三島市の広報で鳥獣被害対策セミナーがあるのを知り、行って来ました。
場所は佐野体験農園、要は電気柵の安全な設置方法の説明と実演でした。
北海道当別町のファームエイジという会社の東さんという方がいらして、
前半1時間講演、後半1時間で実際にやり方を見せてくれました。
電気柵の設置まで考えていた訳では無いのですが、何か情報が欲しくて参加、
動物の特性と電気柵の仕組みが分かって、勉強になりました。
イノシシは鼻、シカは唇でビリっと感じると、その記憶を忘れることは無くて、
体が触れてもあまり感じないのだそうです。
正しく設置をすれば、電気柵は作物を守る有効な手段だと分かりましたが、
最近では、設置した電気柵の盗難も増えているとか。
イノシシの上手が人間だったとは・・・。
実演が終わり、アナグマについて聞いてみたら、またもや大ビックリ!
家の周辺をぼこぼこにしているのがアナグマだと信じ切っていたのですが、
東さんに「それはイノシシに間違いない。」と言われました。
この時期イノシシは、冬眠の為にたんぱく質をたくさん体に取り入れるので、
畑のミミズ等を食べていると言うのです。
そう言われれば、あのものすごい掘り方も納得できます。
家の庭にも来ていると思うと、恐ろしい気もします。
佐野体験農園は三島市でやっている市民農園です。
区画はほとんど利用されていて、鳥獣被害も無いように見えました。
イノシシもシカも、ネットは簡単に食いちぎって中に入ると聞き、
私のサツマイモ大丈夫かなと心配になりました。
11月になったら、イノシシを捕まえる罠を仕掛けてくれることになったので、少し期待します。