１センチ

真っ昼間、歩いて近くの公民館へ。

あちぃ。
こりゃあちぃぞ。
こんな日に外を歩いちゃ体に悪いわ。

とは思うけど、目的は体のため。
今日は市民検診があるんだよね。
毎年、無料で受けさせていただいてありがたい。

市民検診を受けるのは年配の方が多いから、たぶんみんな朝一で行ってるハズだ。
おまけに朝食抜きにしなくちゃいけないから、少しでも早く行くハズだ。
だから終了時間前に行ったら空いてるハズだ。

と言う、この数日間寝ずに考えた完璧な作戦を実行すると、案の定ガラガラ。

だけど…

ガラッガラ過ぎるぞ！
誰もいないじゃん！！

かろうじて帰りかけの方が数人いたけど、検診するとこにはボクだけなんだよね！

うわぁ。
空いてるのはいいけど、ちょっと空き過ぎだよ！
ここまでは予定外だったな。
暑さのせいもあって、予想以上朝一に集中しちゃったっぽいんだよね。

ガラッガラとはいえ、先生たちはいっぱいいる状況。
となると、みんなの視線がボクに向いている

ような気がしてきてしまう。

やだなぁ。
実際はそんなにボクの事なんて見てないんだろうけど、でもそう思ってしまうんだよね。
一挙手一投足に気をつけなければならない。

身長計る時は背伸びなんて出来ないし、
採血の時は、全然怖くないって顔をしなくてはならない。
血圧の数値見た先生が「あれ？」って顔をした時にドキッとなったが、そんな時でも冷静な振りをしなくてはならない。

周りを気にしてヘトヘトだ。
まあ血圧に関してはちょっとしたミスだったので大丈夫だったから良かったよ。

そうして腹囲の検査へ。
お腹を出して計ってもらうと…
「あ～！惜しい！」と言う先生。

ん？
惜しいって何？

どうやら男性の基準値は８５センチらしいのよね。
で、ボクのお腹が８６センチ。

１センチオーバー！

うわぁ。
太ってきているのは分かっているけど、遂に基準値以上のお腹になってしまったか…。
１０年前は体脂肪率一桁だったのになぁ。
情けないよ。

「ちょっと頑張ってみるね」

と、先生が少しキツめに計ってくれたが、５ミリほど縮んだだけ。
身長との対比もあるからメタボまではいかなかったから助かったけど、さすがにどうにかしなくっちゃなぁ。
痩せてる時代からお腹だけは出てたからなかなか難しいかもしれないけど…頑張ろっと。

さて。
「お腹が基準値より１センチオーバーの男」
と他の先生にもバレッバレになってしまった中、全ての検査は終了。
結果が出るのは数週間後かな。

去年は、血液がドロッドロって言われたから、この１年間納豆とタマネギを食べまくったんだよね。
ネットのどっかのサイトで書いてただけの情報なので、それが果たして効果あるのか分からないけど…。
効果ってくれればいいなぁ。

どんな結果になるのか、不安でもあり、楽しみでもあり…。
どうなる事やら。

チケット

そういえば昨日。
今回、作・演出をする事になった劇団の公演チケットを受け取った。

もうチケット出来たのね。
と思うけど、９月が公演だからそんなものか。

そろそろチケットを売っていく時期になったのだろう。

まあボクはメンバーじゃないからさ。
何十枚か受け取ったけど、これを全部売りさばかなくってもいい感じだった。
でも、やっぱり少しでも売ってたほうがいいに決まっている。
メンバーじゃくても、今作はガッツリ関わっているしね。
公演の成功のためには、内容だけでなく、まずはお客さんが来てくれないと話にならないもん。

よ～し。
預かったの全部売ってやるぞ。
そして団員たちから尊敬される立場になってやるぞ！

と意気込んでみるものの…

どうすりゃいいのか分からないな。
こういうのを売るのは初めてなんだよ。

ゴー！ゴー！シリーズのＤＶＤは無料だから配りまくっているけど、今回は有料だからそれとは全然違うもんね。
有料のものを宣伝して売っていくのって難しいよなぁ。
今さらながらそれを痛感したね。
おまけに、作・演出をしているとはいえ、ボク自身は出ていないしさ。

