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プーチン首相の創設する戦略イニシアチブ局

2011-05-29 | ラジオ

プーチン首相は自身によって創設された戦略イニシアチブ局に付いて、その主要課題を、すでに結果を出している中小ビジネス、企業を支援することであるとし、なかでも特にイノベーション路線に力を入れることを明らかにした。
これは全国規模の新プロジェクトの、公式プレゼンテーションの席で表されたものだ。
現在のロシアで、こうした試みがなされるのは初めて(?)。戦略イニシアチブ局は首相自らが統率するもので、国家機関でも、従来の社会団体の範疇にも属さない。

中小ビジネスフォーラムというのが最も近いと言えるだろうか。要は事の決定に関して、その声が重きを持つ人たちの集まりと言う。
戦略イニシアチブ局は中小企業たちの財政支援を行うだけでなく、才能ある企業家らが、自らのアイデアを実現することを助ける。 
その原則に付いてプーチン首相は次のように述べている。
「何よりも先ず開示性、そして独立した専門家を広い範囲から集めること、お役所的な形式やプロセスを最小化すること、人材の確保、プロジェクトの選択に際して客観性を持つことだ。
我々にとって重要なのは磨かれた経験を用い、広く普及させ、意味のあるイニシアチブの探求と支援のための制度を作ることだ」
プーチン首相は、このように発言している。

戦略イニシアチブ局の創設によって、執行機関と中小ビジネスの直接的な相互関係にある穴が埋められる筈だ。
プーチン首相は、これを非常に重要なことと捉えている。というのも中小ビジネスとは、経済の基幹的なセグメントを代表するものたちであり、自分のビジネスをゼロから作り上げ、成功を収めてきたものたちが、未だに政府と関係を結ぶための、まともな機関を一つも有していないとは由々しき事態だからだ。
戦略イニシアチブ局の主要な機能とは、重要な意味のあるプロジェクトがこの先地域レベル、国際レベルに出て行くために、これを支援していくことになる。

そうした企業の一つ、チェリャービンスクにある工場チェプロプリボールのサハロフ社長は、プーチン首相に対し、自社が素晴らしい生産物を生み出したものの、海外市場へ出て行くには経験が足りないことを次のように語っている。
「戦略イニシアチブ局が出来ることで、たくさんのロシアの中小企業らが海外の事例、ロシアのほかの事例に学び、さらなる発展を遂げることが出来ると思う」
社長は、このように発言している。

戦略イニシアチブ局は、局が行うビジネスによって活動資金を得ていく仕組みだ。しかもオブザーバー会議、エキスパート会議には役人を登用しない。
戦略イニシアチブ局の幹部は,今月5月25日に宣言されたように開示された方法で選ばれる。
幹部への立候補を望むビジネスマンは、インターネット上にある戦略イニシアチブ局のサイトに登録を行う。そして今年の夏の終わりには、戦略イニシアチブ局は完全な形で始動する予定だ。

現代ロシアを見る眼~「プーチンの十年」の衝撃 (NHKブックス)
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(?)は電波が弱くなり聴き取れず

5月26日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル
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