓国では、10万人中342人です。

トランプ大統領:
「見えない敵」と呼んでいる。
呼び方は色々だが、いずれにしろ気づかないうちに忍び寄ってきたんだ。

🇺🇸3月半ばには検査を受けた住民は10万人中31人に。
🇰🇷同じ時期、検査を受けた住民は10万人中558人に。

米国は4月15日に、検査実施率で韓国を追い抜きましたが、こうした初期の検査の遅れと大統領のメッセージが合わさり、米国の対応に深刻な影響を与えました。
検査による良質なデータが無いまま(2月1日の米人口の検査率 0.000000%、3月1日米人口の検査率 0.0000121%)、各州は実質、実態が分からないまま、2月初めから3月初めまでは手探りを続けていました。

アメリカ市民(3月19日):
自分がコロナにかかるんならそれはそれで、だからって楽しむのをやめませんから。

日々の暮らしがほとんど変わらず続くのをよそに、ウイルスは米国内に広まりました。

トランプ大統領(2月10日):
状態はいい。
4月には消えて無くなると言われている。
(2月25日)
大勢が回復している。
(2月26日)
増えていない、減っている。
インフル注射みたいなものがそこそこすぐにできる。
(2月27日)
インフルになれば回復するわけだ。
(2月28日)
毎年平均3万5000人がインフルで死ぬ。
(3月2日)
それだけ人が死ぬんだから、インフル対策を強化すべきかな。

新型ウイルスの脅威はさほど深刻では無いと、しきりに繰り返したトランプ大統領は、3月13日に国家非常事態を宣言しました。

トランプ大統領:
全州には直ちに緊急対応センターの立ち上げを呼びかけます。

ホワイトハウスはその3日後(3月16日)、社会的距離ガイドラインを発表。
3月22日には、ニューヨーク州が、COVID-19で100人が死亡した、と発表しました。

状況悪化に各州はどう対応したのか?

「100万人中1人死亡」という基準をまた起点にして、人口が異なる各州を比べてみます。
感染の震央になったニューヨークは、4日後(3月20日)にロックダウンしました。
隣の州の状況を見たニュージャージーは、2日後(3月18日)にロックダウンしました。
マルディグラのお祭りでホットスポットになったルイジアナは、6日後(3月22日)にロックダウンしました。
一方で、こちらの各州(カリフォルニアとイリノイとオハイオ)は素早く対応し、100万人中1人死亡という厳しい一線を超える前に、制限を開始しました。

トランプ大統領(3月24日):
影響がまったく無い、あるいはほとんど無い地域もあるのに、どうして国の100%を閉じたりするんだ?

けれども、南部各州もCOVID-19で死者は出ていました。
それでも週全体に行動制限を命令するまで、かなり時間がかかりました。
ジョージアとサウスカロライナでは、住民に自宅待機を命じるまでに、丸2週間もかかりました。
知事が民主党の州では、100万人中1人の死者が出ると、2.5日以内にロックダウンを命じましたが、
共和党所属の知事たちの判断は、1週間以上後になりました。

このパンデミックに完璧な対応ができた国はありません。
ただし、死者数を低く抑えることに成功した国もあります。

対照的にアメリカでは、5月11日の死者の総数は7万5000人。
これはヴェトナム、イラク、アフガニスタンの戦争で戦死したアメリカ人の総計(6万5096人)より多い人が、COVID-19で死亡しています。(5月11日現在)

パンデミック初期の当時、アメリカは感染拡大を抑え込み、もっと多くの命を救うためのいくつもの機会を逃しました。
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#検察庁法改正の強行採決に反対します #こんな奴らに強行採決されるのはもうまっぴらごめんだ!

2020年05月14日 | 日本とわたし
自民党内閣委員の平井卓也・前科学技術担当相。

いやもう、ええ加減にせんとひっかくぞ!ですよ、ほんと。

検察官の定年延長を可能にする検察庁法改正案をめぐる13日の衆院内閣委員会で、
委員の平井卓也・前科学技術担当相(自民)が、野党議員と担当大臣の質疑中に、自身で持ち込んだタブレット端末で、動物の動画を約5分見た。

委員会は午前9時から始まり、平井氏は同9分から約5分間、巨大なワニが歩いたり、大蛇にかみつかれたりする動画を見た
音声は出ていなかった。
閲覧したのは、今井雅人氏(無所属)と武田良太行政改革担当相が激しく質疑を交わしていた最中で、
平井氏はその後、目をつむった状態の姿勢を長く続け、委員会が続いていた午前10時20分に途中退室した。

ワニと大蛇の残酷動画観て、居眠りして、途中退室。
検察官の定年延長を可能にする(これは安倍政権、特に安倍晋三が逮捕から逃れるためにどうしても実現しなければならない)検察庁法改正案をめぐる衆院内閣委員会でのことです。
真剣も真剣、とんでもないことが強行に採決されるかもしれないということで、弁護士や検察官も次々と反対の声明を出し、市民も必死で阻止しようとしている真っ最中の委員会でこの態度?!
いやあ、どの自民党議員もそうだとは言うつもりはありません。
でも、いくらなんでも不真面目、無責任過ぎやしませんか?

総裁がコレなんだからさもありなん、なんですが…。
安倍総理大臣の過去の国会での野次現場。




もう本当にうんざりです。
国会がここまで劣悪で下品で情弱になったのは、この男の存在が大きく影響しているのです。
これを機に、検察の方々に再度お願いします。
1日も早く実現させてください。
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お楽しみ箱と一律給付金と酸性雨と

2020年05月14日 | ひとりごと
いつもなら1週間ぐらいで到着する日本からの小包が、今回は1ヶ月かかった。
けれども無事に、傷も無く、きれいな箱のまま来てくれた。
毎年誕生日が近づくと、大阪在住の弟が、普段から録画してくれたビデオや映画のDVDや、お役立ちグッズや鞄やお菓子や本などをいろいろ見繕って贈ってくれる「お楽しみ箱」。
今年は新型コロナで大混乱だから、送らなくていいからねと言っておいたのに、やっぱり贈ってきてくれた。
断っておいてこんなことを言うのは何だけど、めちゃくちゃ嬉しかったよ〜ありがとう!

今年の2月の末に、長男くんの結婚式のために東京に行った時、弟たちと合流してアメ横をブラブラ歩いた。
その時に布製のバックパックが目に入り、買うか買わないか数分ほどグズグズ迷った。
すぐ横に弟が立っているのに気づいて、しまった…こんなところを見せたらきっと、お楽しみ箱にって思うだろうにと後悔した。
やっぱりだった…。
散財させてしまった…。
空と海のおやつまで?!
お守りを早速バックパックにつけた。


文春は赤木俊夫さんの遺書の全文が掲載された号で、弟が本屋に駆け込んで買っておいてくれた。
配達が遅れたので、もう一冊おまけが入っていた。
アベノマスクも入っていたので試しにつけてみた。
こんなのをつけて町を歩いたら多分、いい加減な物をつけてる無責任な奴だと睨まれると思う。
ビニールの極薄手袋と除菌ウェットテッシュは、そろそろ無くなりかけてたので超助かった。

毎年毎年ありがとう!
夜勤続きの激務の中、あれこれ思いながら買い物して、箱詰めして郵便局行って、いっぱいお金を使わせてしまった。
ごめん。
でもありがとう!