売れるのか？
こういうのはまず知人に売るのが基本だろうけど、ボクの知人たちが買ってくれるのか？
いや、買わないだろうなぁ。

今回のチケットは１０００円（前売り）。
そんなお金を出してボクの作品を見にくるような人は、とてもいそうにない。
「タダだったら行ってやってもいいけど…」
と言うようなヤツしか思い当たらないもん。

この日記を見てる人が少しでも来てくれたらすぐに客席埋まるんだけど…。
それも来ないだろうな。
これを見てる人こそ、無料だから見ているのだ。
例え月１０円でも取ろうものなら大ブーイングされ、誰も見なくなるに決まっている。

そもそも、ここであんまり宣伝はしたくないんだよね。
特にお金が絡む事になると、どこでどう面倒な事になっちゃうか分からないしね。

あ、さりげなくこの文章の中に混ぜたらどうだろうか。
あからさまな宣伝は抵抗がある。
けど、サブリミナル的に少しずつ公演情報を書いておけば、みんな公演が気になって仕方なくなるかもしれないぞ。

よ～し。
試しに書いてみよう。
では話題を変えて…。

えっと…
と言っても咄嗟に話題なんて出てこないな。
じゃあ今日の晩ご飯の事でも書くか。

今日の晩ご飯は…何だったかな。

カレーだったかな？
お寿司だったかな？

いや、

９月２１日（土）１９時からと
９月２２日（日）１４時から、ホルトホールで行われる演劇ユニット・ロストバゲッジ旗揚げ公演「再結成」のチケットだったかな。

いや。
チキン南蛮だったか。
時間がなくって冷凍のやつだけどさ。

それを、あの機械で温めたのよ。
あの四角い機械。
９月２１日（土）１９時からと
９月２２日（日）１４時から、ホルトホールで行われる演劇ユニット・ロストバゲッジ旗揚げ公演「再結成」のチケットみたいな機械。
あ、電子レンジって名前だったかな。

久しぶりにチキン南蛮食べたけど、美味しかったなぁ。

どのくらい美味しかったかと言うと、

９月２１日（土）１９時からと
９月２２日（日）１４時から、ホルトホールで行われる演劇ユニット・ロストバゲッジ旗揚げ公演「再結成」のチケットくらい美味しかったよ。

満足満足。
９月２１日（土）１９時からと
９月２２日（日）１４時から、ホルトホールで行われる演劇ユニット・ロストバゲッジ旗揚げ公演「再結成」のチケットくらい満足だ。

よ～し。
今日のところはこんなもので良かろう。
さりげなさ過ぎて読んでいる人は全然気づいていないだろうが、今の文章の中に若干宣伝文句を混ぜてみたよ。
毎日こうしておけば、知らず知らずのうちに気になって仕方なくなるだろう。

楽しみだ。

ということで、ボクが作・演出で関わっている舞台。
シャインクラブ作品ではないので台詞はいっぱいあるし、時間も長いけど、でも単純で誰でも分かるようなコメディです。
「即完しました」って言えるくらいに問い合わせ殺到して下さい。
どうぞよろしく。

ファミレス

お手伝いをしている劇団の稽古へ行った。
そして稽古終は数名でファミレスへ。

普段は稽古終わったらみんな先を争うにように帰っていくんだけどね。
今日はちょっとした話し合いがあってさ。
全員ではなくボクを含めた４人だけなんだけど、ファミレスに集まる事になっていたのよ。

でも、行く前にＭ氏。
「あ！財布忘れた！」
と言うではないか。

おいおい。

稽古メインで来ているから財布は必要ないといえばないけど、でも今日は話し合いがあるから必要だろうよ。
いつもと同じように家を出ちゃったんだろうなぁ。
一緒に行くＩ氏に立て替えてもらうって事にして、向かう事にしましたよ。

稽古後だから、時刻は２２時過ぎ。
ファミレスも空いてる時間だろう。

と思って行ったら…

激混み！

いや、そこまではないか。
でも２２時とは思えないくらい混雑してるんだよね。

あ、そっか。
そういや夏休みだわ。
学生っぽいのがたくさんいるし、中には小学生っぽい集団もいるよ。

いいなぁ。
楽しそうだよなぁ。
学生の夏休みの夜のファミレスって、人生の中でも上位に来るくらい楽しい時間だと思うよ。
たぶんキャンプとか海に行く計画とかしてんだろうな。

羨ましい。
妬ましい。

という嫉妬心を抑え、こっちは話し合い。
まあそんなに真剣な話し合いではないので、あまり時間かからずに終了した。

さて、帰りましょ。
Ｍ氏は予定通り、Ｉ氏に「支払いお願いしまーす」と言っている。

「はーい」

と返事しながらカバンから財布を出そうとするＩ氏。

だけど…

ん？

出てこないぞ。

なかなか出てこないぞ。

まだ出てこないぞ。

段々焦りだして探しているけど、やっぱり出てこないぞ。

おいおい。
ウソだろ？

すると申し訳なさそうに

「財布忘れたみたい…」

って！

うわぁ。
こんなマンガみたいなベッタベタな展開あるかねぇ。
結局代金はボクが払う事になっちゃったよ。

よくもまあ財布も持ってないくせに、立て替えてあげるって自信満々に言えたもんだよな。

そして、いい大人が４人いて、その半分が財布忘れたって。
どういうこっちゃ。
大丈夫なのか？この劇団は。
不安だ…。

本番当日も、小道具忘れただの、台詞忘れただのが無いようにしていただきたいものだよ。

掃除

デスクトップパソコンの掃除をした。

ハードディスクの不要なファイルを消去して…とかってのじゃなく、ホコリを掃除機で吸うっていう純粋な掃除のほうね。
デスクトップパソコンの故障の原因はホコリが９割って聞いた事がある。
ホコリで熱がたまってあちこち壊れちゃうらしいのよね。

なので定期的に掃除をしなくちゃいけない。

とは思っているんだけど、フタを開けて掃除したのは１年ぶり。
早く掃除しなくちゃと気になりつつ、でも面倒くさく、気づいてないフリをして誤摩化していたんだよね。

しかしもうさすがにやっておこう。
と今朝急に思い立って、その勢いで一気にやってしまいましたわ。
フタを外して、エアスプレーを吹きかけながら、掃除機で吸い込む。
案の定、１年分のホコリがたまりまくっていたので、それをズボズボと吸い込んだりするのは結構気持ちがいい。

１年ぶりに綺麗になりましたよ。

と、スラスラやったように書いているけどさぁ。

苦手だわぁ。
パソコン掃除っての。

怖くって仕方ないんだよね。

だって本体の内部って、よく分かんない基盤とか配線がいっぱいあるんだもん。
知らないだけにああいうのって恐ろしい。
どこがどういう機能なのかサッパリ分からないし、どれくらいの強度なのかも分からないもんね。
ちょっと触っただけで壊れてしまう可能性もある。

この基盤のとこに掃除機が当たったらパソコンが動かなくなるんじゃないのか？
こっちの配線が外れたらパソコンが爆発するんじゃないのか？

なんて思っていると、掃除するだけでドキドキだ。

ガハハハハッ

と豪快に笑いながら、こんなもんしゃらくせぇ！と、何も考えずにホコリを吸い取れればラクな作業なんだけどなぁ。

臆病者なので慎重に慎重に、Ｔシャツが汗でビッショリになりながら、必死に作業をしましたよ。
無事に終わって、無事にパソコンも起動出来たから良かったな。

だけど…。

無事に起動したとはいえ、掃除をしたってのに何も変化はないのはつまんない。
内部の事なので外観はもちろんそのまんまだし、動きが早くなったって事もない。

せっかく綺麗にしたのになぁ。
ちょっとくらい変化があったっていいじゃん。
車とか家の掃除なら見た目の変化があってそれがご褒美になるけど、パソコン内部の場合は別の特典が欲しいよ。

