22日のエントリーで国交省がいう、2007年に実現するITSについて書いた。
繰り返すが、
(1)道路や渋滞の画像が、車にいながらにして見られるようになり、安心して運転できるようになります。
(2)旅行先などでも、車にいながらにして観光情報などが入手できるようになります。
(3)高速道路や有料道路でしか使えなかったETCが、駐車場でも利用できます。
(4)みえないカーブの先の渋滞がわかるようになり、追突事故などの危険性が減ります。
の4つである。
私はどれも2007年には普及しない、と思っている。
22日のエントリーで(1)についての疑問を提示した。走行中の表示は無理だから、SA駐車場での表示となるだろう、ならSAの情報案内で十分なのではないか、と指摘した。同様に(2)についてもなんかしっくりこない。
「車にいながらにして」といいつつ、道の駅駐車場での利用を想定している。でも、道の駅まできて何故車の中にいなけりゃならないのだろう。
ちょっと複雑な情報は運転中に見ることは出来ない。
だからといって、車を止めてみるということでは利便性に劣る。というか、あまり意味がない。
実はこれこそが情報提供系ITSがもつ根源的な矛盾なのではないか。
クルマと通信を融合させたいのなら、運転中に気を散らされないような直感的に判断できる情報提供方法の研究を進めるのが先なんだろうと思う。
余談だが:
ちょっと気が利いた道の駅には情報端末が備え付けられているけど、誰も使っていない。だって、結局コマーシャルなんだもん。
実際のところ、道の駅で活気があるのは地元農産物の販売コーナーだけだ。
普通の人は行き先を決め、情報誌やWEBサイトで情報収集してから出発する。
現地での観光情報なんて、いうほど需要はないのだ。
繰り返すが、
(1)道路や渋滞の画像が、車にいながらにして見られるようになり、安心して運転できるようになります。
(2)旅行先などでも、車にいながらにして観光情報などが入手できるようになります。
(3)高速道路や有料道路でしか使えなかったETCが、駐車場でも利用できます。
(4)みえないカーブの先の渋滞がわかるようになり、追突事故などの危険性が減ります。
の4つである。
私はどれも2007年には普及しない、と思っている。
22日のエントリーで(1)についての疑問を提示した。走行中の表示は無理だから、SA駐車場での表示となるだろう、ならSAの情報案内で十分なのではないか、と指摘した。同様に(2)についてもなんかしっくりこない。
「車にいながらにして」といいつつ、道の駅駐車場での利用を想定している。でも、道の駅まできて何故車の中にいなけりゃならないのだろう。
ちょっと複雑な情報は運転中に見ることは出来ない。
だからといって、車を止めてみるということでは利便性に劣る。というか、あまり意味がない。
実はこれこそが情報提供系ITSがもつ根源的な矛盾なのではないか。
クルマと通信を融合させたいのなら、運転中に気を散らされないような直感的に判断できる情報提供方法の研究を進めるのが先なんだろうと思う。
余談だが:
ちょっと気が利いた道の駅には情報端末が備え付けられているけど、誰も使っていない。だって、結局コマーシャルなんだもん。
実際のところ、道の駅で活気があるのは地元農産物の販売コーナーだけだ。
普通の人は行き先を決め、情報誌やWEBサイトで情報収集してから出発する。
現地での観光情報なんて、いうほど需要はないのだ。