京都：上賀茂神社の社家

先日、杜若が見ごろの大田神社へ出かけました。御所を出発した葵祭の行列【前ブログ】の終点、上賀茂神社から歩いて10分の所にあります。先に大田神社【前ブログ】、大田の小径【前ブログ】をご紹介しましたが、今回は、上賀茂神社の神官たちの家（社家）をご紹介します。

上賀茂神社に流れるならの小川（写真右上）が神社の外へ流れて明神川となります。その川に沿って、いくつもの社家が並んでいます。そのなかのひとつ「西村家庭園」が一般公開されています。（500円）

この錦部（にしごり）家の旧宅（現在は西村家別邸）は、現存する社家の中では、最も昔の面影をとどめる庭園が残っています。庭には、明神川の水を取り入れた小川が流れ、曲水の宴が行われていたそうです。こじんまりとしたきれいな庭で、とても落ち着きます。上賀茂神社のご神体山の降臨石をかたどった神山（こうやま）や、身を清めた井戸などが残っていて、神官たちの昔の生活が偲ばれます。

同じく社家のひとつで、手作りの香袋・匂い袋のお店「いせき」に寄りました。

お店のあちこちに、ちりめんで作られたお花（香袋）が飾られています。

お値段はいろいろですが・・・例えば、下の杜若は1輪3,000円です。

お土産に、かわいいにおい袋を2つ買いました。（各500円）花びら型は、薄いので、カバンなどに入れるのに、いいですね。