「ジェイン・オースティン 秘められた恋」
イギリスの女流作家、ジェイン・オースティンの初恋を描いた文芸作。
作家を志す牧師の娘ジェインは母親から、金持ちの子息と結婚するよう迫られていた。そんな中、ロンドンからトム・ルフロイという青年が村にやってくる。ジェインとトムは互いに反発しながらも,しだいに強く惹かれ合うように...
はじめはライトに楽しく反発ごっこ、ケンカしながらだんだん好き同士になってシリアス調、でもチュウどまりでセックスなんかせず、やがて諸事情から涙をのんで身を退いたりするジェインとトムの恋愛、うう~ん、何か韓流テイストというか。私はドロドロした激情型修羅場系恋愛もののほうが好きなので、こういった純愛っぽいラブストーリーは苦手です。背中が痒くなる。
いかんともしがたい現実的な理由で(ぶっちゃけると、金の問題)、トムとは悲恋に終わるジェイン。それを創作へと昇華させるのですが。あんな清らか恋愛では傷の程度もたかがしれてて、男女の愛の本質を知ることはできそうにないよなあ。ジェイン・オースティンの小説って読んだことがないのですが、恋愛ものというより女の自立とか結婚とかフェミニスト系な作風なのでしょうか?同じ女流作家でも、ジェイン・オースティンより瀬戸内寂聴や山村美沙、岩井志麻子の半生や恋愛のほうが、物語的には断然面白そうだ。
ジェインに全然共感できなかった。だって彼女、ほんとヤな娘なんです。私は作家なの!凡人とは感性が違うの!とナニゲに才気をひけらかすところや(トムの大叔父さんに、小ざかしい!と嫌われるのも当然)。美人なのでモテモテ、こんなに美人で才能ある私が、あんたとなんか釣り合うわけないでしょ!とばかりに、自分に想いを寄せる男たちを上から目線で軽視してるところも、すっごく鼻につく。まさにNANISAMA女。彼女の金持ちの子息に対する態度なんか、男をバカにするにもほどがある失礼さ。まあ、女流作家にとっては優しさよりも、性悪さ&自分勝手さのほうが創作の力になるんだろうけど。
トムもなあ。自由奔放で意志の強い男なのかと思ってたら、実は大叔父さんに頼り切ってるパラサイト男で、金のためにジェインを諦めようする情けなさにトホホ。扶養家族のために叔父さんの援助が必要だった、なんて事実が判明するのですが、家族のために金が必要なのに何であんなに放蕩三昧だったの?何かわけのわからん男でした。
「プライドと偏見」でも描かれてましたが、とにかく金!いい暮らし!を熱望するヒロインの母親が、浅ましくてヤな感じ。貧乏はイヤ、困窮を極めてる、なんて言ったり言われたりしてたオースティン家でしたが、そこまでボンビーファミリーには見えなかったぞ。キレイなドレスを着てパーティ、お茶会、のんびり読書、なんて姿は余裕ありすぎで優雅そのものだったけど。
ジェイン・オースティン役は、アン・ハサウェイ。彼女、美人ですが濃ゆい。あまり英国っぽくなくて違和感が。他の女性キャラがみんな化粧っけのない地味さなのに、ハサウェイ嬢だけはメイクばっちり派手な顔、なのも異彩を放ってました。
トム役は、きゃmy 英国王子、マカぼんことジェームズ・マカヴォイ
お!マカぼん、いきなり裸で登場!拳闘シーンで男っぽさを披露。あんまし強そうじゃないけど(笑)。時代劇の英国紳士コスチューム姿は、カッコいいというよりオシャレで可愛い。ハサウェイ嬢と背丈が同じぐらいな小柄さもキュート。タレ目な童顔も好き。すごく知的で優しくて上品な雰囲気は、さすがイギリス男優です。ハリウッド男優にはどう頑張っても出せない魅力です。冒頭のファイトシーンだけでなく、中盤にもマカぼんのヌードが見られます。ひゃっほ~♪と全裸になって池にダイブするマカぼんの可愛いケツ、目をかっぽじってチェキラー♪
スノッブな金持ち婆役で、名女優のマギー・スミスも登場。ジェインの軍人兄ちゃん役ジョー・アンダーソンも、なかなかのイケメンでした。
イギリスの田園風景が、とっても美しいです。あんな田舎、滞在してみたいな~
マカぼんの新作“The Last Station”は、またまた時代劇。マカぼんは助演で、主演のヘレン・ミレンとクリストファー・プラマーがオスカー候補になりそう。
イギリスの女流作家、ジェイン・オースティンの初恋を描いた文芸作。
作家を志す牧師の娘ジェインは母親から、金持ちの子息と結婚するよう迫られていた。そんな中、ロンドンからトム・ルフロイという青年が村にやってくる。ジェインとトムは互いに反発しながらも,しだいに強く惹かれ合うように...
はじめはライトに楽しく反発ごっこ、ケンカしながらだんだん好き同士になってシリアス調、でもチュウどまりでセックスなんかせず、やがて諸事情から涙をのんで身を退いたりするジェインとトムの恋愛、うう~ん、何か韓流テイストというか。私はドロドロした激情型修羅場系恋愛もののほうが好きなので、こういった純愛っぽいラブストーリーは苦手です。背中が痒くなる。
いかんともしがたい現実的な理由で(ぶっちゃけると、金の問題)、トムとは悲恋に終わるジェイン。それを創作へと昇華させるのですが。あんな清らか恋愛では傷の程度もたかがしれてて、男女の愛の本質を知ることはできそうにないよなあ。ジェイン・オースティンの小説って読んだことがないのですが、恋愛ものというより女の自立とか結婚とかフェミニスト系な作風なのでしょうか?同じ女流作家でも、ジェイン・オースティンより瀬戸内寂聴や山村美沙、岩井志麻子の半生や恋愛のほうが、物語的には断然面白そうだ。
ジェインに全然共感できなかった。だって彼女、ほんとヤな娘なんです。私は作家なの!凡人とは感性が違うの!とナニゲに才気をひけらかすところや(トムの大叔父さんに、小ざかしい!と嫌われるのも当然)。美人なのでモテモテ、こんなに美人で才能ある私が、あんたとなんか釣り合うわけないでしょ!とばかりに、自分に想いを寄せる男たちを上から目線で軽視してるところも、すっごく鼻につく。まさにNANISAMA女。彼女の金持ちの子息に対する態度なんか、男をバカにするにもほどがある失礼さ。まあ、女流作家にとっては優しさよりも、性悪さ&自分勝手さのほうが創作の力になるんだろうけど。
トムもなあ。自由奔放で意志の強い男なのかと思ってたら、実は大叔父さんに頼り切ってるパラサイト男で、金のためにジェインを諦めようする情けなさにトホホ。扶養家族のために叔父さんの援助が必要だった、なんて事実が判明するのですが、家族のために金が必要なのに何であんなに放蕩三昧だったの?何かわけのわからん男でした。
「プライドと偏見」でも描かれてましたが、とにかく金!いい暮らし!を熱望するヒロインの母親が、浅ましくてヤな感じ。貧乏はイヤ、困窮を極めてる、なんて言ったり言われたりしてたオースティン家でしたが、そこまでボンビーファミリーには見えなかったぞ。キレイなドレスを着てパーティ、お茶会、のんびり読書、なんて姿は余裕ありすぎで優雅そのものだったけど。
ジェイン・オースティン役は、アン・ハサウェイ。彼女、美人ですが濃ゆい。あまり英国っぽくなくて違和感が。他の女性キャラがみんな化粧っけのない地味さなのに、ハサウェイ嬢だけはメイクばっちり派手な顔、なのも異彩を放ってました。
トム役は、きゃmy 英国王子、マカぼんことジェームズ・マカヴォイ
お!マカぼん、いきなり裸で登場!拳闘シーンで男っぽさを披露。あんまし強そうじゃないけど(笑)。時代劇の英国紳士コスチューム姿は、カッコいいというよりオシャレで可愛い。ハサウェイ嬢と背丈が同じぐらいな小柄さもキュート。タレ目な童顔も好き。すごく知的で優しくて上品な雰囲気は、さすがイギリス男優です。ハリウッド男優にはどう頑張っても出せない魅力です。冒頭のファイトシーンだけでなく、中盤にもマカぼんのヌードが見られます。ひゃっほ~♪と全裸になって池にダイブするマカぼんの可愛いケツ、目をかっぽじってチェキラー♪
スノッブな金持ち婆役で、名女優のマギー・スミスも登場。ジェインの軍人兄ちゃん役ジョー・アンダーソンも、なかなかのイケメンでした。
イギリスの田園風景が、とっても美しいです。あんな田舎、滞在してみたいな~
マカぼんの新作“The Last Station”は、またまた時代劇。マカぼんは助演で、主演のヘレン・ミレンとクリストファー・プラマーがオスカー候補になりそう。