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ITSを疑う

ITS(高度道路交通システム)やカーマルチメディア、スマホ、中国関連を中心に書き綴っています。

一旦始めたらやめられないこと

2012年06月18日 | 雑記
上海の地下鉄、上海地鉄といえば昨年の衝突事故がまず頭に浮かぶが、実際に乗ってみて一番違和感があるのは改札口に空港の安全検査のようなシステムが設置させているということ。
ここに係員がいて荷物を持っていると検査機に通すように指示されるのだが、8割の乗客はそれを無視して通過する。
ラッシュ時は勿論そんなことやってられないから係員も奥に引っ込んで、何も言わない。テロ防止という観点からはラッシュ時こそやるべきだろうに。

これは上海万博の時に導入されたシステムらしいが、今となっては皆無駄なことだと思っているようだ。
確かに地下鉄サリン事件のようなことや爆弾テロが絶対にないとは言わないが、中国に限っていえば事故のリスクの方がはるかに高いような気がする。

しかし、こうしたことはやめられない。
もしやめた後にテロ事件が起きたら、やめると判断した人間は処分される。しかも、折角導入した機械や係員の処置も面倒なことになる。
今のまま有名無実であっても続けている限り、そうしたリスクはない。

今、日本の社会や企業を取り巻く過剰コンプライアンスも同じようなことが言える。
何かきっかけがあって過剰とも思えるルールを作る。後でそれが過剰だと判明しても、誰も万が一のリスクを取りたくないから絶対にやめられない。

新聞の電子化

2012年03月31日 | 雑記
気がつけば、この一年間新聞を全く読んでいない。
ニュースの入手はPCとスマホ、むしろ新聞で記事を読む時点ではその情報はネットで入手済みということがほとんどになっている。
子供の頃、新聞の役割はテレビ欄だったけど、それも今はTVに表示される。

家人が読むのでまだ購読は続けるが、ネット接続料金よりも高い新聞代は冷静に考えればやめるべき出費だ。

いま、ほとんどの会社でペーパーレスとか、プリントアウト節約(データで保管、会議へのPC持ち込み、裏紙利用、両面コピー)を実施していると思う。
それは、経費節減はもとより、紙資源の節約というエコに対する企業としてのコミットでもある。

一方で、新聞は毎日のニュースやその他の情報、さらには広告を数十ページの紙に印刷し、エネルギーを使って宅配してる。
新聞はリサイクル紙を使っているから森林破壊には繋がらない、ということらしいが、それでも再生紙を作り、印刷し、配達し、廃棄されるなかで相当な環境への負荷がある事は間違いない。
しかし、それは決して新聞紙上では語られない。

新聞の電子化は電子書籍の一環で語られているが、まだ明確なビジネスモデルは確立されていない。安易な電子化は現在のビジネスモデルの急速な崩壊につながるおそれがあると考えているのだろうが、「紙契約をしていればプラス千円で電子版」なんてのは全く成功する見込みのないやり方だ。多分それはわかってやっているんだろう。

しかし、全国の家庭にあれだけの紙印刷物を毎日配るビジネスがこの先長く続くことはありえない。
全国の新聞販売店にとっては壊滅の危機となるが、全国で商店街の小売業がシャッターを閉めていることを考えれば、仕方がない。

新聞ビジネスが成立しなくなると、国民は優秀な記者による報道や社説を失うことになる。
紙メディアによるディストリビューションをサポートするために月何千円も払う気はしないが、優秀なジャーナリズムを維持するためにそれなりの対価を払う気はある。

出版界にとって電子化への移行は大変革だが、ビジネスモデルの構築は可能だと思う。

日本の家電はもの作りで負けたのか?

2012年02月04日 | 雑記
産経新聞はソニーの凋落に関し、「原点であるモノ作りの力を取り戻すことが不可欠だ」と言っている。
記事「あせたSONYもの作りの原点を取り戻せ

本当かな?

この記事で参照されているiPhoneだって、もの作りの力で負けているとは思えない。アップルは生産をEMCに出しているし、デザイン、妥協をしないレイアウトと言った面ではアップルはもの作りにこだわっているが、産経新聞がいうトリニトロンのような傑出した技術で市場を席巻したわけではない。
むしろ、iTunesと直営ストアによる顧客囲い込みや、優れたオーナーシップ経験の提供がヒットの要因だと思う。

SONYだって、ウォークマンやPSをキーにこうしたビジネスモデルの構築にはトライしている。しかし、そのビジネス全体、というか最近の言い方で言えばエコシステム全体を見渡して、こだわりを持ってマネージメントする体制がなかった。簡単にいえば、ジョブスがいなかった。

シャープやパナもそれぞれの問題があるのだろうが、絶対にいえるのは「もの作りをないがしろにしたから」ではなく、デザインの一貫性やカスタマーエクスペリエンスなどを含めた「こと作り」を徹底的にしなかったことが敗因だと思う。

カスタムカーはシニア市場になるのか

2012年01月22日 | 雑記
最近、ジーンズの主要な顧客は30代~40代で、10代~20代にはあまり売れないらしい。
とは言っても、これは最近はやりの「若者のXXX離れ」ってことではなく、レギンスやカーゴパンツ等の選択肢があるからでありジーンズ自体の人気が無くなっているとまでは言えないだろう。
ジーンズは60年代から一貫して若者に支持され、昔若者だった人たちも何歳になっても穿き続けている。ある意味稀有な商品かもしれない。

それに比べて、国内の自動車改造市場は完全に若者離れが定着した。
アジア最大のカスタムカーショーである東京オートサロンには今年も行ってきたが、やはり年寄りが多い。
年寄りといっても、「その歳でなんで茶髪で生活できんの?」というような人が目立ち、逆に若者は、台湾、韓国、シンガポールなどからの観光やビジネス来場が多い。

これは日本特有の現象かと思っていたら、どうも先進国ではどこでも多かれ少なかれ若者の車、特に改造/モータースポーツ離れが見られるらしい。日本がそのトレンドを先取りしていたとも言えるようだ。

今、ディスカバリーチャンネルで「カスタムカー」という一連のシリーズをやっている。先週見たのはデトロイトで行われる全米最高のカスタムカーショー「Autorama」で最高賞を獲得しようとする参加者のドキュメンタリーなんだけど、参加者・審査員ともみな老人といっていい年齢の人たちばかり。まあ、このショーは「プレミアムカスタム」だから費用的に若者の手に負えるもんじゃないのだが、それにしても日本ではヤン車としか呼べないクルマを老人達が取り囲んでああだこうだいうのは見ていてかなり違和感があった。

要するに、映画「アメリカングラフィティ」の時代、フォードのピックアップを黄色く塗ってホットロッドに改造した世代が、リタイヤしたあと何百万円もかけて当時の夢を追いかけている、というような世界なのだろう。

一方、たまたま来日していたオーストラリア人に若者のモータースポーツ事情を聞いたら、これは結構まだ盛んらしい。
公営のサーキットやオフィシャルなモータスポーツクラブが地方都市にもあって、割りとリーズナブルな費用で合法的にモータースポーツを楽しめるらしい。

トヨタはハチロクを発表し、「Fun to Drive, Again」ということで今回の東京オートサロンでも相当気合が入っていたが、結局こうしたインフラや環境が整備されない限りは若者をモータスポーツに呼び戻すのは無理だろう。

暴力団の予備軍である暴走族と、ひとけのない埠頭でドリフトをするクルマ好きの若者を区別なく「暴走族」として取り締まり、また眉をひそめるような報道をしたマスコミも、クルマという趣味にネガティブイメージを与えた責任があるだろう。

日本の自動車市場を開放しろだって?

