まつたけ秘帖

徒然なるままmy daily & cinema,TV drama,カープ日記

パイナップルがトびますトびます♪

2009-03-02 | 北米映画 08~14
 「スモーキング・ハイ」
 my dear ジェームズ・フランコが、今年のゴールデングローブ賞コメディ部門で、主演男優賞にノミネートされたオバカ映画。
 裁判所の召喚状配達人デールは、馴染みのドラッグ売人ソールからパイナップル・エクスプレスというハッパを買うが、偶然目撃した殺人現場にそれを落としてしまい、ソールとともにマフィアから追われるハメに...
 いやあ、ソール役のフランコくん、なかなかのオバカっぷりでした。いつも以上に眠そうなトロ~ンとした目、フニャ~とした笑顔、モゴモミョした口調が超アホっぽくて可愛かったヒッピーみたい(いや、ホームレス?)みたいなロン毛&服装も、かなりヘンで笑えます。見た目だけでなく、キャラもアホ。ボケ系、脱力系というか、何かほんわかしたアホっぽさ。ひどい目に遭いながらも、デールと一緒にいるのが楽しそうだったり、優しくされると嬉しそうだったり、ソールってすごく可愛いキャラなのです。
 アホなこといっぱいしたり言ったりするフランコくん。ヒッチハイクのシーンで、ズボンの社会の窓から指を出して、チ○ポコに見えるかなぁ~えへへ♪とか、デールとケンカになってクズ野郎!と罵られ、クズじゃねーもん!将来は土木技師になって子供がウンコできる便所つくるのが夢だもん!俺いい奴だもん!と怒る姿とか、おまえなんかダチじゃない!とデールに言われてショック、ブランコでヤケ食いしながらメソメソ泣く姿とか、アホすぎて愛しくなります。
  
 とまあ、ユル~いラリパッパ男を珍演してるフランコくんですが。やっぱ男前だなあと見とれるシーンも多い。たまに真顔になったりすると、従来の愁いあるイケメンに。それと、ノソノソしたイカつい歩き方とか、ガッチリムッチリした体つきとか、ゴリラみたいで素敵結局、何をやっても私好みな男だと再認識させてくれたフランコくんです。
 フランコくんのコメディ演技は、この映画よりも「ジェームズ・フランコVSエイプ」のほうが、アブなくて強烈だと思うけど...
 
 ↑これは指です!フランコくんのイチモツではありません(笑)
 デール役は、「40歳の童貞男」など人気のコメディ俳優セス・ローゲン。どう見てもオッサンですが、フランコくんより4つも年下!ちょっと苦手なタイプの俳優かも。ウィル・フェレルとかジャック・ブラック系?
 ドタバタとハイテンションな内容で、アメリカ人らしい体を張ったパワフルなオバカさ、決して嫌いではないのですが...爆笑しまくり!なレベルではなかったのが残念(映画の冒頭、モノクロの軍地下実験シーンは、かなりアホバカで笑えましたが)。同じドラッグ系ラリパッパ映画なら、アシュトン・カッチャーの「ゾルタン☆星人」のほうが、はるかにオゲレツかつイっちゃってて、映画的にも良く出来てます。
 それにしても。お相撲さんや大学生、果てはジャニーズの某アイドルに吸引疑惑など、日本では空前の大麻ブーム?ですが...この映画では、フツーのタバコ並みな気軽さで吃驚。小学生も平気で買って吸ってたし。こんな大麻奨励っぽい映画、日本では絶対製作不可能です。日米の大麻認識の相違も興味深いです。
  
 高く評価された「ミルク」、惜しくもオスカー候補からは漏れてしまいましたが、アメリカではフランコ株ウナギ登り中♪
 
 
 
 

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