民主党、鳩山氏の発言です。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm6775700 (ニコニコ動画)
http://www.youtube.com/watch?v=1BBomcbCy_s(ニコニコ動画よりのユーチューブへの転載されたもの)
http://jif.blog65.fc2.com/blog-entry-109.html(全文書き下し・夕刻の備忘録)
以下、発言内容を『夕刻の備忘録』より、転載可だったので転載しておきます。
一部、私がわかりやすく直してます。(段落換え等です。内容変更はありません)
司会者:
---- 民主党の政策で昔からどうしても納得が出来ず、いまだに納得のいく回答を聞いたことの無い質問をさせて頂きます。
民主党が推し進める法案の一つ、永住外国人への地方参政権付与問題について、日本人にとってどういったメリットがあるのか、お聞かせ下さい。
次期政権を担うおつもりでしたら、政局ではなく政策で国民を納得させる義務があると思います。
鳩:
私は日本人が自信を失っていると。
自信を失うと他の国の血が入ってくることを認めないという社会になりつつあるな、と。それが非常に怖いと思っています。
むしろ、その定住外国人の話などは、税金を彼らは納めている訳ですよね、その地域に根が生えて一生懸命頑張っている人たちがたくさんいる訳です。
その人たちに、むしろ参政権ぐらいは与える度量の広さをね、日本人として持つべきではないかと。
私は何か、いわゆる普通の人と逆みたいな言い方をするかもしれませんが、自信があればもっと門戸を開いて良いじゃないかと。
これからいずれにしてもこの国はですね、出生率いま1.32とか、そんな低いところにある訳ですから、
この出生率の問題だけ考えてみても、もっと海外に心を開くということを行なわないと、世界に向けても尊敬される日本にもならないし、また、日本の国土を守ることもできなくなってくると、
そう思っていますから、私は定住外国人の参政権ぐらい当然付与されるべきだと、そう思っています。
ただ、民主党の中にも結構ですね、根強い反対論があります。
司会者:
そこでなんですけども、今ね、少し整理しなければいけないのは、それ今、地方の参政権問題と国政への参政権と、これは違うということですよね。
鳩:
一応、違うと考えて、私どもは、地域における参政権というものを、当然、地域に根差してね、彼等が頑張っている訳ですから、地域の行政、政治に対して、彼等が、あー、ある意味で、参政をする参画をする、参画をする必要があるのではないかと、むしろ、そう思っております。ただ国政になるとね、この、まさに国益の議論というものを、もっと真剣に、深刻に議論しなきゃならない時があると思ってますので、そこまで今、拡げる必要は無い、そう思っております。
司会者:
『責任取れないことを軽々しく言うな』という書き込みがあります。
『外国の状況を把握してから言ったらどうだ』というふうな声もありますけれども。
鳩:
一部にはありますね。日本人として、もっと自信持たなきゃダメですね。
司会者:
つまり日本人としての自信があれば、そのぉ…
鳩:
アメリカなんかそうでしょう?もう。
私は、アメリカの良さはそういう度量の広さ、色の白黒の問題もありますけれどもそういった方々を全部乗り越えてね…
司会者:
自信の有る無しの問題ではない」という書き込みもありますけれども
鳩:
だから、みんなそう言っちゃうんですよ。
でも自信の有る無しの問題なんです。自信があれば、もっと度量を広く持てば、日本列島は日本人だけの所有物じゃないんですから、もっと多くの方々に参加をしてもらえる。
司会者:
つまり、その門戸を開放することを、怯えているのが、自信が無いからということなんですか?
鳩:
そうです、そうです。
司会者:
つまり、それくらいの余裕が必要だという考え……
鳩:
当然、私は友愛という言葉をね、さっきも使いましたけれども、自立と共生、一人一人がもっと自立していけば、他者との考え方が違っても、それを認められるんですよ。
自分に自信が無いと、自立してないと、他者を認められない、という世の中になっちゃうんですよね。
もっと私は、自分自身を、それこそ成長させながらね、一生掛けて成長させる必要があると思いますが、その中で、他者を、違うことをむしろ喜び合うと、いう世の中にしていかないと、世界は、平和は全く維持出来ませんよ。
司会者:
えー、でも随分、どうもユーザーの中では反対論が多いようですね
鳩:
えー、だから何時かは、私は分かってくれる、と思いますよ
司会者:
えー、何が鳩山さんの考えと、上手く噛み合わないのか、というところが、分からない、という風な感じもします。
つまり、そのユーザーの皆さんから見ると、鳩山さんに、では何を聞いたらいい、という風にお考えですか、ちょっと、もし、あればアンケートじゃなくて、メールであったり、書き込みで、頂ければと思います。
(沈黙2秒)――『分かり合いたくもない』
鳩:
だからね、そういう風に考えちゃうんだよね、排他的にね、排他的な日本だと、この国はおかしくなりますよ。
もっと心を開かないとね
司会者:
つまり、それがなかなか出来ないのは、やっぱり、この形の中で、居心地がいいとか、今の形が一番いいということだけでは、ダメだということなんですかね
鳩:
今の、今の日本で、本当に居心地がいいんでしょうかね。
私は必ずしもそう思わない、ええ。日本人がアメリカにね、何か憧れたりする訳でしょ。
アメリカに行って、どういう彼等がものを見てくるかって話ですけれども、私は、例えばオバマ大統領を生んだアメリカは、凄いと思いますよ。
絶対に、そのようなことは、日本では起こり得ないですよ。
今のような発想ではね。もっともっと心を広く持たないと、私は仏教の心はね、日本人が一番世界の中で持ってるはずなのに、なんで他国の人達が、この地方の参政権一つ持つことを許せないのかと。
少なくとも韓国はもう認めている訳ですよね。
彼等が認めていて、我々が認めない、というのは、非常に恥ずかしいと思いますね、私は。
司会者:
『鳩山さんは日本を愛してないのか』――という書き込みがありますけど?
鳩:
そりゃ、全く逆じゃないですか。
日本人であることに誇りを持てば、人を許せるんですよ。
人を受け入れられるんです。
日本人であることに誇りを持てないと、逆にそのことが主張出来ない。
司会者:
まあ、ちょっと、もう余り質問が書き込みの中にも無いようですから……、
御意見は随分あるようですが、質問がないようですから……、
この問題は少し、次の問題に行きます。