2011年12月17日 | 雑記
日経記事を転載。

米通商代表部(USTR)のカトラー代表補は15日に都内で記者会見し、環太平洋経済連携協定(TPP)交渉への日本の参加を巡る日米間の事前協議で、米国産自動車の対日輸出の拡大が一つの焦点になるとの見方を示した。「日本の自動車市場について懸念を示すだけでなく、いかに米国車に市場開放できるか提案したい」と語った。

自動車に関税をかけていない我が国に一体なにを言っているのかと思ったら、どうやら軽自動車に対する税制優遇が非関税障害だというらしい。

馬鹿馬鹿しくて話にならない。じゃあ、軽自動車を作って挑戦すればいい。
百歩譲って軽自動車の税制優遇を廃止したとしても、それでアメ車が売れるというのは風が吹くと桶屋が儲かると言っているようなもの。
軽の税制優遇がなくなればその需要は1000ccの小型車に移行するだけで、アメリカ製のクルマに関係あるセグメントではない。

アメリカ製の自動車補修部品が売れないのは日本の非関税障害だということで、1995年に日本はアフターマーケット部品の装着に関する法規制を大幅に緩和した。これは、アメリカで大きな発言力を持っていたショックアブソーバーメーカーが「モンローブランドのショックアブソーバーが日本で売れないのは非関税障害による」と主張したことに起因する。
USTRはその結果何かアメリカにいいことがあったかを一度チェックしたほうがいい。
7-8万キロで廃車になる日本ではショックアブソーバを交換する風習がないなんてことは調べれば分かったはずだ。

多分、通商代表部にしてみても日本が軽自動車規格をやめたってそれでアメ車が売れるとは思ってないだろう。思ってたら相当お馬鹿だ。これは自国民及び自動車産業に対するポーズなんだと思う。

スマートTV?

2011年12月01日 | 雑記
つい先日、「インターネットTVはブレイクしない」というエントリーをしたばかりだが、最近は「スマートTV」という言い方がされていて、今後のTV関連の目玉商品であるという見方もあるようだ。
JBプレス記事「スマートテレビは間違いなく普及する
JBプレスは全文を読むのには無料の会員登録が必要。面倒な方のために要旨をしるします。

スマートテレビの定義は、ネットに接続されていて、かつ高い処理能力のあるCPUを搭載していること。
前者だけの場合をインターネットTVというらしい。

で、この記事では「スマートTVが間違いなく普及する、その根拠はユーザー調査で判明した」とあるが、実際の調査結果は「TVでYoutubeなどを観たい」19%、「TVでオンデマンド有料映画を観たい」10%という内容で、どちらかと言うとあまり消費者は関心を持っていないとしか、私には思えない。

さらに、「スマートTVはスマートフォン並に普及する」というタイトルでグラフが示されている。
現時点でインターネットTVの国内普及台数が400万台、スマートTVはなし。それに対して「スマートテレビ普及によるネット利用率の増加によって、2016年度には現在の4倍近い1532万世帯にまで拡大すると見込まれる。そのうち、スマートテレビを利用する世帯は、約半数の770万世帯に上ると推計する」と書かれているが、その根拠はどこにも示されていない。
その根拠が無い予測が、文末では「5年後までにスマートテレビがテレビ関連市場にもたらす変化の規模は、スマートフォンが携帯電話市場にもたらした規模と同程度となる」という断言に変わっている。

全く分析の体をなしていないレポートなのだが、これがかの有名なNRIに属する研究員のレポートだとはちょっと信じられない。

我が家では、リビングに40インチ液晶があり、それはアップルTVが接続された「インターネットTV」だが、私一人の時しか使わない。テレビの前のテーブルに私と娘の各々のノートブックがあり、ネットコンテンツはそれで各々が見ている。さらにふたりとも傍らにiPhoneを置いている。
ネットはパーソナルかつプライベートなものだから、どうしてもそうなるのだ。家人がいるときにそうしたコンテンツを大画面で見ようなんて誰も思わない。

多分この先、大概のTVには差別化のためにネット接続機能が装備され、そういう意味では「普及」するだろうが、それはガラケーがスマホに代わっってしまったようなパラダイムシフトを意味するものではない。

トヨタは86を誰に売るのか

2011年11月28日 | 雑記
トヨタは27日、新型スポーツカー86を先行公開した。

すぐに、ネットでは若者向けと言いながら実は中年に売ろうとしている、だからノスタルジーを掻き立てる86というネーミングにしたんだ、みたいな意見が出てきているが、私は違うと思う。

まずネーミングだが、これは決してAE86トレノ・レビンに憧れた世代を対象にしているわけではないと思う。
新しいネーミングを考えるより、ブランド価値があるネーミングを使ったほうがいいし、AE86(1980年代半ば)は若者に丁度良いレトロさ加減だと思う。
逆にその時代に86に憧れたり実際に所有していた40代~50代は、多分水平対向エンジンを積んだ車高の低い国産2ドアクーペなんか欲しがらない。

では、クルマ自体はどうか?
今の若者も2ドアクーペを欲しがるとはどうしても思えない。というか、一般的な若者は「そういうクルマに乗っている奴とはあんまり友だちになりたくない」ぐらいのイメージすら持っていると思う。

しかし、最近ジャン・レノに「だってのび太くん免許持ってないじゃん」と言わせているのがこれの布石だとしたら、トヨタはマジでこのクルマを若者に売ろうとしてるのだろう。

確かに若者をクルマに呼び戻すことは国内の自動車産業が課せられた大きなチャレンジだし、それに向かっていくトヨタには敬意すら感じるが、残念だけどこのクルマでは無理だと思う。

多分、ハードウェア的には相当な完成度なんだろうけどね。

インターネットTVはブレイクしない

2011年11月27日 | 雑記
昨年末、WEBテクノロジー関連の有力ブログ「ReadWriteWeb (RWW)」主宰者のRichard MacManus氏は2011年のwebに関する予言でインターネットTVがブレイクすると書いている。
それに対する私のコメントは以下のとおり。
以下、ITSを疑う 2010年12月29日エントリー引用
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4.インターネットTVがブレイク

GoogleTVの立ち上がりの不調(米3大ネットワークがコンテンツ提供を拒否)にも言及しながら、2011年は消費者の認知が進み、コンテンツも改善することで(少なくとも北米では)ブレイクするだろう、といっている。

本当かな?どうもTVとネットは「親和性」が悪いように思えて仕方がない。
一人暮らしならともかく、家庭における居間のTVの画面と、きわめて個人的な行為であるネットサーフィンは絶対に融和しない。
それが数々のセットトップボックスの失敗につながっているのではないか?

GoogleTVもAppleTVも、たいしたことにはならないと思う。
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GoogleTVは、Logitechの撤退宣言、Sonyが全く売れていないことなどから明らかに失敗に終わってる。
その理由として、3大ネットワークからのコンテンツ提供が不十分などの分析がされているが、やはり私は大画面TVとインターネットの融合は(単純な形では)無いと思っている。

ソニーのTV事業がずっと赤字であることはすでに報道されているが、国内市場の巻き返しということで今、ブラビアは「家族がつながるTV」というコンセプトでCMを流している。
しかし、家庭の大画面でYoutubeみたり、遠隔地のおじいちゃんにSkypeで孫の顔を見せたりなんて、単にPCの画面をTVで大きくしていることと理屈的には変わらない。こんな事で消費者の購買意欲を掻き立てるとは到底思えない。

何回も主張しているように、インターネットは極めて個人的なもので、だからこそ「パーソナルコンピューター」や「携帯電話」を使う。
一方で茶の間の大画面スクリーンは、そこに集う家族の最大公約数的なコンテンツで茶の間の団欒を維持する装置であり、個人的な通信コンテンツはなじまない。

むしろ、選択肢に制約があっても放送局が流しているコンテンツをみるほうが団欒は成立する。
何故なら、面白くないのは放送局のせいになるからだ。
しかし、例えばYoutubeなり、通信ベースによる多チャンネルオンデマンドだったりすると『お父さんそんなのやめてよ』みたいな話になるだろう。
まあ、TVを軸とした家族の団欒なんてすでに概ね崩壊しているけど、それでも茶の間の大画面TVは依然として家族の共用品だから、共用しているときにインターネットコンテンツが入り込む余地なんて無い。

一般的にいって、こうした家族の共用品(私は家財といっているが)と通信はなじまない。
大画面TVしかり、クルマ(日本の場合)しかり。テレビとネット、クルマとネットが融合するのは規定路線といいながら10年たって、技術的には実現しているにも拘らずたいした進歩が無いのはそこに理由がある。

ソニーはネット接続できるブラビアを売りたいなら「家族がつながる」は真逆だ。むしろ「個人の楽しみを大画面で」と言わなければダメなんだと思う。

トヨタの「Fun to drive again」はうまくいくのか

2011年11月23日 | 雑記
トヨタが、Fun to drive again / ReBornというキャッチフレーズでキャンペーンを始めた。

まずは北野武とキムタクを使って、信長や秀吉の生まれ変わりという設定で昔のトヨタ車にのって現れる。
この設定には何の説明もなされないが、それをフックにしていることは間違いない。
特に超ビッグタレントを共演させているからには相当気合の入ったティザー広告だ。

「Fun to drive again」「まずは俺らが動く」というあたりで、国内消費者、特に若者がクルマという商品やドライブにパッションを感じていないことに対する啓蒙的な広告キャンペーンであることはわかる。
特に最近の若者の免許取得率低下はカーメーカーにとって極めて深刻な事態だ。

そして、Fun to drive again キャンペーンの流れで実写版ドラえもんシリーズが始まった。
ジャン・レノのドラえもんはかなりインパクトがあるし、「でも、のび太君、免許ないじゃん」という落ちも面白い。
この広告プランナーには力量を感じるが、しかしこの広告には欠点がある。
というか、基本的に最近の若者のメンタリティを理解していない昔ながらの車好きが作ったんじゃないかと思う。

というのも、山下智久扮するスネ夫がしずかちゃんをFJクルーザーに乗せて河原を走り去るシーン。
ああいう自然環境で石を跳ね上げてフルスロットルで走ることに、多分今の若者は嫌悪感を感じると思う。

多分、こんなことでは若者のクルマ離れは防げない。クルマを持ってるということだけでスネ夫になびくしずかちゃんは、実際にはあんまりいない。
今の若者にとって、クルマは特定の場面で生活を便利にする道具以上のものではないのだ。

でも、じゃあどうしたら若者をクルマという商品に引き戻す事ができるのか?というと、これは私にもわからない。

家電エコポイントの運営者っていったいどうなっているのか?

2011年11月18日 | 雑記
家電エコポイントを電子マネーに替えるっていう申請を随分前にしてすっかり忘れていたら、昨日ハガキがきた。
いわく、12月9日までにPC上で交換しないと無効になるので再度申請しなくてはいけない、というリマインダー。
で、そのためには以前に送付したハガキに書いてあるIDとパスワードが必要だと書いてある。

しかし、そのハガキを受け取った覚えがない。

来なかったのかもしれないし、DMに紛れて捨ててしまったのかも知れない。これはわからない。
仕方が無いのでハガキに書いてあったコールセンターに電話した。

生年月日や電話番号で本人確認をしてもらい、そのIDとパスワードが記載されたハガキを再送してもらうことになったのだが、おどろくべきことに「発送に2~3週間かかります」という。
3週間後は12月9日。9日に届かなかったら再申請をしなくてはならない。

「ハガキが届かなかったのだから、なんとか早く送って欲しい」とお願いしたが、個別対応はしませんということで慇懃に断られた。

このコールセンターの女性には何の罪もない。
問題は事務局の運営。再発行に2~3週間かかるのに、それを通知するハガキを締め切りの3週間前に送付するとは、一体なにを考えているんだろうね。

Apple TV のおしゃれな楽しみ方

2011年11月13日 | 雑記
Apple TVを購入して時々映画を見ていたが、もっといい使い方があるんじゃないかと思い色々試してみた。

音楽はインターネットラジオに対応している。この中からお好みのジャンルを選べばいいんだけど、私の場合はAmbientのジャンルからChillとか、Relaxationとか、Loungeというタイトルの付いている局をえらぶ。
まあ、デジタル系だけど落ち着いておしゃれな音楽が多い。

あとは、スクリーンセーバー。
これはFlickrを活用する。「設定」の「スクリーンセーバー」から「写真」にして「Flickr」から、好みのセットを検索・選択する。
人の写真を見させてもらうわけだけど、プロ系の投稿者の「おすすめ」のセットを選べばいい。わたしはちょっと探してChristian Windという人のを使っている。
エフェクトはゆっくりとズームしたり移動したりする「Ken Burns」がおすすめ。

オーディオも、昔買ったヤマハのPC用ウーファー付をテレビのイヤフォンジャックから接続してみたけど、これだけでも随分かわる。

休日家で過ごす時は漫然とTVをつけているよりも断然良い。

歩道を走る自転車の事故の実態

2011年11月09日 | 雑記
ちょっと前に、自転車は規則上は車道を通行することになっていて、歩道通行の自転車は取り締る、ということについて疑問を投げかけた。自転車が車道を走ると、歩行者との接触事故は減っても、車との重大事故が増えるのではないか、という疑問だったのだが、実はちょっと違うらしい。

自転車と車の衝突事故は、殆どが交差点で起きてるという。
しかも、その多くが歩道を青信号で直進する自転車と右左折する車の衝突だという。

歩道には街路樹、ガードレール、歩道橋等があり、右左折する車からは自転車が見えにくい。
特にスピードを出して後方から交差点に侵入してくる自転車は、右左折するドライバーからは殆ど見えない。

しかし、規則どおり自転車が「車道の左側」を走っていれば、右折巻き込みはなくなり、左折巻き込みもサイドミラーで確認出来るため減少するという。

確かにそれはそのとおりだろう。

しかし、自転車が全て車道を走ることになれば、現在は少ない通常走行時の接触事故が増えるのも間違いない。今現在、事故の殆どが交差点で発生しているのは、気合の入ったサイクリストしか車道を走っていないからだろう。

やっぱり、右左折矢印信号や自転車専用レーンの整備が先だと思う。

中途半端な自転車専用レーンならやめたほうがいい

2011年10月30日 | 雑記

自転車の歩道走行を取り締る前に、自転車専用道の整備が先だろうと数日前に書いた。
3メートル以下の歩道を自転車が走行することを禁止し、自転車並走可でない限り自転車は車道を走行しなければならない。
これについては、自転車と車の事故による死者の増大が懸念される、とか方面から疑問の声が上がっていていて、警察は来年から自転車専用道路の整備を拡大していくらしい。

しかし、よく見てみればすでに各所に自転車専用レーンというのは存在する。
写真は渋谷。

だが、こんなの誰も知らない。写真では歩行者は写っていないが、ほとんどの歩行者はこの自転車レーンを歩いていた。

なぜ、こうしたことをきちんと広報しないのだろう。全く理解に苦しむ。
もしこの自転車レーンで自転車と人が接触する傷害事故が起きた場合の責任はどうなるのだろうか?
レーンの入り口に自転車マークがあるが、その先には全く表示はない。これが自転車専用レーンだなんで、誰にもわからない。

例えば、レーンの途中は10m置きくらいに表示を出すとか、もしくは特定のレーンの色を決めて大々的に広報するなどの処置をおこない、自転車レーンを歩かない・自転車優先であることを十分に周知しなければ、事故は減らない。オランダの自転車レーンは赤かなんかの舗装で、そこを歩いているのは観光客だけ。

こんな中途半端なことをやる位ならやらないほうがいい。

最近の自転車取締りについて思うこと

2011年10月23日 | 雑記
私もマウンテンバイクがはやり始めた頃、結構当時としてはいい自転車を買って結構はまっていた。
最近、また自転車もいいなと思い始めている。

しかし、どうも最近の自転車にまつわる話はなんかしっくり来ないことが多い。

若者が車に乗らず、公共交通機関や自転車で都市部を移動するようになり、町を走る自転車の絶対数は確実に増えているように感じる。
自転車事故も増えているというのだが、それは交通事故に占める自転車事故の割合であって、実は事故の絶対数は減少しているらしい。しかし、各種報道では「自転車の事故が増えた」「それは震災以降、自転車で通勤する人が増えたから」「ブレーキのない競技用自転車を街中で使うのが問題だ」という、非常に単純な話になっているが、これは大いに疑問。
そういうこともあって渋谷でピストの取締りがあったという。ブレーキのない自転車を街中で乗ることの危険性はもちろん言うまでもないことだが、それ以上にちゃんとブレーキが付いている自転車でも、まるでポリシーであるかのように「絶対止まらない」走り方をする人間がいることが問題なんじゃないかと思う。
「車は悪、自転車は正義のエコ交通なので信号にかかわらず自転車が優先」なのだ、とでも思っているのだろうか?むしろピストに乗るようなコアな自転車マニアのほうがマナーはいいように感じる。

また、車の運転をしない自転車乗りの方は、予防安全に欠けていることが多い。
たとえば見通しの悪い交差点で右側を見ながらゆっくり発進しようとしてる車の前を、左から横切る自転車がたくさんいる。確かにこれで事故になったら100%車の責任なのだが、「轢いてください」といっているようなものだ。

一方で、歩道を走る自転車が歩行者と接触して事故が発生する、ということから歩道通行は違反であるということを再認識されるキャンペーンも行われるようなことも聞いた。
でも、本当に自転車が車に混じって車道を走るのが正しいのだろうか?それはたぶん、死亡事故を増やす結果になるとおもう。

少なくとも交通量の多い通りは、歩道の車道よりか車道の歩道よりなどを自転車レーンにするような法改正を即刻検討するべきだろう。また、左折巻き込みに対する対策を打つべきだと思う。
歩道側の交通量の多いところは車の左折は歩道側が赤になってからの矢印信号化が正しいように感じる。
そもそも歩道の交通量が多い交差点では、青でも左折はほとんどできないのが実情だし、後方から高速で接近する自転車に気が付かずに発生する事故はかなり多いのではないか。

ピスト取締りは根本解決策には目をつぶり、やりやすいことをとりあえずやっているようにしか思えない。

iCloudは微妙だなぁ

2011年10月19日 | 雑記
日曜日にiPhoneのOSアップデートを一日かけて完了。
変わったと実感できるのはNotificationとiCloudぐらいのもの。

iCouldはwifi環境で勝手にシンクロしてくれるのはとてもいいんだけど、iCloudのカレンダーがgoogleカレンダーを読み込まない事がわかった。
Googleカレンダーを通常の予定とtodo管理に使い、Microsoft ExchangeでiPhoneのカレンダーにシンクロさせているが、その内容はiCloudのカレンダーに反映されない。

iTunesのバックアップも日本ではできない。これはJASRACの方針らしい。我々が価格を決められないお店には商品を供給しない、といったとかいわないとか。
まあ、これはアップルの所為ではないが、結局は私にとってiCouldは電話帳管理ぐらいしか意味をもたない。

無料で使えるクラウドスペースを提供してくれるのは好ましいことだけど、今の内容ではあまり使えないなぁ。