さて、今日はもう一つ、嬉しいものが届いた。
政府からの給付金が口座に振り込まれていた。
うちへの振り込みが遅れたのは、夫が振込先の口座を伝えてなかったからだったらしい。
4月中旬に届くはずだったのでこれまでかなり切羽詰まってきてたけど、二人合わせて約26万円の給付金はかなりありがたい。
夫の方も、新型コロナ渦のための失業保険(けっこういろんな種類があるようだ)の申請に毎日励んでいて、先日ちょっとまとまったお金(これは失業保険とは別口)が送られてきた。
3月から丸々2ヶ月半、夫の収入無しでやりくりできているのがちょっと信じられない。
外出は散歩と食品の買い出し以外全くしないけど、食費をさほど切り詰めているわけでもないし、最近続いている極寒(0℃近くまで下がる)の日に、暖房をケチっているわけでもない。
貯金を切り崩しているわけでもない。
一時期、何がっていうのでもなく、けれども不安がブワーッとこみ上げてきたり、いきなり無性に腹が立ったりしたこともあったけど、今はこの新しい毎日が平常になりつつある。
手洗いやうがいの回数がものすごく増えた。
でも、家族以外の人に近づけなくなった。
握手も軽いハグも、冗談を言い合って肩を叩くこともできなくなった。
みんなそのことを一番寂しがっているけど、そういう慣習が今回の感染を広げたことを知っているから我慢している。

先週の土曜日のお天気は無茶苦茶だった。
なんだって急にやってくる。
曇ったり晴れたりびゅうびゅう風が吹いたり、雨が降ったり雷が鳴ったり、そしていきなり雪が降った。
それも晴れているのに。
そして次の日、畑の野菜が大変なことになっていた。
かなり強い酸性雨が降ったのかもしれない。

すごく元気だったトマト。

ナスビも葉っぱが枯れかけている。

だけど不思議なことに、薄い葉っぱものの芽には被害が出ていなかった。

なんでだろう?

おまけ・夫が近所の散歩中に撮ってきてくれた写真。




天気が変なので(今もヒーター無しでは暮らせない)、もう5月の半ばという気がしない。
暑いのが苦手なんだけど、いつまでも寒いのもなあ…。
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「特例」などと誤魔化して、検察官人事に介入しようとしている安倍内閣。いくら自分が逮捕されたくないからって…😭

2020年05月12日 | 日本とわたし
日本時間の明日、国会で、自民公明与党と維新がグルになって、検察庁方改正案を通そうとしていますね。
新型コロナウイルス対応が考えられないほど遅くて「ナメクジ」に例えられたほどなのに、この”不要不急”の「検察庁法改正案」を、どうしてこんなにも急いで成立させようとしているのでしょうか。


2020年1月
黒川弘務・東京高検検事長の2月7日の定年(勤務)延長(6ヶ月)が、閣議決定で決まった。
この定年延長は“官邸の守護神”の異名を取る黒川氏を、検察トップの検事総長にするための奇策と見られている。
この「超法規的措置」を「合法的」だったと後付けで正当化するために、
👇👇👇
●検察官の定年を63歳から65歳に引き上げる。 
●検事長、検事正などの幹部は63歳で役職を降り、平の検事に戻るが、内閣が必要と認めた場合、役職を続けることができる。
という改正(改悪)案を出してきた。

この「役職の延長」がくせもので、内閣の判断で決まる。
ということは、内閣に都合のよい人物を、検察幹部として残すことができることになる。

怪しい怪しい怪しい。
この法案はめちゃくちゃ臭います。
10日の土曜日、ツイッター内で、「#検察庁法改正案に抗議します」というハッシュタグをつけたツイートがどんどん拡散されました。
中には普段は政治のことを語らない著名人のツイートもたくさんありました。
もちろんわたしもツイートしたのですが、その数なんと500万超え。
グローバルサイトでは600万ツイートという集計が出ていました。
多分慌てた安倍政権からのお達しが出たのでしょう、大勢のバイトによる邪魔があったり、ネトウヨ著名人による粘着質な嫌がらせがあったりして、数字が上がったり下がったりしましたが、随分と盛り上がったのでした。


