ITSを疑う

ITS(高度道路交通システム)やカーマルチメディア、スマホ、中国関連を中心に書き綴っています。

シンガポールのETC

2004年11月08日 | ITS
シンガポールからアップするつもりが、PCが不調に陥り、結局今はバンコックに来てます。

さて、先週の木曜深夜にシンガポール中心地のホテルにチェックインしようとしたらオーバブックでセントーサ島の姉妹ホテルに行ってくれと事。他に選択肢がないので来てみてびっくり。高級リゾートホテルで、とても仕事で滞在する場所ではない。ビーチフロントで朝食を取ってから仕事というのは、なんとも微妙。

シンガポール版ETCのEPR(Electrical Road Pricing)について。
車載器は無償支給だそうだ。車を登録すると送られてくるとのこと。またマレーシアから入る車は入国管理所で貸してくれるそうだ。何故なら、シンガポールではEPRがついていないと事実上走行ができない。中心地への流入チャージや高速料金(朝限定)の支払い方法がEPRだけだからである。

ETCも、この方法が正解だったのではないか、と思う。今の方式では、年に数回しか高速を使わない車は絶対に装着しない。結局有人ゲートを廃止できないし、100%装着にならなければ、安全関連の路車間通信も無理だろう。車載器がついている人だけに安全情報を送るというのは問題がある。

(機器の写真をとったんですが、ノートブックがPCカードを認識しないのでアップできず。ドライバーの競合問題だと思い1時間格闘したけど断念。これがおそらく原因で今度はIEを開くとハングするようになり、今日また格闘したなんとかアップロードできました。)