夕涼み会

息子（５歳）の保育園の夕涼み会へ。

お祭りみたいなものね。
出店があったり、みんなで踊ったり、花火したりするの。

ここでは毎年、役員としての仕事をしている。
というかこの保育園での役員の仕事って、夕涼み会の手伝いしかないんだよね。
会議とかは一切ないんだもん。

今年もまたボクは役員なので、ちょいと早めに会場入り。
綿菓子機の前に立つ。

夕涼み会って毎年来てるけどさぁ。
この、綿菓子機ごしの景色しか見た事ないんだよね！

あの向こうではどんなイベントが繰り広げられているのだろうか。
楽しげな声だけは聞こえてくるけど、その姿は謎のままだ。
恐らく来年もまた綿菓子を作る事になるだろうから、このまま真の姿を知らずに卒園してしまう事になりそうだよ。

ま、いいけどさ。

そんな綿菓子機のとこへは、先にＫ氏が来ていた。

今年はクラス役員で、初めて綿菓子を作るらしいんだよね。
余裕な表情で待ち構えているんだけど…

ふっふっふ。
綿菓子係って以外と大変なんだぞ。
しかも今年は病気とか色々で役員の数が少ないらしい。
カキ氷も作る人が必要だから、綿菓子はボクとＫ氏の２人になりそうだ。

これ大丈夫なのか？

と思っていた時、Ｍ氏が様子を見にやってきたので、そのまま拘束。
こちらも余裕そうに
「手伝うよ」
と言ってくれたのもあってね。

早速始まって綿菓子を作り始める。
とりあえず未経験の２人に任せ、ボクは受け渡しとかハンコを押す係。

最初こそ順調だったけど、やっぱり段々とアタフタしてくる２人。

ふふふっ。
大変でしょ～。
テクニックのせいか、この機械の性能のせいかは分からないけど、すぐに詰まったりして難しいんだよね。
なかなか量産が出来ないの。

おまけにさぁ。
作るのに時間かかる上に作り置き出来るものじゃないから、綿菓子の前は大行列になるんだよね。
これがまたプレッシャーとなり、焦る気持ちが更に高まる。

バタバタと３人で作っていると…

ブチッ！

急に電源が落ちたぞ！
横を見ると、カキ氷機も止まっている。

ブレーカーか？
今まで何度も作ってきたけど、こんなの初めてだ！
慌てて園内のブレーカーやら配線をチェック。
どうにか解決したものの、後半のほうでもまたブチッ！

またもや原因探しに走り回る。

そんな事もあってか、あっちぃのなんの。
全然、夕涼まないわ。

結局、綿菓子の前は最初っから最後まで行列が出来たままでしたわ。

疲れたなぁ。
ハンコ押すのが主な仕事だったけど、でもなんだかバタバタしちゃったせいかキツかったな。
ま、役員でもないＭ氏に最後まで手伝わせておいて、キツかったなんて言っちゃいけないんだろうけどね。

とりあえずこれで役員の仕事は終了したので一安心だ。
また来年も頑張ろっと。