書き起こし(動画の文字起こしはemilhttps://twitter.com/emil418さんです):
元々はこういう法案だったんですね。
検察庁法の22条に、2項を新たに加える、というだけのものだったんですけれども、
今回、黒川さんという、安倍首相に近いとされる検事長の定年延長を、解釈変更によって認めるという無茶苦茶な事をしたがために、
その無茶な法解釈の変更に合わせるために、ダァーッとこんなに長い法案に変わったわけです。
今年の1月17日以降のことです。
ここまで変わった。
しかもその中で、今後、63歳を超えた検事長、警察の上層部ですね、こういう人たちが引き続き検事長に留まる、役職ポストに留まるための仕組みを入れた
しかもその際に、「内閣の定める場合に限る」と。
「内閣の定めるところによって」ポストの延長を認めていくと。
こういう仕組みに変えると。
ですから、今まで違法な解釈変更でやったと指摘されているとんでもないやり方を合法化する
違法を上塗りするというか、まさに開き直りのような法改正案を出してきている。
総理であれ、安倍内閣の閣僚であれ、自分たちを捜査し、刑事責任を問う、起訴されるかもしれない、その検察を、自分たちで首をすげ替えることができる。
都合のいい人を引き続き仕事をさせることができる
こうなると、法の支配じゃなくなってしまいます。
人の支配だということになってしまう。
それを、法律変えてまでやろうとしている、ということが、明らかになっている状況だと思います。
その点を質疑でただしましたけれども、「問題ないんだ」というような安倍首相の態度、そして答弁でした。
一番酷かったのは、安倍総理が、この法案、金曜日に閣議決定して国会に出したにもかかわらず、「まだ出してなかったっけ?」みたいなことを言ったりした。
もう何かちょっと異常な、まあ前から異常ですけども、かなり異常な状況が続いている国会です。
引き続きこの問題、徹底究明していく必要があると思っていますので、是非、国会の内外で力を合わせましょう。

書き起こし(動画の文字起こしはまたまたemilhttps://twitter.com/emil418さんです):
63歳以上は、検事長や検事正、要職には就けない。
こういう条文案だったわけですが、ところが、5項ですね、
「内閣の定める事由があると認める時にはそのポストに留まれる」
さらに6項。
「内閣の定めるところにより、再延長や再々延長も可能」だとされています。
これでは、「検事長などの人事は官邸が握るのだ」と公言しているようなものです。
こういう法案を出すという事自体が、こういう仕組みをつくっていくという事自体が、疑惑隠しだと疑念を持たれかねない。

安倍首相の答弁は省略します。

だったらやめた方がいいという声も今ありました。
今はそういう仕組みに一応なってないわけですよ。
検察が上げてきた人事を閣議決定で決める。
こういう仕組みにはなっていますが、この法案は露骨に、「内閣の定めるところにより、検事長を、引き続きその仕事をさせるかどうか、こういう法案になっているわけですよ。
これで本当に良いとお考えですか?

もう一つ、短いものを。


黒川氏が「安倍政権の守護神」と呼ばれるわけは…。
実はもっと前に遡るとまだまだ出てくるのですが、

「森友疑獄」「加計疑獄」「桜を見る会疑獄」、そして多分「アベノマスク疑獄」。
その全てに関わっている、中心人物とも言える安倍総理にとって、守護神とも言われている黒川氏を、なんとしても検察庁の最高の地位に置いておきたい。
それがうまくいったらきっと、次の検事総長だって似たような者を置こうとするはずです。
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母の日

2020年05月11日 | ひとりごと
母になってから34回目の母の日。
頭の上に「まうみ37さい」とデカデカと書かれた似顔絵、カーネーションの図柄入りの「おかあさんありがとう」手紙、肩たたき券、部屋の掃除一回だけ券、なべ敷き…。
それがいつの間にか花束になったりギフトカードになったりすっかり忘れられてたり…。

