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今や穀物は金

2011-05-16 | ラジオ
これから穀物が金と同等の価値を持つような、時代がやってくるかもしれない。
ロシア農業同盟議長は、ロシアの声に出演したなかで、このように述べている。
議長によると将来、穀物が国の金外貨準備高の10%まで保管される可能性もある。
世界の安全保障の諸問題は、今日鍵を握る重要な問題になろうとしている。
これに関連して必要不可欠なのは穀物の、市場価格を安定させるだけでなく、この地球に住む人々のために食料を保障確保し、生産者と消費者が将来に向けたプランを立てることが出来るようなメカニズムを探し出すということだ。
そうした方法の一つになる可能性があるのが、金外貨準備高の一部を穀物として保管するというシステムだ。

ロシア農業同盟議長は、そう考えている。
「今日、世界の状況を考慮するならば、穀物と言うものは恐らく最も高いレベルで現金に換え易い商品と言える。
ですからロシアの金外貨準備高の構造の中に、穀物を含めることは可能だろう。
もちろんそうするためには別の法律が必要だ。金外貨準備の5%から10%を穀物として保管しても、何の障害もないと思う」
ロシア農業同盟議長は、このように話している。

多くの専門家達は、そうした考えかたを支持し世界の食料価格が徐々に高まりを見せていることに注意を喚起している。
とは言え国の金外貨準備を形にするものは、一定の要求に応えなければならない。
これに付いてFBKコンサルティングの戦略分析課課長は、次のように述べている。
「国が蓄える(?)は現金に(?)によって形作られなければならない。(電波が弱くなりほとんど受信不能)」
課長は、このように指摘している。

最後に申し上げておきたいことは、ロシアは食料安全保障の問題解決に絶えず取組んできた、そして今も取組んでいると言う点だ。
例えばその必要不可欠性を、多くの代表的なエキスパートが現在、世界規模で認めている、いわゆる干渉本部の創設という考え方だ。
専門家達は将来、穀物に金や外貨と同等の価値を持たせるアイデアは、現実化する可能性が充分有り得ると捕らえている。

(?)眠たいは電波が弱くなり聴き取れず

食糧争奪―日本の食が世界から取り残される日

柴田 明夫
日本経済新聞出版社


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2月25日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル