MANIAGARA DIARY

シャインクラブ代表・WANKOの日記

揺れるラーメン

2006-08-26 | Weblog
愚妻と共に近所のラーメン屋へ。
このラーメン屋。
過去にこの日記にも何度か登場した強烈な店だ。

一緒に行った人は、もれなく「もう行きたくない」と言う。
Y氏に至っては、電話なんか滅多にしてこない親父さんから久々に電話がかかったかと思えば
「あのラーメン屋は止めとけ!」
と言われただけだった…ということもあったらしい。

しかし、ボクの回りに熱烈なファンがいる。
愚妻だ。
「あのネギバターラーメンがたまらん!」
と言い、定期的に行きたくなるらしい。

で、今日久々に行ってみた。
ボクとしてはいつも行くラーメン屋に行きたいところだが、たまには仕方ない。
だが、時刻は夜の7時半。
しかも土曜日。
さらに今は夏休み。
これだけ好条件が揃えば、さすがにあの店も混んでいるだろう。

ボクはあまり混んでる店は好きじゃないから、出来たら人が少なけりゃいいけど…

そう思いながら、店に到着。
駐車場は混んでなかったので、店の入口付近に駐車。

と…

ビックリする光景が飛び込んできた!
信じられない光景だ!

中で店の店主とバイトの子が飯を食ってんの!
おいおい!
あり得ないって!
考えられないって!

他にお客いないから店員が飯を食うのは構わないけど、せめて奥で食えよ!
なんで一番目立つとこで食べてんだ!?
「お客が入ってきたらすぐ分かるように』という理由があるのかもしれないが、
それだったらせめて店主がバイトかどちらかがいればいい。
口をモックモック動かして、急いで皿を片付けている姿まで丸見えだもんね。
しかも飯を食ってるってことは、この時期のこの時間帯でお客ゼロなのだろう。

おいおい…

不安に思いながら店内に入る。
久しぶりに来るが、内装は変化ない。
いつも座る一番奥の席へと座ってみた。

が…

またも事件が!
テーブルがグラッグラなの!
木のテーブルなんだけど、左右5センチくらいに揺れてしまう。
5センチって、たいしたことなさそうな気がするかもしれないけど、
実際に思い浮かべてみたらその壮絶さが分かってもらえると思う。
目の前にテーブルがある人は、それが5センチ動くことを想像してみて下さい。
結構な揺れだよ。
しかもラーメン屋のテーブルなだけに危ない事この上ない。
ちょっとでもヒジや手をついてラーメンを食べてしまったら、グラッと揺れてしまう。
その度にラーメンも揺れ、ツユが丼から溢れ出る。
掴んでいた麺も、手を離れてしまう。
おいおい。
全く落ち着いて食えないよ!
姿勢が良くなっていいけどね。

さらにこの店は、最近になって野菜を置きだした。
入口付近に野菜コーナーがあるのだ。
ボクらが食べている時、おばあちゃんが入ってきてその野菜を物色していた。
と、店主。
「今日は梨がいいよ~!甘くておすすめ~!」
と、しきりに梨を勧めている。
ほほぉ。
梨か。
まだ早い気もするけど、もう食べ頃なんだな。
そう思いながら帰りの会計の時に野菜コーナーを見てみたら…

青々とした梨の姿が!
どうみても全く旨そうな感じがしない、真っ緑の梨だ。
固そ~!
こんなのオススメしちゃダメでしょ!
しかも、さっきオススメしていた相手の婆ちゃんは何故か厨房に入っていた。
よく分からん店だ…。
また半年くらいしたら行ってみよっかな。

38度の男

2006-08-25 | Weblog
テニスへ行った。
ここ最近、コートが使用出来なかったり、雨が降ったりしてテニスの出来ない日々が続いていた。
実に1ヶ月ぶりのテニス。

相変わらず暑かったけど、2時間みっちりプレイしてきましたよ。
H氏に至っては
「38度の熱がある」
と言っていたのだが、いつもと変わらぬ動きを見せている。
前々からこの人の事を《テニスバカ》だと思ってきたけど、今日ほど感じたことはないね。
やっぱこの人バカだわ。
それも、並大抵のバカじゃない。
大バカだわ。
これほどまでのテニスバカも珍しい。
1ヶ月近くテニス出来なかったので、我慢出来なかったんだろうけど…。
「悪化しても知らんぞ!」と一応止めたけど、当然聞く耳を持たずに汗ダクダクかいてたわ。
知らんぞ~。

しかしまあ、汗が止まらない。
止まっていればマシだけど、試合をするとすぐに汗が大量に流れてくる。
その為、試合が終わるとすぐにタオルを手に取り、汗を拭く事になるんだけど…

ん?
ボクのタオルが無い。
さっきまで使ってたタオルが見当たらないのだ。
どこいったのかな?
ベンチ付近を探していると、さっきまで審判をしていたE氏が戻ってきた。
あれあれ?
手に見慣れた物を持ってますよ?
そう!
ボクのタオルだ!

ちょっとぉ…
勘弁してくれよな~!
間違えて使ってたらしいんだけど、他人に使われたタオルなんて使いたくない。
強烈な汗かきの為、タオルは大量に持ってきているからいいんだけど…
すぐにニュータオルを取り出して汗を拭きましたわ。
ったく…


テニス後は数人で食事へ。
ジャンケンの結果、R氏希望のカレー屋に行く事になった。

カレーか…。
カレーは大好きだが、テニスで汗だくになった後には出来るだけ避けたい食べ物だ。
しかもここは種類が決まっている店。
チキンカレーとビーフカレーのセットがあるだけで、こっちはグラム数を選ぶだけなのだ。
味は嫌いじゃないからいいけど、出来ればもっとサッパリした物がよかったなぁ。

と文句を言いながらも店に到着。
で、食べてみたら意外と普通に美味しく食べられましたわ。
満足満足。

食べ終わって店を出ようとした時。
壁に大量に貼ってある写真をO氏が見ていた。
ここに来たお客の写真をポラロイドで撮って貼っているのね。
それを見てO氏が叫んだ。
「これって!T氏じゃない?」
見ると、そこに映っていたのはテニスメンバーであるT氏。
さっきまで一緒にいたけど、今日は食事をせずに帰った男だ。

ほほぉ。
こんなとこで知人の顔を発見すると、何だかワクワクすんね。
すぐに写メール撮ってT氏に送りつけてやりましたわ。

ただ、一緒に行ってた相手が職場の人ってのがツマラン。
もっとキワドい相手との密会的なものだったら面白かったのに…

ま、密会でカレー屋に来ることないだろうけど…。

前原さん

2006-08-24 | Weblog

母・美智子が還暦だ。
正確には明日が誕生日なのだが、明日ボクはテニスの日なので、今日一緒に食事に行く事にした。
お祝いなので、どこでも好きな場所に連れていくわ。
と言うと
「じゃあ、寿司にしよっか。回転寿司」と答える。
寿司か。
ま、一皿100円だし、それくらいだったらいいわ。
と思っていたら…
「パークプレイスの中の寿司にしよう。あそこ一度行ってみたかった」と言う。
え~!
そこの寿司は高くて有名なんだぞ!
しかし「どこでもいい」と言ってしまった手前、「高いから」という理由で変更することも出来ず、仕方なく行くことになったけどね。

キラッキラした、いかにも高そうな皿を遠慮なくドンドン取ってましたわ。
いつもの寿司屋ならそんなもの全部100円なのに…。

一緒に行っていた父・康彦は
「ホルモンの寿司はないんかな?ホルモンの寿司」と言い出す。
んなもん見たことね~よ!

おまけに食べ終わったら「いつもの100円寿司と味変わらんな」
だってさ。
ったく…

そしてその後ちょっとパークプレイス内で服を見たいと言うので着いて行った。
父・康彦はタバコを吸いに外へと行ってしまった。
プラプラと店内へ入っていく母・美智子。
最初は本屋へ行き、そこで買い物したかと思えば「もう帰ろうかな」と言い出した。
え!?
服を見るとか言ってたくせに…
自由な人だ。
ま、そういうんだったら帰りましょ。
と、出口へ向かおうとすると…
「あ、やっぱ花屋さんに行くわ。あんたここで待っときよ。この本読んでていいわ」
と、さっき母・美智子が買った本(三丁目の夕日52巻)を強引に渡してくる。
そしてそそくさとどこか行ってしまった。

勝手だなぁ…。
母・美智子のケータイは家に置いてきたので、ボクは動くことも出来ない。
しかもフト見ると、目の前はランジェリーショップ!

やだなぁ。

ランジェリーショップの前のベンチにポツンと座り、三丁目の夕日52巻を読んでいる33才の男。
どういう構図よ!


しばらくしてようやく実家へと帰り着いた。
お茶を飲んでダラダラしていると、母・美智子がケータイの待ち受けを孫の写真にしたいと言いだした。
ケータイを借りて操作し、どの写真にするか聞いてみた。
大量にある孫の写真の中に知らないオバさんの写真があったので
「この人にしたら?」と冗談で聞いてみたんだけど…

「わ!誰それ!」と、母・美智子。

は?

