スロージョギングと写真のブログ

ウォーキング、ジョギング、ママチャリで出あった季節の花や風景写真で日々の出来事・雑感をつづっていきます

ハナショウブ~憲法講演会

2019年05月12日 | 地域活動(環境)

千葉公園のシャクヤクが見ごろ、ハナショウブが花開き始めた。

お天気はでしたが、早朝撮影に出かけた。

園内東千葉駅寄りにあるショウブ池は、まだ水が張っていなかった。

底の石だたみ、張った水を背景に、

池の片側の木々を透して漏れる木洩れ日で

水面がキラキラする。

ハナショウブとキラキラバックを撮りたかったのですが

願いかなわず。

相変わらず千葉公園の朝は、

散歩、ジョギング、ラジオ体操などの人たちでにぎわう。

帰宅は、午前7時前になった。

 

昼過ぎは、憲法講演会の聴講に出かけた。

場所は「美浜文化ホール」、講師は「木村草太」氏、

主題は、「憲法という希望」

 

はじめは、張り紙の論理から、立憲主義と憲法についての概観!!

で、過去の国家権力の三大失敗 ① 戦争 ② 人権侵害 ③ 独裁 の歴史に触れ、私たちは①~③の3つの失敗をしやすいので、

① 軍隊と戦争をコントロールする

② 人権を保障する

③ 権力は分立して、独裁は許さない

という張り紙を貼って同じ失敗をしないようにしよう。

憲法の章立ては、

         第一章 天皇 天皇は象徴であるに止まり、国民が主権者として責任を持つ

① 軍隊と戦争をコントロールする

         第二章 戦争の放棄 軍と戦力を持たないことで、武力行使を原則として禁止
             する

② 人権を保障する

         第三章 国民の権利及び義務 国民の人権を保障する

③ 権力は分立して、独裁は許さない

         第四章 国会
         第五章 内閣
         第六章 司法
         第七章 財政

               ①立法(法を作る)・②行政(法を実現する)・③司法(法に
                ついての争いを裁く)の三権を分立する

         第八章 地方自治 地方の自治を認め、小さい決定の単位を作り、満足度を
                  上げる

張り紙を貼ろうの部分

         第九章 改正

         第十章 最高法規 憲法違反は、やってはならない
                  憲法は、多くの人が賛成しないと変えてはいけない

と、

憲法のねらいと概要をわかりやすく説明いただいた。

後半は、今現在の私たちに身近な、以下の3つのテーマについて解説していただいた。

(1)自衛隊と憲法

 ① 国際法の原則

 ② 日本国憲法の武力行使統制

 ③ 9条と自衛隊明記改憲

(2)人権の体系

(3)夫婦別姓訴訟と同性婚訴訟

 

関連の知識や情報などは、毎日の新聞やテレビなどで、私たちの目、耳に入ってきますが、

〇〇のメディアコントロール、△△の忖度や□□の自主規制のためなのか、一般市民には、靄がかかって真実が見えない。

そういう部分は、講演会に参加し、専門家のわかりやすい話を聴くことによって、モヤモヤが晴れることが多い。

主催者に感謝ですね。

 

<参考>

新装版 日本国憲法(講談社学術文庫) 2013/8/29発行 講談社                                                                                                                                         

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