■ 某新聞の、「些」の記事が引き金になって思い浮かんだ、「ほどほどランニング」。
若いころとは違って、60歳過ぎのランニングライフを楽しみとするには、経験などから、もうちょっと、というところで余力を残して行う、「適度なランニング」、「ほどよいランニング」がよい。
自戒の意味をこめて、「ほどほどランニング」と呼ぶ。
逆に、社会や家庭の拘束がうすれ自由な時間が得られることから、
若いころより、創意工夫や、走る環境を変えて楽しむゆとりが与えられる。
前回の記事(1/2)に引きつづいて、より具体的にまとめてみた。
■ ほどほどランニング
(1)目的
ア. 自分の心身を快適な状態に保つ
イ. 老化のカーブをゆるやかに、血液サラサラに保つ(動脈硬化等の進行を抑制)
ウ. 健康の増進・維持、楽しむこと
(2)種目
ア. ウォーキング イ. ゆっくりジョギング ウ.ゆっくりスイミング エ. サイクリング
(3)時間・距離
ア. 1~2時間(最大3時間) イ. 5、10、12、14km
・がんばらない、無理をしない
(4)頻度
ア. 週3、4日 イ. 1日おき ウ. 2走1休
・運動をしすぎない、疲れを残さない
(5)どのように-1
ア. 長生きをするためには、なにごとも能力の60~70%で行うこと
イ. ややきついと感じるレベル
ウ. 心臓や呼吸器に体力的な余裕を残しておく
エ. 脈拍 100~120/分(最大150) 体重60~65kg ペースは、8~10分/kmかな
オ. 本来、ジョギングというのは、トボトボ歩くという意味、
不自然であるが会話ができる、ゆっくりしたスピード、息が切れない程度のスピードで走ることが正しい
(6)どのように-2
ア. 自分の体や健康状態に合った内容で楽しめ、気持ちよく一生続けられることが、故障やケガにならないコツ
イ. ゆったりとした、あるいは、ゆとりのあるランニングであって、日頃の仕事や生活から離れ、自由であること
ウ. 他と比較しない、他に合わせすぎない(自分で計画をたて、自分で行う)
(7)どのように-3
ア. 年をとると、運動のし過ぎに注意、回数を減らし、体調の悪い時はスパッと止める勇気が必要
イ.運動・スポーツは、やり方やその人の体の状態によっては、薬にも毒薬にもなる
ウ. 突然死、ケガ、事故、故障を防ぐ
※ 危険の前ぶれを心得ておく- -胸痛、動悸、息切れ、不整脈、めまい、圧迫感、しめつけ、冷や汗、吐き気、その他 膝痛、腰痛、… …
(8)環境・時間帯
ア. 寒冷時 をさける(防寒対策、ウェアーなど)
イ. 暑さ をさける(熱中症対策、ウェアー、木陰など)
ウ.路面(段差のない安全なコース、アスファルトより芝生の上、土の上、自然歩道で走る)
エ. 夜は避け、明るい日中に走る
オ. 2000mを越える山など(低酸素の影響、ゆっくり急がずに走る)
(9)ウェアー・シューズ
ア.走る場所、距離、天候などに合わせ、それに適したウェアー、シューズを使用する(ケガ、事故、故障を防ぐ)。特に、シューズは自分の足の状態に合わせて購入し、一度レースとほぼ同じ環境で走って、問題がないか確認しておくこと。
■ Happy Running
しかし、ま~、健康や安全面から日ごろの走りを見直し、注意点を確認したうえで、こだわりまく自由に、やりたい時にやりたいようにやってしまうんでしょうね~。
小出義雄監督の言葉をお借りして、常に 「 Happy Running 」をめざしていきたいですね!!
今日のラン&スイム
花島公園 20km/2:44(38:15~10:58(49:13)~32:47(1:22)//32:36(1:54)~11:22(2:06)~38:30(2:44)) 日曜日の工事休みの天戸大橋を通過、花島公園センター広場のバックネット裏が、ちょうど10km)
当月 R=102k S=0.5k 年間累計 R=2145k S=20.8km