意外と社会派(予定)

赤熊の辛口社会派(予定)ブログです。
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年金利権争い

2010年01月23日 | 社会
テレビで少しだけ取り上げられていたが、あんまりニュースになってないっぽいので、赤熊が取り上げようっと。

年金の運用に関して、長妻 以下厚生労働関係者と、なぜか総務大臣の原口が朝早く会議したらしい。
会議の内容は『120兆円もの年金積立金の運用方法について』です。

・・・・。
判らないのが、なぜ、総務省の人間がこれに口出ししてるのか?・・・です。
管轄は厚生労働省です。
確かに、独立行政法人の運用方法に疑念がありますが、運用している独立行政法人の任期がもうすぐ切れるので、その後任を決めないといけません。

そこは確かなんだけど、先日、この原口はインドに行ってきて、明言はしていないが、そこで日本がインド及び途上国に株式投資をするような話をしている。
で、この会議でも積極的に運用し、年4%強の利回りを目指すといっているのである。
それなのに、同時に日本人の大事な資産だとも言っているのである。
原口は、後任人事に「株のプロをおきたい」といっているが、その実、自分の息のかかった人間をおきたいのでしょう。
で、長妻の方は、これに対し「慎重に対応する」との事。

露骨過ぎねぇか? プラス、矛盾してねぇか?

大よそ、こういうことでしょう。
原口『120兆円の利権、よこせ』
長妻『嫌なこった』

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こいつら国のためではなく、自分のために動いている気がする。
そもそも、4%の運用ができるのか?
できないわけはないと思うが、安全性を第一に考えるのなら難しいでしょう。
それ以前に、120兆円もの積立金が必要なのか? と言う指摘もある。
(約4年分の給付額なのだそうです、てことは年間30兆円給付金に使ってるんだね)

うーん、醜い利権争いが見えてたな・・・。