今年は新型コロナウイルスのせいで、会うこともできなかった次男くんは、朝から「ありがとう」の電話をかけてきてくれた。
一緒に住んでる長男くんは、中東料理をウーバーイーツでご馳走してくれた。

どちらも無事で、仕事と趣味と兼業に励める元気があって、親のわたしたちがなんの心配もせずにいられる孝行息子。
本当にありがたいし、恵まれていると思う。
だから彼らが何よりの贈り物だ。

母の日は絶対に何もしない。
掃除も洗濯も炊事もしない。
そう決めて一日中ダラダラした。
ほんの5年ぐらい前まではこれができなかった。
休みの日でないとできない事は、どんなに休みたくてもやっておくべきだと思ってた。
夫は、どんなに差し迫った事であっても、休みの日でしかできないっぽい事であっても、週末は休むと決めている。
だから何度も何度も喧嘩した。
怒っているのはいつもわたしで、夫は呆れていた。
数回プチ家出をしたこともあるけど、夫は絶対にその態度を変えようとしなかった。
それでじわじわとわたしの方から歩み寄って、週末に用事を済ませるにしても、それはわたしがそうしたいからであって、誰の手伝いも期待しない、と思うようにした。
そしたらなんとなく夫が見ている景色が見えてきて、ふーん、こういうことかと思えるようになった。
その長い長い28年間の気持ちの色変わりについては言葉でうまく説明できないけど、
どうしても対処しなくてはならないような問題以外なら、別にそれが数週間、数ヶ月、数年延びてしまっても、まあいいか、と思うようになった。

そんなだから母の日は特に、何にもしないでダラダラすべき日なのである。
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#検察庁法改正案に抗議します #検察庁法改正案に賛成した議員は次の選挙で落とします

2020年05月10日 | 日本とわたし
森友・加計・桜を見る会・カジノ汚職・選挙違反…これらの疑獄の当事者安倍内閣が、検察の捜査や訴追をストップしようとしてる!止めるぞ!

けれども今、SOCIAL DISTANCE(社会的距離)を取らないといけない、ウイルス感染問題の真っ只中に置かれているわたしたちは、抗議のデモを行うことは難しくなりました。
でも、抗議はいろんな方法でできます。
映画評論家の町野智浩さんが挙げてくださった、アメリカ市民の抗議行動の例は?

そうなんです、議員に電話したりメールしたりファックスしたりして、文句を直接伝えるんです。
生半可な返事を続ける議員は代表者の家に呼び出します。
もちろん、常に、「そんな態度を取り続けるなら次の選挙は無いものと思え」、という言葉を常に添えて。

今回は、いや今回も、この悪法を通そうとしているのは自民党、公明党、そして維新の議員です。
地元に該当する議員がいますか?
連絡先はすぐにわかると思います。
この抗議行動は、一番効きます。
だって、安倍内閣の保身を叶えるために自分の議員資格を失ってもいい、などと考える議員などいないからです。





部分引用:
検察庁法で定められた検察官の定年は、検事総長が65歳で、それ以外の検察官は63歳。
このため黒川氏は、63歳になる2月8日までに退官し、63歳の誕生日が7月30日の林氏が、後任の検事総長に就任するとみられていた。



ところが政府は、誕生日の直前に、黒川氏の定年をことし8月まで延長することを閣議決定
この定年延長で、黒川氏が検事総長に就任する道が開けた。

政治家との調整役を担う法務省の官房長や、事務次官を長年務め、「官邸に近い」と見られていた黒川氏の定年延長について、
検察関係者の間では、「官邸の意向で黒川氏を検事総長にするための措置ではないか」という見方が広がった。

1人の公務員の定年延長が、なぜここまで議論を呼ぶのか。
背景には、検察庁の職務や、組織の特殊性がある。

検察は、捜査や公判を通じて、権力の不正をチェックする役割を担っているため、政治からの「独立性」や「中立性」が求められる。

厳格に守られてきた「定年制」こそが、検察の独立性を守る防波堤だった。

民主国家が健全に運営されていくためには、絶大な権力を持つ検察が、『政治から独立している』と、国民から信頼される必要がある。
信頼がなければ、正しい判断で不起訴にしても、世間から『政治にそんたくした』と誤解され、正しい捜査をしても、政権のためにやったと思われてしまう。
国民の信頼を失うことは、検察の組織運営を揺るがす障害になる。

いつもとても分かりやすく描いてくれる漫画家なすこさんの4コマまんがを紹介します。


ではもう少し、どうしてこの法案がこれほどまでに危ないものなのかを動画で。


もう一つ、こんな署名抗議行動もあります。
コメント (2)
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米国『SOCIAL DISTANCING とマスクのお話』事情

2020年05月09日 | 日本とわたし
「SOCIAL DISTANCING」
6フィート(約183センチメートル)。
どこに行っても、もし自分と自分の家族以外の人がいたら、その人とは約2メートル離れなければならない。
久しぶりに会う友だちとも、2メートル離れたところに向き合って立ち、抱きしめる真似をするだけ。
コロナでコロリと変えられてしまった世界。
今日も台所で、お茶碗洗いをしながら夫と話していた。
いつまで続くのかなあ…と。
続くのではなく、これがとりあえずの常識になって、2年か3年かかけて、徹底的だったものを少しずつ緩めていくんじゃないか、というのが巷でのうわさだ。

どこのお店も、60歳以上の人たちは通常の開店時間より1時間早く店に入り、買い物をさせてくれるようになった。
どうしてもCOSTCOでないと買えない物があったので、ドキドキしたけど初挑戦してみた。
年齢制限があるからそれほど混まないだろう、などと考えていたわたしが甘かった。
マスクとビニール手袋をつけた初老たちが、どんどんと店の中に吸い込まれていく。
でも、店の中に入ってみると、やはりいつもよりは空いている。
なので、とりあえず「SOCIAL DISTANCE」は簡単に守れたけど、4週間前よりはかなりリラックスしている。
大きな声でおしゃべりしてる人がいて、それがあまりにも久しぶりのことだったので驚いてしまった。
買い物に行って、そこで偶然に出会った見知らぬ人と軽いおしゃべりをするのが、アメリカに来てからの楽しみのひとつだった。
すれ違いざまにカートの中の物を見て、「あ、それ、ステキね、どこにあるの?」と聞かれたり、レジの近くで立ち止まっていると、「これはどんな風に料理するの」と聞かれたり。
寂しくなった。

どんなにインフルエンザが流行っていても、めちゃくちゃな花粉症に苦しんでいても、絶対の絶対にマスクをしなかったアメリカの人たちの99%が、マスク着用で歩いている。
散歩はもちろん、ジョギングの時にもマスクをつけて走ってる。
息苦しいだろうな。
これからはもう、ゲホゲホ激しい咳をしながらレッスンを受けに来る生徒はいなくなるだろう。

でも、みんなの笑顔が見えなくなってすごく変な感じ。
だって、一番大事な口が、マスクですっぽり隠れてしまってるんだもん。
誰か、ほぼ透明だけどウイルスやほこりは通さないマスクっていうのを開発してくれないかなあ…。
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「消えた37.5度と4日間」に奪われた命と健康を返せ!

