夏といえば、怪談ですね。
私は霊感がまったくないので、幸か不幸か幽霊とか心霊から怖い目に遭った経験もないです。
真夜中に、聞こえるはずもない女性のすすり泣きが聞こえて…なんて、怖い話にはよくあるパターンですが。私の部屋でも、聞こえるんですよ。でもそれって、幽霊の泣き声じゃないんです。ある意味、もっと怖い泣き声です。何の泣き声かというと…あ、また聞こえてきた!や、やめて…!
続く。
「ビーストリー」
セレブで超イケメンな高校生カイルは、その傲慢さが祟って魔女に呪いの魔法をかけられ、世にも醜い姿に変えられてしまう。呪いを解くためには、期限内に真実の愛を手に入れなければならないのだった…
「美女と野獣」をモチーフにしたファンタジー小説の映画化だとか。魔法とか呪いとかファンタジー系+乙女すぎる甘~い少女漫画な内容、私が苦手な要素のテンコモリ。砂糖の塊を口に入れてしまったかのような苦痛が、なきにしもあらずでした。
人間、見た目じゃない!をテーマにした代表的な名作である美女と野獣を、現代のアメリカの高校生に置き換えてる映画なのですが、かなり強引で無理がありました。アメリカのハイスクールに魔女がいるのが、まず???です。あの魔女っ娘、いったい何者?!あと、カイルがヒロインを愛するようになる展開が、ありきたりというか雑というか。ぜんぜん胸にキュンキュンこないんですよねえ。寒イボなくらいスウィートにしてほしかった。韓流ドラマの激甘さって、よく考えたらすごく工夫してるしインパクトもある。
ヒロインがカイルの隠れ家に匿われる展開も雑すぎるし(ヒロインの父ちゃんと彼に仲間を殺されたチンピラ、どうなったの?使い捨てキャラすぎる)、カイルの家政婦と家庭教師も重要なキャラなはずなのに、いてもいなくてもいいような存在感。キャラやストーリーに、もうちょっとひねりや驚きが欲しかったです。
ヒロインが美女でもないし(濃ゆくなった宮崎あおい、みたいな顔)、キャラにも魅力がなかったのも残念。カイルの隠れ家に匿われているのも、当然みたいなデカい態度。醜くなる前のカイルよりも傲慢だと思った。あんな醜い男にも動揺もせず優しい、というのが彼女の魅力的な美徳なはずなのですが、うう~ん。だいたい、カイルがそんなに醜くなってなかったような…あれぐらいなら、ヴィジュアルバンドのライヴに行けば、フツーにいると思うし。「蛇にピアス」のARATAっぽくてイケて見えたし。草ナギとか千原ジュニアのほうが、よっぽど顔は不気味です。
カイルが、呪われても仕方がないほどなクソガキじゃなかったような。優しくて純真な男の子じゃん?非道い最低最悪な野郎が、周囲の優しさに触れて成長、心も変身する描写が不足しすぎてて、ほんと韓流ドラマのほうが出来が良いと思いました。
見た目なんか気にしない、やっぱ中身だよという男女は多いですが…ルックスにコンプレックスがある者からすると、やはりそれって偽善に聞こえます。心がキレイだけどブスな乙女が、素敵な王子さまに愛されてメデタシメデタシ、なんて少女漫画の世界でしかありえないのよ!だいたいさあ、心がキレイなブスVS心がキレイな美人、だったらブスに勝ち目はないでしょ?実際問題、ブスやブサメンには僻みから性格も悪い奴が多く、美人やイケメンには余裕から性格も良い人が多いですよね。醜い者には生きづらい世の中ですがブス専の美女やイケメンってのも実在するから、望みがゼロってことはないのが救いです。
カイル役のアレックス・ペティファーのイケメンぶりが、この映画最大(唯一?)の見どころです。
金髪碧眼、筋肉質な細マッチョと、その美貌は文句のつけどころなしなのですが、私がアレックスくん素敵だなと思うのは、上品で品行方正な王子さま的なスウィート&ロマンチックさよりも、どこかヤンキー臭のするチョイワルさ、硬派な男らしさが強いところです。「アレックス・ライダー」の彼も、まだ少年なのにガキっぽさはほとんどなかったし。かなりナルシーっぽいところは、やはり美しい男ならではの性癖でしょうか。きれいなおかげでいっぱい美味しいとこどりしてる反面、きれいなせいで結構イヤな目にも遭ってるんだろうな、とも想像させるアレックスくんです。それと彼、脱ぎっぷりはいいんだけど、ぜんぜんエロくない。イギリス人とは思えないほど健康的な感じ。退廃的なエロさに欠けているところが、ワタシ的には画竜点睛な男子です。
↑ 日本の人気アイドルより年下とは思えないほど大人っぽいアレックスくん。まだ可愛い男子でいてもいい年なのに。スティーヴン・ソダーバーグ監督の新作“Magic Mike”では、マシュー・マコナヒー、チャニング・テイタム、マット・ボマーら肉体自慢な男前たちとストリップバトル、オラオラ見ろよ濡れろよな男裸祭だ!
私は霊感がまったくないので、幸か不幸か幽霊とか心霊から怖い目に遭った経験もないです。
真夜中に、聞こえるはずもない女性のすすり泣きが聞こえて…なんて、怖い話にはよくあるパターンですが。私の部屋でも、聞こえるんですよ。でもそれって、幽霊の泣き声じゃないんです。ある意味、もっと怖い泣き声です。何の泣き声かというと…あ、また聞こえてきた!や、やめて…!
続く。
「ビーストリー」
セレブで超イケメンな高校生カイルは、その傲慢さが祟って魔女に呪いの魔法をかけられ、世にも醜い姿に変えられてしまう。呪いを解くためには、期限内に真実の愛を手に入れなければならないのだった…
「美女と野獣」をモチーフにしたファンタジー小説の映画化だとか。魔法とか呪いとかファンタジー系+乙女すぎる甘~い少女漫画な内容、私が苦手な要素のテンコモリ。砂糖の塊を口に入れてしまったかのような苦痛が、なきにしもあらずでした。
人間、見た目じゃない!をテーマにした代表的な名作である美女と野獣を、現代のアメリカの高校生に置き換えてる映画なのですが、かなり強引で無理がありました。アメリカのハイスクールに魔女がいるのが、まず???です。あの魔女っ娘、いったい何者?!あと、カイルがヒロインを愛するようになる展開が、ありきたりというか雑というか。ぜんぜん胸にキュンキュンこないんですよねえ。寒イボなくらいスウィートにしてほしかった。韓流ドラマの激甘さって、よく考えたらすごく工夫してるしインパクトもある。
ヒロインがカイルの隠れ家に匿われる展開も雑すぎるし(ヒロインの父ちゃんと彼に仲間を殺されたチンピラ、どうなったの?使い捨てキャラすぎる)、カイルの家政婦と家庭教師も重要なキャラなはずなのに、いてもいなくてもいいような存在感。キャラやストーリーに、もうちょっとひねりや驚きが欲しかったです。
ヒロインが美女でもないし(濃ゆくなった宮崎あおい、みたいな顔)、キャラにも魅力がなかったのも残念。カイルの隠れ家に匿われているのも、当然みたいなデカい態度。醜くなる前のカイルよりも傲慢だと思った。あんな醜い男にも動揺もせず優しい、というのが彼女の魅力的な美徳なはずなのですが、うう~ん。だいたい、カイルがそんなに醜くなってなかったような…あれぐらいなら、ヴィジュアルバンドのライヴに行けば、フツーにいると思うし。「蛇にピアス」のARATAっぽくてイケて見えたし。草ナギとか千原ジュニアのほうが、よっぽど顔は不気味です。
カイルが、呪われても仕方がないほどなクソガキじゃなかったような。優しくて純真な男の子じゃん?非道い最低最悪な野郎が、周囲の優しさに触れて成長、心も変身する描写が不足しすぎてて、ほんと韓流ドラマのほうが出来が良いと思いました。
見た目なんか気にしない、やっぱ中身だよという男女は多いですが…ルックスにコンプレックスがある者からすると、やはりそれって偽善に聞こえます。心がキレイだけどブスな乙女が、素敵な王子さまに愛されてメデタシメデタシ、なんて少女漫画の世界でしかありえないのよ!だいたいさあ、心がキレイなブスVS心がキレイな美人、だったらブスに勝ち目はないでしょ?実際問題、ブスやブサメンには僻みから性格も悪い奴が多く、美人やイケメンには余裕から性格も良い人が多いですよね。醜い者には生きづらい世の中ですがブス専の美女やイケメンってのも実在するから、望みがゼロってことはないのが救いです。
カイル役のアレックス・ペティファーのイケメンぶりが、この映画最大(唯一?)の見どころです。
金髪碧眼、筋肉質な細マッチョと、その美貌は文句のつけどころなしなのですが、私がアレックスくん素敵だなと思うのは、上品で品行方正な王子さま的なスウィート&ロマンチックさよりも、どこかヤンキー臭のするチョイワルさ、硬派な男らしさが強いところです。「アレックス・ライダー」の彼も、まだ少年なのにガキっぽさはほとんどなかったし。かなりナルシーっぽいところは、やはり美しい男ならではの性癖でしょうか。きれいなおかげでいっぱい美味しいとこどりしてる反面、きれいなせいで結構イヤな目にも遭ってるんだろうな、とも想像させるアレックスくんです。それと彼、脱ぎっぷりはいいんだけど、ぜんぜんエロくない。イギリス人とは思えないほど健康的な感じ。退廃的なエロさに欠けているところが、ワタシ的には画竜点睛な男子です。
↑ 日本の人気アイドルより年下とは思えないほど大人っぽいアレックスくん。まだ可愛い男子でいてもいい年なのに。スティーヴン・ソダーバーグ監督の新作“Magic Mike”では、マシュー・マコナヒー、チャニング・テイタム、マット・ボマーら肉体自慢な男前たちとストリップバトル、オラオラ見ろよ濡れろよな男裸祭だ!