まつたけ秘帖

徒然なるままmy daily & cinema,TV drama,カープ日記

夫の上司と…

2015-05-04 | 韓国映画
 きゃーカープ、巨人にサヨナラ勝ち!そして、大瀬良くん今年初勝利!!
 好投しながらも、不運に見舞われてなかなか勝ち星がつかなかった大瀬良くんが、ついに!前回の負けは、本当に可哀想で胸がつぶれそうになりました。今夜こそ!とファンは祈るような思いで大瀬良くんを応援。またまた危なげな試合展開で、相変わらず胃に優しくないカープでした。しかし、最後の最後になって、珍奇なことが。あんな終わり方、あるんですね~。え?え?え?と、みんな一瞬ポカ~ン。猛然と審判に詰め寄る緒方監督がカッコよかった。そして、カープにサヨナラ勝ちの審判が下されると、カープナインとスタジアムのファンは大歓喜!何より幸せだったのは、大瀬良くんの輝く笑顔が見られたこと!ほんまに、ほんまによかったのお~。今度はうれし泣きしそうになったよ。

 一方、納得できない黙っていられないのはジャイアンツ。原監督も、しぶとくネチネチと審判に食い下がる。それがスゴいイヤ~な顔なんですよ~。怖かった。憮然、憤然、不機嫌そうに、喜びにわくカープナインにベンチからガンとばしまくってるジャイアンツの選手たちが、何だかすごい悪人集団に見えた
 何だかモヤモヤする、すっきりしない結末で、快勝とは言いがたいのですが…大瀬良くんの勝利と、巨人にギャフンと煮え湯を飲ませたことで、かなり溜飲は下がった夜です。明日からの巨人の復讐が怖いけど
 世間はGW真っただ中ですが、私には…そんなの関係ねぇ!(死語?)夜はどこへも行かず、寝る前にチマチマまったり独り韓国イケメン映画祭してます♪

 お松の第5回独り韓国映画祭①
 「情愛中毒」
 1969年、韓国軍の上級隊員が暮らす官舎。ベトナム戦争のトラウマに苦しむ教育隊長のジンピョンは、部下の妻ガフンと惹かれあい、禁じられた逢瀬を重ねるようになるが…
 韓国の人気イケメン俳優ソン・スンホンが、大胆な濡れ場に挑戦したことが話題となった作品。確かにスンホンくん、予想以上にスゴいことしてました~ヤルな~。これだから韓流男優は見くびれない、油断できない。韓流男優って、TVドラマで寒イボな純愛してたかと思うと、映画で突然いさぎすぎる全裸+過激なセックスシーンに挑んだりするから好きです。最近では、チョン・ウソンも「愛のタリオ」で思い切っちゃったみたいだし。

 で、この映画のソン・スンホン。いったいどーしちゃったの?!何があったの?!その脱ぎっぷりと濡れっぷりに、多くのファンは驚喜よりも困惑を覚えたのではないでしょうか。スンホンといえば、韓流俳優の中でも正統派の美男として人気の高いスター。男前とかイケメンはあまたいますが、美男子と呼べる男優は多くない。その希少な美男スターであるスンホンも、ついにエロデビューを果たしてしまいました。
 韓流男優にとって、自慢の肉体美を必要以上に見せることは、水戸黄門の印籠と同じ。そして、映画での大胆で過激な濡れ場は、いつかは通らなければならない通過点、という不文律でもあるのでしょうか。スンホンも、30過ぎてただのイケメンでいられない、いたくない、という焦りや意欲にかられたのでしょうか。
 ヤリまくり!というわけではなく、まぐわいシ-ンは劇中3回ほど。回数は少ないけど、その分内容は濃厚です。最初はカーセックス、2回目は夫が留守中の寝室、3回目は客のいないカフェのソファで。スンホンくん、その美しく鍛え上げた肉体を惜しげもなくさらし、腰も丸出しの尻もガシガシネットリと動かして頑張ってました~。
 堅そうでムッチリした腰まわりとケツが、なかなかエロかったです。正常位よりも、バックと騎乗位が好きみたいで笑えましたが。若者でもなく、中年でもない、いい感じに脂ののってきた、男ざかりにさしかかった年齢のスンホンの男性美が、この映画最大の魅力、見どころと言えましょう。ちょっと惜しかったのは、表情が乏しかったところ。中毒のようなセックスをしている最中も、端正な美しい顔が崩れてなかった。もうみっともないほどのアヘアヘ淫れ顔でヤってたら、愛欲に溺れてる感がもっと出てたかも。それにしても。もし三島由紀夫が生きてたら、男らしい美貌と肉体を備えたソン・スンホンって、彼のドストライクな男だったんじゃないかな~。20代のスンホン、「禁色」の主人公にピッタリ!と思うのは私だけ?
 交歓中以外でも、不毛な恋に身も心も焦がしてるという焦燥感とか虚無感が、あまり感じられなかった。もうちょっと破滅的で病的なボロボロ雰囲気があったらな、と思わないでもなかったけれど、日本の同年代の男優には絶対できない、やらないスンホンの果敢な演技には、心から拍手を送りたいですキムタクとかも、あれぐらいやれば役者と認められるのにね…
 長身でガッチリ、足が長い!ちょっと昭和っぽい古風な男前顔も、凛々しい軍服や60年代のファッションに合ってたスンホンくんです。今の日本で人気があるイケメン俳優が軍服なんか着たら、コスプレになっちゃうもんね。

 ガフン役のイム・ジヨンも、脱ぎっぷりがアッパレでした。ちょっとアンニュイで暗くなった吉高由里子って感じ? ガフンの夫役は、「台風太陽」や「ピーターパンの公式」での好演が忘れがたいオン・ジュワンくん。セコくてズルい男を可愛く演じてました。彼、主役よりも脇で光るバイプレイヤーに成長しそうですね。あと、カフェの店長を拷問するイケズな軍人が、なかなかのイケメンでした♪
 不倫劇といっても、上戸アヤの昼顔みたいな乙女淑女向けのスウィーツ系ではなく、あの名作「隣の女」みたいな破滅的で物狂おしい不倫だったのが良かったです。理性を失ってしまうほどの恋愛って、憧れますが…ソン・スンホンみたいな美男だから絵になるのであって、一般人だと醜悪で滑稽な三面記事にしかなりません
 サラリーマン社会と何ら変わりのない、軍隊での出世争いや奥様たちのマウンティングバトルは、コミカルに描かれていて楽しかったです。
コメント (9)
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