動作が早くなるってのでもいい。
壁紙が金ピカになるってのでもいい。
起動音が、浪速のモーツァルト・キダタロー氏作曲の音になるってのでもいい。
本体からアロマの香りが漂ってくるってのでもいい。

どんな事でもいいからちょっとはご褒美がないと、またなかなか掃除をしないよ。
そんな機能がつくよう、ビル・ゲイツ氏にはご検討いただきたいものだ。

キャップ

Ｎ氏一家が来た。

Ｎ氏夫人のほうは現在休職中だけど、以前まではずっと美容師だった人。
その頃はボクもずっと切ってもらっていた。

そして休職後も、時々我が家に遊びに来たついでとかに切ってくれたりするんだよね。
今日もそうだった。
「（ボクの）髪の伸び具合が気になって仕方ないから切りに行く」と言ってくれたのよ。
ありがたいなぁ。
こんな美容師、なかなかいないよ。
切りに来てくれるだけでも助かるのに、その上、気になって仕方ないとまで言ってくれるのだ。
遊びに来るついでとはいえ、嬉しい事だ。

しかし…。
いつ来てもＮ氏は眠そうだなぁ。
我が家に来て、元気ハツラツで動き回っているＮ氏を見た事がないぞ！
いっつもトローンと眠そうにして、気づけばコックリコックリなっている。
そんなに我が家が退屈か！

まあ、来るのは昼間が多いからね。
確かに眠くなる時間かもしれない。

ようやく「目が冴えてきた」と言ったかと思えば、今度はＮ氏夫人が「眠くなってきた」と言い出す。
しばらくしてＮ氏夫人も「眠気が取れてきた」と言ったかと思えば、今度はＳくん（１歳）が眠ってしまっている。

家族がローテーションで眠くなってやがるぞ！
家族全員がバシッと目覚めている瞬間がないじゃん！

もう一度言うが、そんなに我が家が退屈か！

ったく…。
いや、髪を切ってもらっているんだから文句を言うのはやめよう。

その後はみんなで食事に行き、そのまま解散。
我が家はちょっとスーパーで買い物をしていった。

あ、白髪染め買っておこうかな。
髪を切ったら白髪染めをしないと目立っちゃうのよ。
前回使いかけのがまだ残っているけど、念のためにさ。

と思ったが、ボクが使っている種類が見当たらず。
ま、いっか。
絶対にまだ残っているからね。
こういう時はだいたい「そう思ったけど残ってなくて染められなかった」となり、「あの時買っていればよかった…」と後悔するものだ。
でも今回は確実だから大丈夫。

そうして深夜。
風呂場で素っ裸になり、手袋をしてブラシを持つ。
さあ染めていきますかね。

と、白髪染め本体を持つ。
うん。
案の定まだたっぷり残っていた。
と安心した

が…

あれ？

ウソだろ！
キャップ部分が無いじゃん！！

この白髪染めってね。
染める液が２つあって、キャップのボタンを押すとその液が混ざって出てくるようになってんのよ。
キャップ部分は外れるようになっているんだけど…

そのキャップがどこをどう探しても無いのよ！



ウソだろ！
恐らく、前のやつを捨てるときにこっちのキャップも一緒に捨ててしまったのだろうな。
あれが無ければ染める事なんて出来ない。

う～ん。
まさかこんな展開が待っていたとは…。
やっぱり、あの時買っていれば良かったよ。

時刻は０時過ぎ。
どうしよう。
今からわざわざ買いに行くべきかどうか…。
素っ裸のまま途方に暮れるボク。

迷ったあげく、２４時間スーパーまで買いに行きましたよ。

準備したのを片付けて服をきてスーパーに行き、また素っ裸になって染める。
あ～、面倒くさい。

今度から白髪染めは箱買いして常に大量ストックしておく事にしよっと、