まつたけ秘帖

徒然なるままmy daily & cinema,TV drama,カープ日記

平清盛(29)~(32) 流されて…

2012-08-21 | 日本のドラマ(連続)
 引き続き「平清盛」の第29話から32話の感想…

第29話は…
☆宮中できちゃった結婚
 滋子、出会った瞬間に後白河上皇の子を妊娠!早っ!破天荒なキャラ同士、お似合いなカップル誕生です。
★総括
 ぜんぜん面白くなかった。ユルいほのぼの内容は、ダルくなるので苦手です。義朝も正清も義平も頼朝も消えたのがイタいです。平家には、あんましタイプの男子がいないんですよねえ。
 MVPは、特になし。

第30話は…
☆たたりぢゃ~!
 崇徳上皇さま、待望の再登場!
 配流先の讃岐で静かに穏やかに暮らしている上皇さま。農民に対する優しさが素敵です。
 修羅の都を離れ、ようやく心に平安を得た上皇さまですが…ああ、どこまで呪われた運命なのでしょうか。心をこめた写経は、キモい!と後白河上皇に破られて都から突っ返され、おまけに御子の重仁親王が薄幸な孤独死。とうとう上皇さま、コワレてしまいました

 生きながら怨霊化、というより発狂し、おどろおどろしい姿でのたうちまわる上皇さま。ひ~!いきなり怪談もの、ホラードラマになってしまい唖然。ARATAが渾身の激演!優雅な貴人が一気に浅ましい魔人と化す怒涛の変貌は、驚嘆もので強烈でした。ただ、演出がオーバーすぎて、せっかくのARATAの狂いっぷりも怖さを通り越して笑えてしまったのが残念。£○※∴■♪♯〒◇&$~!!!な怪異な呪文?が笑えた。
☆歌法師は見た!
 崇徳院の呪い?で落命した基盛の弔いで、久々に西行が登場。崇徳院の生霊を見た!と、余計で不穏なことを清盛に報告する西行さんですが。悲痛なまでに自分に慕ってきてた崇徳の君を見捨てたあんたこそ、真っ先に呪い殺されるべき人じゃね?とツッコミを入れたくなったのは、私だけではないはず…
☆Sailing day 舵をとれ~♪
 平家一門の男子うちそろって(そこになぜか紛れ込んでる厚かましい西行)、平家納経を納めに厳島へ出発!冒険の航海、ワンピースの主題歌が聞こえてきそうでした。
 崇徳院の呪い?で、暴風雨に。ズブ濡れになってヨロヨロドタバタ、ギャーギャー大騒ぎする平家ボーイズ。何か楽しそうで仲間に入りたくなりました。
☆さよなら、崇徳院
 朝が来て、人間に戻った上皇さま。狂おしい怨みや憎しみ、悲しみから今度こそ解き放たれてほしいです…
★総括
 崇徳上皇さまファイナルステージ、な回でした。
 MVPは、もちろん井浦新。ARATA、グッジョブ!その高貴で優雅な雰囲気や、悲痛でありながら静かに気味悪い演技、出てくるたびに目がクギづけになりかした。このドラマ最大の収穫は、ARATAの素晴らしさを知ったことかもしれません。

第31話は…
☆伊豆の美男子
 頼朝、いや、岡田将生くん、ついに再登場!
 伊豆に流されてた頼朝、美しい青年に成長してます。少年時代の中川大志くんも良かったけど、岡田くん(以後、略して岡マくん)もキレイな男子ですね~。タイプじゃないはずなのに、最近なぜか岡マくんが気になって仕方がない私。腐レーダーをビビビと探知・感知させるモノをもってるからでしょうか。

 つるつる美白な顔が羨ましい。頼朝と恋に落ちる姫が出てくるのですが、姫より頼朝のほうがキレイで可愛い(笑)。♂くさい野郎どもに崇められ愛されて、女王さま?へと成長する頼朝の今後に期待!
☆天子に親なし 賢帝の悲劇
 ドキュンすぎる父、後白河上皇に対して冷厳な態度を貫く二条天皇。私、ナニゲに二条天皇も好きなんです。はじめはキャマいなと思ってたけど、よく考えたらキャマいのは声だけで、見た目もキャラも凛々しくて威厳があってカッコいい。
 ドキュン父をガン無視、新たな権力者である清盛にも臆さず、小賢しい諌言をしてくる重盛など一蹴。おお、これぞ一天万乗の君!しかし…英邁なる主上も、蒲柳の質という弱点が。こころざし半ばで、みかども崩御遊ばしてしまいました。さぞやご無念のことでしょう。でも、さっさと自分の御子に譲位するなど、ドキュン父への最後っ屁のような仕打ちが、さすが!ただでは死なない剛毅に拍手。

 ↑二条天皇の麗しい横顔特集
☆悪僧祭!
 夭折した二条天皇の御魂を弔う平家一門。そこへガラの悪い僧兵を従えて賑々しく現れたのは、ドキュンな後白河上皇!うわ~こんな頭のおかしいパパいたら、二条天皇じゃなくても他人になりたいよ。二条帝もホント気の毒な御方。
★総括
 ベテランよりも、若手重視の大河みたいですね。視聴率は悪いかもしれませんが、若いイケメン俳優たちが頑張って好演してるのが楽しめるドラマです。
 後白河こと松田翔太のドキュン演技、はじめは面白かったけど、もう飽きたわ。ひょっとして、最後まであんな調子なのかしらん?
 MVPは、毎回チョコっとしか出番がないながらも、そのキャマ声と威厳のある演技が印象的だった、二条天皇役の冨浦智嗣くんに。彼、池松壮亮の「陽はまた昇る」にも出てましたよね?あの声、演技じゃなくて地声だったんですね。岡田将生くんも可愛かったです。

 ↑最近気になって仕方がない岡マくん。「聖なる怪物たち」の彼も可愛かったなあ。「未来日記」も実はチョコチョコ観てた私♪
 第32話は…
☆もののけ舞姫
 祇園女御あらため乙前が清盛の前にも再登場。聖子、五十路になっても可愛い、けど、何か怪しい(妖しい、じゃないのがミソ)オーラがあって、不気味でもありますよね。それはそうと、こないだカラオケで青い珊瑚礁歌いました♪
☆少年漫画対決
 清盛VS後白河上皇。様々な思惑や感情が錯綜する緊迫の対峙、なはずなんだけど…二人が若すぎるせいか、やりとりも雰囲気もやっぱワンピースの一コマにしか見えないんですよねえ。 上皇、いつまで経ってもドキュン兄ちゃんなままだし。
☆海老名みどりって、まだ推理小説書いてるの?
 伊豆の頼朝と恋におちて彼の子を産む姫&その父親が、何かすごく残念なんですよね。姫は百姓の娘のほうが似合いそうなほど超健康的で庶民的な風貌だし、男の頼朝のほうがキレイだし。その父は、何で峰竜太なの?演技も不自然で違和感が。
★総括
 キャストのショボ化が深刻。オープニングクレジットのトメが上川隆也ですよ。上川さんは素敵な俳優ですが、大河のトメに相応しい超大物かと問われたら、正直…
 MVPは、地味ながらナニゲに目立ってる九条兼実役の相島一之。再登場が嬉しい西光こと加藤虎ノ介の、精悍な男前坊主ぶりも今後を期待させます。女優よりも可愛くてキレイな岡田将生くんが、今は唯一の花でしょうか。
 
  
 
  
コメント (4)
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