去る5月のエントリーで、電子マネーが貨幣を駆逐している、とする日経記事を疑ったが、そのフォローアップをしてみよう。
最新の日銀統計によれば、2006年9月の貨幣流通量は2005年9月に比べて
・500円玉 増加
・100円玉 増加
・ 50円玉 横ばい
・ 10円玉 横ばい
・ 5円玉 減少
・ 1円玉 横ばい
となっている。
この一年間でスイカ、エディ、おサイフケータイなどが飛躍的に普及した事になっているが、ここに示す統計結果からは通貨流通が減少したと読むことは、残念ながらまったくできない。
唯一5円玉が減少しているが、それは前の記事で書いたように内税表示によるものだろう。
大体、この日経記事のタイトルは「不便な通貨敬遠」っていうけど、どこの店でも使える通貨のほうが電子マネーよりも便利だと思う。
電子マネーってものが皆さん言うほどに普及しているとは、私はとても思えないのだ。
最新の日銀統計によれば、2006年9月の貨幣流通量は2005年9月に比べて
・500円玉 増加
・100円玉 増加
・ 50円玉 横ばい
・ 10円玉 横ばい
・ 5円玉 減少
・ 1円玉 横ばい
となっている。
この一年間でスイカ、エディ、おサイフケータイなどが飛躍的に普及した事になっているが、ここに示す統計結果からは通貨流通が減少したと読むことは、残念ながらまったくできない。
唯一5円玉が減少しているが、それは前の記事で書いたように内税表示によるものだろう。
大体、この日経記事のタイトルは「不便な通貨敬遠」っていうけど、どこの店でも使える通貨のほうが電子マネーよりも便利だと思う。
電子マネーってものが皆さん言うほどに普及しているとは、私はとても思えないのだ。