あんたのケータイに入ってるんだから、あんたが撮ったんでしょ。
知り合いに決まってんじゃん。
と言っても
「知らん人や!うわぁ~!なんで~!?気持ち悪い~!」
と、物凄い気持ち悪がり方をする。
データを見ると、5/14に撮影したようなので、その日に何かあったのかを思い出させてみると
「えっと…その日は前原さんと食事に行ったけど、その人は知らんわ。そんな人は来てないわ!」
と、必死に答える。

そんなハズないでしょうが。
とにかくもっと見て、もっと思い出してみろよ!
と、言うと、じっくりと真剣に画面を見る母・美智子。

「こんな婆さん知らんなぁ…気持ち悪い」
としばらく画面を見ていたが、突然…

「あ、これ前原さんだわ」

と言うではないか!

え~!!!
前原さんって、あんたの親友でしょうが!
何で分からんのよ!
一瞬見たとかじゃなく、あれだけ真剣に見てたくせに…
信じられんわ!
しばらく開いた口がふさがらなかったよ。

「前原さんって、こんな婆さんだったかな?」
って言ってたけど、写真写りが悪いとかそういう問題じゃない。
還暦を迎え、早くもボケの症状が現れているとしか思えないぞ。

恐ぇ~!

トリニティ

2006-08-23 | Weblog
O氏から電話。
「駐車場に車を停めさせてくれ!そして家で着替えさせてくれ!さらに現場まで送って
くれ」
と言う。

こちらが返事をするまでもなく
「じゃ、すぐ行くから!」
と、一方的に電話を切られてしまった。

ああ。
そういや今日は大分トリニータの日だったな。
熱狂的なトリニータサポーターのO氏の事だから、今日も試合に行くのだろう。
ウチはトリニータの試合会場の近所なので、駐車場代わりに利用するようだ。
しかも更衣室代わりにもされ、おまけにタクシー代わりにもされてしまっている。
ふ~ん。
なるほどなるほど。
ボクの都合も無視し、しばらくしてO氏が到着。

「時間がないからすぐに出なくちゃ!」

とかなり焦っている。
7時から試合らしいのだが、今の時刻が7時だからね。
そりゃ焦るのは当然だ。
これだけ焦っていたら、ボクに何か用事があっても送らなくちゃいけないのだろう。
仕方ないので、言われるがままにすぐに出発して送り届けてきましたわ。

現場に着くと、ニッコニコしながら「行ってきま~す」と言いながらドームのほうへと
走っていってたね。
呑気でいいなぁ。

そして2時間後。
汗ダクになったO氏がやってきた。
ま、「迎えに来い」と言わないだけマシだったけど「今度自転車を買ってここに置いて
おく」と高々に宣言するO氏。
それなら毎回送らなくてもいいし、自転車置くくらい別に構わないな。
って一瞬思ったけど、考えてみりゃこれからトリニータの試合の時は確実に駐車場代わ
りに利用されるって事なんだよね。

トリニータめ~!

意外性

2006-08-22 | Weblog

R氏が来たので、ボクの知り合いが経営する焼肉屋に行った。
焼肉は旨い。
カルビやタンやホルモンなど、もりもり食べていく。
最近ボクは目まいをする事が多いので、レバーを中心にガツガツ食べていき、美味しく
完食。
昨日から出来ている口内炎がタレに染みて痛かったし、さらに今日もまた同じ箇所を噛
んでしまった時は泣きそうだったけど…。


その後、家に戻ってビデオ鑑賞。
R氏が団長をつとめる吹奏楽団の影像を先日撮影したんだけど、それを見たのだ。
団員でありウチの向かいに住むH氏夫妻も呼んで一緒に見る。
普段はゴロゴロとゲームをしているだけのR氏だが、今日ばかりは真剣だ。
「ここの音がいまいち」
「これ、伸ばしすぎだ」
など、素人のボクが聞いてもよく分からないような細かい音のチェックをしていく。
ボクやH氏が横で話していても
「ちょっと静かに!」と指導してきたりする。

やるなぁ。

意外ではあるが、この人にはこういう一面もあるのだ。
楽団関係者にとっても普通なのかもしれないが、桃鉄でボロ負けして泣きそうな顔をし
ている姿ばかり見ているボクにとっては新鮮だ。
ボクが女性なら普段とのギャップに胸がキュンッとときめくところだろうが、残念なが
らボクは男なので、全く何も感じない。

それに、ビデオが終わったらいつものR氏に戻ったしね。
棚にあったマンガ雑誌(本当にあったご近所スキャンダル)を勝手に手にとったかと思
えば、ソファーにゴロンと横になって読んでいく。

呑気でいいわ。

それからみんなダラダラして過ごす。
テレビでは「リンカーン」が流れていたので、ボクはそれを見ていた。
と…
ふと気付くと、誰一人同じ事をしていないことを発見!
ボクはテレビだったし、H氏は雑誌、H氏婦人はマンガを読んでいた。
愚妻はケータイをいじってるし、R氏はさきほどと変わらずマンガに夢中だ。

おいおい。

同じ空間にいる意味が全くないじゃん!
みなさん自由でいいですなぁ。