MANIAGARA DIARY

シャインクラブ代表・WANKOの日記

いこい

2006-08-17 | Weblog
愚妻が「とり天!とり天!」と叫ぶので、食べに行く事にした。
『とり天』とは大分名物の鳥の天ぷら。
県外ではあまり知られてないが、大分では当たり前のメニューだ。

どうせなら発祥の店に行こう。
ということになり、とり天を発明したことで有名な店に行ってみた。
ここの初代オーナーがとり天というものを広めたらしいんだよね。
名前は聞くけどボクは行った事がなく、ワクワクして店に着く。

と、そこは昭和臭が漂うような店内。
昔よくあったレストランって感じだ。

メニューを見ると、「とり天」だけじゃなく「とり天南蛮」やら「とり天カレー」など
色々な物がある。
が、ここはやっぱり普通のとり天でしょう。

「とり天(ライス付)を下さい!」と力強く店員の兄ちゃんに宣言して、とり天(ライ
ス付)の到着を待つ。
さっきから近所のオッチャンらしき人や、顔なじみの老夫婦のような人など、続々と人
が出入りしている。
誰もが少しも着飾ってる様子もなく、普段着というか部屋着のような様相。
店の雰囲気だけでなく、客層までもが昭和っぽいのだ。
なかなか落ち着くいい店だね。

しばらくしてボクのとり天(ライス付)が到着。
ほほぉ。
こりゃ旨そうですよ。

ガシュッガシュッと食べていく。
恐ろしく熱い!
けど旨い。

けど…

う~ん。

個人的には、それほど絶賛するほどのもんじゃないなぁ。
とり天って、店によって固いタイプと柔っこいタイプの衣があるんだよね。
で、ボクはどっちかというと柔っこいほうが好きなの。
パリッパリなのは嫌いじゃないけど、それだと唐揚げと大差ない気がする。

でもここはとり天の発祥地。
つまり、とり天ってものはこういうものなのだろう。
ここでボクが店側に文句を言ったとこで、「これが本物じゃ!」と言われてしまえば何
も言い返せないし、そもそもマズいわけじゃないから文句なんか言う気もない。

気に入ったからまた行くだろうしね。

でも、みそ汁が、ノドぼとけがヤケドするほど熱かったってのと、お金を払うときにレ
ジのオバちゃんが「1240円ね」と言うので千円札を出してその後小銭を探していた

「さあ、240円!あるか!?あるか!?」
と嫌なナレーションをしていたってのだけは改善していただきたい…。