■ M公園をぬけて、弁天橋折り返しのランに向かう。
約8分30秒前後のゆっくりジョギング。
M公園(紅葉盛り)
走りながら、今朝の朝刊記事を思い出す。
『戦国乱世に生まれ、数え100歳まで生きた化け物のような男がいる。江村専斎。京都の医者。<齢九十を過ぎて視聴衰えず>目も耳も達者だった。(東条琴台『先哲叢談 後編』)その上超人的な記憶力で戦国期の京都で見聞したことを語った。
… … どうすればそんなに長く生きられるのか。時の後水尾上皇も不思議に思ったらしい。御所に専斎をを呼び、尋ねた。するとこう答えた。「もとより他術なし。平生、ただ些の一字を守るのみ」。上皇にどういう意味か」と問われて、
―食を喫する些、思慮も些、養生も些のみ―
と答えた。「些」とは、少々ということ。
「食べるのも少々。考えるのも少々。養生も少々にするだけです」。… …』
ランも些。
いや、ランのスピードも些かな?
ゆっくりと、長く … 。
長くも、些かな?
体調にあわせ、ほどよい長さに、
ほどよいスピードで、ほどよい距離を走るか。
力を抜いて、
花や樹木や美しい景色を楽しみ、
季節の香り、虫や鳥の鳴き声に心ときめかせながら、
街なかを抜けて、
川沿いや、森や里山へ走りに出かけよう!!
平坦から、上ったり、下ったり、
まっすぐ行ったり、曲がりくねったり、
体調が良い時は、行けるところまで、
体調がそぐわないときは、途中で足を止め、
息をととのえ、体を休め、
また、ふたたび走りだす。
ランニングライフを気持ちよく、自由に、
いつまでも、いつまでも、楽しく走りつづけるためには、
平生、ランにおいても些の一字を守るのみか。
今日のラン&スイム
弁天橋 24k―1:37/1:39(3:16)
当月 R=67k S=0.5k 年間累計 R=2110k S=20.8km