春の季語ですね。
出展は11世紀、中国北宋の画家、郭熙の画論「臥遊録」です。
「春山淡治にして笑うが如く、夏山蒼翠にして滴るが如く、
秋山明浄にして粧うが如く、冬山惨淡として眠るが如く」からですね。(絵画の極意だそうです)
よって、
春は「山笑う」
夏は「山滴る」
秋は「山粧う」
冬は「山眠る」です。
でも春の「山笑う」は特に秀逸な言葉だと思ってます。
なぜかというと、
この時期、山を見上げると、ちらりほらりと桜が咲いているんです。
咲いている場所だけ、淡い薄紅色で山が笑っているように見えます。
他の木では、こうはいかないんですよね。
ああ、桜ってすごいな。
もっとも郭熙って、中国の人なので桜を見てってコトはないんでしょうけど、
1000年たって違う解釈でも、同じ結論に達するなんて不思議ですね。
そういえば、『咲』って漢字、もともとは笑うって意味だそうです。
(中国語で花が咲くは『開』。開花とかで使いますね)
山が笑う・・・どこか共通点がありそうです。
というより、だから日本で受け入れられた・・・ように思います。
出展は11世紀、中国北宋の画家、郭熙の画論「臥遊録」です。
「春山淡治にして笑うが如く、夏山蒼翠にして滴るが如く、
秋山明浄にして粧うが如く、冬山惨淡として眠るが如く」からですね。(絵画の極意だそうです)
よって、
春は「山笑う」
夏は「山滴る」
秋は「山粧う」
冬は「山眠る」です。
でも春の「山笑う」は特に秀逸な言葉だと思ってます。
なぜかというと、
この時期、山を見上げると、ちらりほらりと桜が咲いているんです。
咲いている場所だけ、淡い薄紅色で山が笑っているように見えます。
他の木では、こうはいかないんですよね。
ああ、桜ってすごいな。
もっとも郭熙って、中国の人なので桜を見てってコトはないんでしょうけど、
1000年たって違う解釈でも、同じ結論に達するなんて不思議ですね。
そういえば、『咲』って漢字、もともとは笑うって意味だそうです。
(中国語で花が咲くは『開』。開花とかで使いますね)
山が笑う・・・どこか共通点がありそうです。
というより、だから日本で受け入れられた・・・ように思います。