ITSを疑う

ITS(高度道路交通システム)やカーマルチメディア、スマホ、中国関連を中心に書き綴っています。

車載地デジチューナー つけてみた 続き

2006年04月15日 | 雑記
三菱電機の車載地デジ(12セグ)チューナーをつけて2週間、受信状況をレポートしておこう。

アンテナはキットに付属のウインドウ貼り付けタイプ。フロントウインドウの左右に貼り付け、ダイバシティ受信する。
アンテナ感度は物理的な高さに依存するので、ロッドアンテナよりは不利だと思う。

新宿から甲州街道を西へ移動してみた。
つつじヶ丘のあたりまではまったく問題なく受信。調布から府中までは、何回か受信をしないことがあったが、不快なレベルではない。府中の町を過ぎたあたりで、突然受信不能になった。

その時点でアナログで同じ局を試してみたが、音はでるものの、画面はかなり砂嵐が走っていた。

国立府中インターから東京方面に戻ったが、やはり調布までは断続的に受信不能、やや不快レベル、その先はほとんど問題ない状態だった。

第三京浜では、港北インター付近までは問題なし。それ以降はきつい。

どうやら東京タワーから25キロ位までは受信する、といった感じだ。

地デジは、受信している限りはきれいに映る。受信しない場所はアナログだってまともに見れないという意味では、12セグでも車載地デジの商品力は十分あると思う。

しかし、受信しなくなると音も突然でなくなる。それが不満だ。画面が多少乱れてもさほど気にならないが、音は聞き辛くてもいいから聞こえてほしい。クイズ番組で答えが聴けないとか、肝心のせりふが途切れて話が見えなくなるとかいう状況はかなりストレスがたまる。ワンセグでもアナログでも良いから、自動切換えで音を出してほしい。

12セグが受信できなくなるとワンセグに切り替わる松下が、やはり今のところはベストチョイスだと思う。

追記:書いた後で気が付いたが、もし、12セグ・ワンセグ切り替えが一般的になると、ワンセグはサイマル放送をやめられなくなるね。