ITSを疑う

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ロス出張で思ったこと-アメリカ人と肥満

2006年09月09日 | 雑記
ロス出張から戻って3週間たつけど、なかなか記事をアップできません。
そうこうしているうちに、明後日からはシドニーへ出張です。
ITS関係の大きなニュースもないので、しばし雑談を。

以下は8月19日の朝、オレンジカウンティのモーテルで書いたものです。
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ロスは昼は暑いが朝は涼しく気持ちが良い。一泊100ドル程度のモーテルでもキングサイズのベッドルームと十分なリビングのある部屋、中庭にはプールがあり、椰子の木が植えられている。豊かな国だ。

昨日は昼、夜ともに米人とアメリカ飯を食べたが、こりゃ太って当たり前だと思う。
昼は会議の途中で出前のサンドイッチを食べたが、それにポテトチップ小一袋、コーラ500ml、大判クッキーがつく。全部食べたら夕食はいらない量だ。
夜はいわゆるテックスメックス(アメリカ式メキシコ料理)。これも尋常の量じゃない。
さらにデザートで頼んだチーズケーキは、まあこれだけで夕食でもいいかな、という大きさ。さすがに食べきれずに残したら、ウエイトレスに「おいしくなかったのか?」といわれた。

私がはじめてアメリカに来たのは30年前だが、そのときすでにコーラなどのソーダ類はダイエットタイプがたくさん出回っていた。その後、アメリカ人は何かにとりつかれるいるかのようにジョギングをし、エアロビクスをし、ローファット食料にこだわってきているが、それなのにどうしてだ、というくらい肥満が多い。
唯一、一番肝心な食べる量を減らさないからだろう。

ここはディズニーランドやナッツベリーファームに近く、土曜の朝ということもあり子供連れの家族が多いが、特にこうした手ごろなモーテルに泊まっている中流の人たちは夫婦のどちらか、もしくは両方がもれなく肥満だ。

私の仕事相手の米人の場合でも3人に1人肥満だが、まあ全米でもそんな感じだろう。
私自身、日本人としては決してやせていない、むしろ何とか計算やら体脂肪計では肥満に区分されるが、米人からはみるとスリムな体形らしい。

アメリカは(自分自身が最大の生産国であるにもかかわらず)世界で最初にタバコの害を問題にした国で、ローファットや健康サプリメントなんかにも非常に関心が高い国民性のように感じるが、未だに肥満は減らないし、ご承知のように狂牛病には誰一人関心をしめさない。
アメリカに来ると、日本における米国産牛肉の問題って何なんだろう?と思う。
ここでは2億人の人たちが、なんの疑問も持たずに自国の牛肉を大量に消費している。

この辺がちょっと面白い。


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