意外と社会派(予定)

赤熊の辛口社会派(予定)ブログです。
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週間文春のマンガ評

2009年04月10日 | 社会
週間文春には2種類のマンガが連載している。
1つは、『タンマ君』(東海林さだお)
もう1つは、『いわゆるひとつのチョーさん主義』(高橋春男)

タンマ君は2ページ漫画。
時々の時節ネタ漫画で、主人公タンマ君のせこい(?)日常を書いている。
どうでもいいが、絵が下手。
30年ぐらい連載しているらしいが、40年以上昔のセンスだ。
漫画家のセンスって、進歩しにくいようです。
特に時節ネタマンガ系の人だと、進歩がまるでないですね。
それ以上の問題はコミカルに書いてあるが、面白くないってコトですけど・・・

ま、それより酷いのは、『いわゆるひとつのチョーさん主義』のほうですけどね。
こちらも風刺ネタ4コマが2篇連載されているが、かすりともしない。
風刺と書いたが何を風刺したいのか不明。
風刺って爆笑する面白さはないけど、「にやり」とする面白さがあるんですよね。
でもコレには全くない。
1200話を超えているから、24年以上連載していることになるが、紙の無駄だろう。
よくもまぁ、出版社は載せられますね。
今、経費削減が叫ばれてるんじゃなかろうかって思うんですが・・・
うちは余裕がありますよって言うためですか?
つまらんから誰も見てないでしょう。
なくなっても誰も気付かないと思いますね。

そんな文春の中でも面白いマンガがある。
マンガといっていいのか不明だが、『女の窓』(伊藤 理佐)だ
巻末に 1コマながら、文と絵が面白いです。
にやりとする面白さです。
毎回これを楽しみしてるんです。
長く続いて欲しい一作です。