2020年05月06日 | 日本とわたし
速報として昨日報道されたこのニュース。
これは決して、ああそうですか、と受け取るわけには行きません。
何もかもあやふやな対応をし続けている政府が数字で示した唯一のものが、この受診の目安だったんです。
この数字を理由に、診察さえも受けさせてもらえないまま亡くなってしまった人がいるんです。
まさに命に関わる数字だったんです。
受診が必要な人が大勢門前払いされてしまいました。
受け入れる側の病院、医療機関の崩壊を防がねばならなかった。
医療関係者からこういう声を何回も聞きました。
当事者では無いわたしに文句を言う資格は無いかもしれません。
でも、日本は時間がたくさんありました。
中国や韓国が敢行したような、軽症者や無症状者の隔離施設の増設や確保、そして医療関係者の増員、医療器具や防具の増量、それこそ本気だったらいくらでもできたはずです。
でもそうしなかった。
そうしないで言い訳を積み上げて、何らかの心配な症状が出て不安に押しつぶされそうになっている人たちに、診察や検査を受けさせてあげようとしませんでした。

そして5月5日になって急に、この速報が流れたのです。

高齢者や基礎疾患のある人への目安もしれっと変えています。


酷すぎるし遅すぎる。
訂正するにしても、これまでにこの方針のために健康を失った人、命を失った人のご遺族に、
この数字の壁に押しつぶされそうになった、あるいは押しつぶされてしまった人たちに、
ともかくもまずは、心からの反省とお詫びの言葉を伝えるべきです。
そしてこのいきなりの変更で、病院や医療関係者に今以上の負担がかからないよう、事前に手を打たなければなりません。
厳しい労働条件の中、危険を覚悟で治療に取り組んでいる人たち全員に、特別危険手当を払うべきです。


もう一つ、ビデオニュースの神保記者の質問が素晴らしかったので紹介します。

文字起こししてくださっていますが、書き起こしました。
受診をできるだけさせないようにしてきた理由が、ここ↓にあると言っても過言では無いと思うのです。

総理、先ほどPCR検査の話にちょっと追加なんですけれども、
先ほど総理は、ご自分もどこに目詰まりがあるのかいろいろ聞いてみたい、という話がありました。
で、日本は、OECDの加盟国の中で、1000人中のPCR検査がメキシコに次いで低いという数字が出ていて、
日本は、非常にPCR検査が少ないということが、国際的にもわかってしまっていると。
そこで、PCR検査は、感染状況を知る上でも、あるいは自分が感染していることを知らないで人にうつしてしまうケースがあるという意味でも、非常に重要だと思うので伺うんですが、
ということは総理、
日本は、内閣総理大臣が、PCR検査が今少ないので増やせということを指示しても、今の日本は実力的にPCR検査を増やすことができないのだということを総理は仰っているんでしょうか?
それとも、そこまで、まだこれまでは本気で増やすことをしてこなかった。
例えば、PCR検査のことを国会で聞かれても、まだ1万件も行っていないのに、今1万5千やるのをキャパシティを2万に増やすというようなお答えをされる。
でも、まだ1万件も行ったこともない。
つまり、どこか他人事のようなお答えをされるけど、それは、それほどまだ本気で増やそうとこれまではしていなかったということなのか、
それとも実際に、本気で増やそうとしたのに、本当に増えなかったのか、
そして、もし、キャパシティ、尾身先生が仰ったように、キャパシティに問題があったと仰るんであれば、なぜ民間を使うという選択肢が出てこないのか、
今後これが増えるかどうかということも含めて、ちょっとその辺のところをできれば詳しくお話しください。よろしくお願いします。

本気で増やそうとしていなかった。
本気で増やそうとしたのに増えなかった。
どちらだと思いますか?
安倍首相にとって感染問題は、常に二の次三の次のように思えてなりません。
中国の首席を招く自分、東京オリンピックを開く自分、極右団体日本会議の悲願を憲法にねじり込む自分、法をねじ曲げてまで検察人事に介入する自分、
いつもそのついでに感染症対策本部の会議に顔だけ出しているように見えるのです。
実際、首相動向を見ても、今日本が大変な騒動の真っ只中にいる、というような危機感が全く感じられません。

今まで本気でなかったのは本当なのかもしれません。
安倍総理、この3ヶ月もの間、あなたは本気じゃなかったのではありませんか?
コメント
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