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ビンラディン氏、殺害をめぐる疑問(1)

2011-05-07 | ラジオ
国際テロ組織アルカイダの首領ウサマ・ビンラディン氏が殺害された事件で、秘密作戦の詳細を知れば知るほど、奇妙な点が多く浮かび上がってくる。
例えばアメリカの特殊部隊がビンラディン氏に遭遇した時、無防備の状態であったということであり、守ろうとしたのは妻だけだったと言うことだ。そのビンラディン氏の妻は、足に銃弾を受け床に倒れたとされている。

ここで疑問となるのは、どうしてビンラディン氏が無防備であったのかということだ。そして無防備であったとするなら、どうして生きたまま拘束しなかったのか。
特別に訓練を受けた空挺部隊であるならば、そのようなことは可能だった筈だ。
第一ビンラディン氏は如何なる裁判所によっても、有罪が確定された訳ではなく、容疑者であったに過ぎないからだ。
つまり必要であったのは裁判であり、疑われていた容疑に付いて法廷で裁くことであったと言える。しかもこのような裁判に最も関心があったのはアメリカであった筈だ。しかしながら実際に事態は違った展開を見せた。

グロジン専門家はロシアの声とのインタビューに対して、次のようにコメントしている。
「 ビンラディン氏が殺害されたのは、もはや生きた状態では必要がなかったからだ。捜査を行う(???)に、多くの興味深いことを口走る恐れがあった。
例えばソビエトのアフガン侵攻の時、CIAとどのような関係を持っていたのか、ということがあるし、アルカイダの壊滅を名目に行われた2003年のイラク侵攻に付いて、イラクにはアルカイダのメンバーは、いなかったことなどだ。
果たしてビンラディン氏に掛けられていた容疑が、法廷で立証できるかどうか、それは今となっては憶測することしか出来ない訳だ」
グロジン専門家は、このようにコメントしている。

(???)は男性アナウンサーの舌がもつれ何語を言っているのか不明
ビンラディン氏、殺害をめぐる疑問(2)へ続く

インタビュー オサマ・ビンラディン
クリエーター情報なし
ダイヤモンド社

5月4日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル