ロシアのメドヴェージェフ大統領と、ベラルーシのルカチェンコ大統
領は8月27日、黒海沿岸のソチで非公式会談を行い両国間に蓄積
された諸問題解決のために、さらなる追加的努力を傾けることで意
見の一致を見た。
これに付いてロシアの声の評論委員は、つぎのようにコメントしてい
る。
メドヴェージェフ・ルカチェンコ両大統領による会談は、今年前半生じ
たロシア・ベラルーシ関係危機後、初めてのもので5ヶ月ぶりのもの
となった。
危機の原因の一つになったのはロシア政府が、ベラルーシ産の乳製
品の輸入を禁止したことだった。
尚この措置はベラルーシの生産者側が、ロシア側が新しく決めた技
術的な規制を守らなかったことから取られたものだ。
その後問題は調整されたがシコリが残ってしまった。
例えば政治分野ではルカチェンコ大統領は、集団安全保障条約機構
の作業に参加せず、会議の議長国を務めなかった。
しかし互恵的な善隣関係の維持と発展の必要性は、一時的で変わり
よく性格を持つ意見の食い違いや、(???)的な要因の上にあることが判
った。
ルカチェンコ大統領は特に、ベラルーシは集団安全保障条約機構の作
業への完全な参加に戻るつもりであり、独立国家共同体の枠内で大き
な影響力を持っている、この組織の議長国を引き受けると言明している。
それ以外に両国間に存在する金融経済領域の諸問題は、政府間の協
議でも調整に訴えることが決まった。
またベラルーシ領内、初の原子力発電所建設問題に付いても(←フェー
ジングの谷間で聴き取れず→)
ルカチェンコ大統領はベラルーシTVのインタビューで、ロシアとの関係悪
化は誰にとっても利益のないものであり、それが新たに発生することは
無いだろう、と確信すると述べている。
ロシアの声・記者はCIS研究所副所長に、今回の会談の成果に付いてコ
メントをお願いした。「ルカチェンコ大統領を信じたいと思う。実際ロシアと
ベラルーシのような、親しい友好国の間の関係悪化は全く何もならない。
まして経済上の問題は尚更だ。私の見るところ、そうした問題はそもそも
国の元首が直接関わるものではない。しかし同時に、もし私達が連邦国
家をつくりだせず、あるいは逆にそうした考え方を放棄するならば、二国間
同盟のこの密接さを基盤として関係を発展させるかどうかに付いては強い
疑問が残る。
同様の関係悪化の可能性があるだろう。今のところ私達は中間的な状態
にあり、恐らく残念ながら新しい紛争が起こることも否定できないと考える」
ロシアCIS研究所副所長は、この様に述べている。
いずれにしても危機的な状況を繰り返すのを避けるために、メドヴェージェフ
・ルカチェンコ両大統領は、両国関係の状況が絶えず直に伝わってくるよう
にコンタクトを密接に取ることで合意に達した。
すでに9月28日には両大統領はベラルーシ領内で実施される、集団安保障
条約機構の軍事演習で会談するし、11月にもそして恐らくは12月前半にも
会うことになると思う。
※(???)は何と言っているのか判らない
8月28日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル
領は8月27日、黒海沿岸のソチで非公式会談を行い両国間に蓄積
された諸問題解決のために、さらなる追加的努力を傾けることで意
見の一致を見た。
これに付いてロシアの声の評論委員は、つぎのようにコメントしてい
る。
メドヴェージェフ・ルカチェンコ両大統領による会談は、今年前半生じ
たロシア・ベラルーシ関係危機後、初めてのもので5ヶ月ぶりのもの
となった。
危機の原因の一つになったのはロシア政府が、ベラルーシ産の乳製
品の輸入を禁止したことだった。
尚この措置はベラルーシの生産者側が、ロシア側が新しく決めた技
術的な規制を守らなかったことから取られたものだ。
その後問題は調整されたがシコリが残ってしまった。
例えば政治分野ではルカチェンコ大統領は、集団安全保障条約機構
の作業に参加せず、会議の議長国を務めなかった。
しかし互恵的な善隣関係の維持と発展の必要性は、一時的で変わり
よく性格を持つ意見の食い違いや、(???)的な要因の上にあることが判
った。
ルカチェンコ大統領は特に、ベラルーシは集団安全保障条約機構の作
業への完全な参加に戻るつもりであり、独立国家共同体の枠内で大き
な影響力を持っている、この組織の議長国を引き受けると言明している。
それ以外に両国間に存在する金融経済領域の諸問題は、政府間の協
議でも調整に訴えることが決まった。
またベラルーシ領内、初の原子力発電所建設問題に付いても(←フェー
ジングの谷間で聴き取れず→)
ルカチェンコ大統領はベラルーシTVのインタビューで、ロシアとの関係悪
化は誰にとっても利益のないものであり、それが新たに発生することは
無いだろう、と確信すると述べている。
ロシアの声・記者はCIS研究所副所長に、今回の会談の成果に付いてコ
メントをお願いした。「ルカチェンコ大統領を信じたいと思う。実際ロシアと
ベラルーシのような、親しい友好国の間の関係悪化は全く何もならない。
まして経済上の問題は尚更だ。私の見るところ、そうした問題はそもそも
国の元首が直接関わるものではない。しかし同時に、もし私達が連邦国
家をつくりだせず、あるいは逆にそうした考え方を放棄するならば、二国間
同盟のこの密接さを基盤として関係を発展させるかどうかに付いては強い
疑問が残る。
同様の関係悪化の可能性があるだろう。今のところ私達は中間的な状態
にあり、恐らく残念ながら新しい紛争が起こることも否定できないと考える」
ロシアCIS研究所副所長は、この様に述べている。
いずれにしても危機的な状況を繰り返すのを避けるために、メドヴェージェフ
・ルカチェンコ両大統領は、両国関係の状況が絶えず直に伝わってくるよう
にコンタクトを密接に取ることで合意に達した。
すでに9月28日には両大統領はベラルーシ領内で実施される、集団安保障
条約機構の軍事演習で会談するし、11月にもそして恐らくは12月前半にも
会うことになると思う。
※(???)は何と言っているのか判らない
8月28日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル