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ITSを疑う

ITS(高度道路交通システム)やカーマルチメディア、スマホ、中国関連を中心に書き綴っています。

都内がすいている

2008年07月12日 | 雑記
燃料高が社会にいろいろな影響を及ぼしている。

車での来店者が減って、ファミレスの来店客が減少しているという。
3-4kmの外出も控えているのか、と思ったら、そうではなくて行楽としてのドライブが控えられているため、ロードサイドの外食産業に影響が出ているらしい。

一昨日の来客は、高速道路がまったく渋滞していなかったので江戸川から15分でついてしまった、という。
交通量減少については今朝の日経にも出ていた。中央環状線の効果もあり首都高の渋滞はかなり減少しているという。

駐車場も空いているらしい。確かに、最近駐車場待ちとか、あき探しをした記憶がない。

こうした状況のなかで、「ETCの街なか利用」といわれている駐車場の料金収受ビジネスは、非常に厳しいものになってきているといわざる得ない。

売り上げが落ちてきている中で、集客効果に対する確証もなくコストダウンにもならないETC決済サービスの設備に事業者に投資の意欲はおきないだろう。

余談だが。

上記国交省リンク先にある「ETCを使った街中でのサービス展開(イメージ)」に、各施設から「周辺店舗情報も併せて発信」と書いてあるが、この手の「携帯にお得な情報をお届け」系のビジネスはことごとく失敗し、事業撤退に追い込まれていることをご存じないのだろうか。

どうもこの街中ETCは事業計画が楽観的に過ぎる。

というよりも、こうした企画をしている方は、一個人として携帯やらナビ画面やらに周辺店舗から頼んでもいない販促メールが送られることをありがたく思っているのかね。

地名で繋がる東西文化

2008年07月06日 | 雑記
スエーデンのヨンショーピンからゴーテンブルグ空港まで陸路を2時間、そしてアムステルダム経由で帰国。

ITSとはまるで関係が無いが、ゴーテンブルグで思い出した。
このブルグという地名が、極東の日本にまで連綿と繋がっているという話をご存知だろうか。
(以下はネットでいろいろ聞きかじった話と、私の推測が入り混じっています。)

BURGという地名は、ハンブルグなどに代表されるようにドイツに多い。
ドイツ語でBURGは城、要塞、城砦といった意味がある。
このBURG地名は広く欧州に広がっている。シェルブール、ストラスブルグ、ザルツブルグ、ルクセンブルグ、エジンバラなど、ドイツ以外にもベネルクス、フランス、UK、オーストリーなどにいくらでも存在する。

そして、東へ目を向けていってもBURG地名はブル、バル、ボルなどと変化しながら存在している。イスタンブール(コンスタンティノーブル)、インドのジャイプールをはじめとするPURで終わる地名、シンガポール、ジョホールバール、コタキナバル、タイのチョンブリなどの「ブリ」。
そして、日本に来れば沖縄、九州などに多い「丸」「原」(バル)地名。

日本の「丸」地名はこじつけじゃないか、と思われるかもしれないが、これには証拠がある。本丸、二の丸、丸の内などでわかるとおり、丸という言葉には本来、城の意味がある。(ただし、城の曲輪の意味で使われるようになったのは江戸時代という説もあるが)

中世以前の日本の小都市は、木で周囲を囲むことが多かった。高い柵で周りを丸く囲むようなものが一般的だったろう。吉野ヶ里で再現されている外壁をイメージすると判りやすい。
これが「丸い」という言葉に、根っこの部分で繋がっているようにも思う。

さらに言えば、大型船の船名「XX丸」。
昔の木造の大型船は、外から見ればまさしくこの「丸」のイメージだろう。
もうひとつ、(ここまでいうとこじつけかもしれないが)物の名前に丸をつける場合、何かしら「自分を守る」ものであることが多い。刀とか、犬とかね。

もともとサンスクリット語で城砦都市を意味する「PUR」という言葉が東西に拡大したという。

東西文明にこうしたつながりを思うと、感慨深いものがある。

公務員とマイレージ

2008年07月05日 | 雑記
航空会社のマイルをためることについて、役所が個人への帰属を禁ずるようで、民間企業でもこれに追従する動きがある。ためたマイルは、社用に使うということのようだ。

これは航空会社にとってまるでメリットがない。そもそもロイヤリティプログラムであるマイレージなのだが、利用する個人にとってメリットがなければ、キャリア選択のロイヤリティは働かなくなる。
さらに、空き席の消化につかっていた無料航空券が本来お金の取れる業務用に使われるとなったら、これは踏んだり蹴ったりでマイレージプログラムの意味がまるでなくなってしまう。

それはそれとして、私があまりピンとこないのは、役人のマイレージの利用が本当にそんなに騒ぐような問題なのか、ということだ。
確かに、いわゆる「役得」には違いない。
でも、税金を無駄使いしているわけでもなければ、すべての利用者に与えられているルールであり賄賂ではない。

海外出張がある部署とない部署で不公平だ、というような意見は当然あるだろう。
それはそれで役所内でルールを作って公平性を保てばいい。
役人がマイレージチケットをプライベートに使ったって、私は気にならない。

むしろ、公費出張のシートクラスやホテル代が気になるね。未だに偉い人はファーストを使っていたり、若いのにビジネスとか、仮にエコノミーでもリファンド・変更が可能なフルフェアチケットとかを使っているんじゃないか、と疑ってしまう。
「海外視察の予算」などの金額を見ると、そうとしか思えない。

オランダの禁煙法

2008年07月03日 | 雑記
ITSとは関係ないが、昨日オランダ人からちょっと面白い話を聞いた。

オランダでは、今年公共施設での禁煙法が可決され、この7月1日から実際にレストラン、カフェなどが禁煙となった。

オランダのカフェといえば、二つの特徴がある。
まず、伝統的なカフェは「ブラウンカフェ」と呼ばれ、お客のタバコのヤニで店内が茶色に染まっているような店を指す。
そのブラウンカフェが禁煙になってしまったら、もはやブラウンカフェではなくなる。

そして、こちらが驚きなのだか、アムステルダムの旧市街などに多く存在する大麻を販売するカフェの扱い。
大麻はタバコではないので、店内での吸引は正式に認められる事になったようだ。
しかし、オランダで多くの人がするように、タバコに混ぜて吸うことは許されないという。

どうにも日本人の理解を超えている。

電子マネー

2008年07月01日 | 雑記
日経新聞などが、電子マネーの今後の普及は鉄板、とか、電子マネーの普及で硬貨流通量が減った、みたいな事を言うのがどうも気にいらなくて、このブログでは一貫して否定的な意見を述べてきた。
(とはいうものの、筆者は電子マネーをばりばり使っているのだが)

自動車ITS革命をお書きになった神尾寿氏も、最近はITSにはすっかりご無沙汰で電子マネーに夢中のようだが、私はどうしても電子マネーが近い将来、小額決済市場で現金に取って代わるものになるとは思えないのだ。

そんなことを考えていたら、やっぱりEDYは相当苦しいらしい。
わが国の電子マネーでもっとも発行枚数が多いEDYが、利用ではセブンのナナコやスイカに決済数でかなわない。さらに、いまだにビットワレットは黒字化していないという。

交通系が構内での利用を拡大するのは、まあ当然だろう。またナナコは強力な社内プロモーションがかかっているらしい。
つまりは、よっぽどの理由がなければ電子マネーは活性化しないんじゃないか?

EDYがここまでやってもこんなもん、というのが消費者の電子マネーに対する評価を証明していると思う。

海外のホテル代

2008年06月27日 | 雑記
また来週欧州へ出張。今回はスエーデンの地方都市ヨンショーピンで打ち合わせ。

先日のエントリーでユーロ高による物価高について書いたが、J-CASTニュースでも海外のホテル代の高さに関する記事があった。

私の会社はありがたいことに海外出張のホテル代の上限を定めていないが、いままでずっと自主的に一泊15000円以下、アジアでは10000円以下に抑えるようにしてきた。
会社の金だと贅沢をする人がいるが、それはあまり上品なことではない。

しかし、J-CASTニュースでいうとおり今欧州で15000円ではまともなホテルに泊まれない。前回の最終日にアムステルダムでとまったベストウエスタンは110ユーロ(17000円)だが、典型的なビジネスホテル。洗面所はまるで病院のように質素で、コップは使い捨てのプラスチック。
さすがにバーベキューじゃないんだから、と突っ込みたくなる。

今年の夏休みは家族でシンガポールに行くことにしたが、シンガポールのホテル代も異常に高い。ロシアや中東の富裕層が物件を買いあさり、地価・家賃が高騰していることが原因だという。

ところで。

上記リンク先のJ-CASTの記事に
ービジネスマンと思われる人物のブログ「地方ではたらく輸入会社社長のブログ」ではー
とあるが、この「XXで働くXX社長のブログ」ってパターンはよく見るね。
”で働く社長のブログ”でググるとほとんどの地名が網羅されていることがわかる。

社長になるとこうしたタイトルでブログを書きたくなるのかなぁ。
なんかちょっとやだね。

ちなみにGOOGLE検索ヒット数(””で囲んで検索)みたらやっぱ社長がダントツでした。
(たいした意味はないけど)

で働く社長のブログ  540000件
で働く専務のブログ    847件
で働く部長のブログ   3450件
で働く課長のブログ  29700件
で働く主任のブログ     5件
で働く平社員のブログ  1550件

役人とタクシー

2008年06月14日 | 雑記
いろいろあった中で、国交省がタクシー券利用を国会休会中の2ヶ月、禁止するという。
それに対して、「われわれは適正に利用しているのに迷惑だ」「業務に支障が出る」という役人の意見が新聞に紹介されていた。

民間企業で通常の業務残業にタクシー利用を認めている会社なんて、ほとんどないだろう。役所は民間に比べてそんなに超多忙なのか?
子供の頃から、予算策定前の役所では皆徹夜、とかいうニュースをよく目にしたが、OAの導入にもかかわらずそのまま時間が止まってしまっているのだろうか。
あるいは、海外諸国でも役所というのはそういうものなのだろうか?

11時半までに仕事を片付けないと電車がなくなっちゃうけど、タクシー券があって12時までやればタクシーで帰れるとしたらあなたはどうする?
私なら、12時までかけて仕事をする。誰でもそうだろう。高速使えばそのほうが家に早く着く。

果たして、深夜タクシーで帰る役人は朝何時に来ているのだろうか。
そこまで忙しいなら、当然始発で登庁してるんだろうな。

国交省が他の省庁に率先して決めたということは評価できるが、国会休会中とか、上司の許可で現金決済ならOKというあたりがまだ甘い。

帰国

2008年06月06日 | 雑記
昨日KLM機でアムステルダム経由帰国。
本来はB747コンビ(半客、半貨仕様)の運行が、通常の747となったということで客室はがらがら。非常口シートを独占し、熟睡しながら帰ってくることができた。
機内で一時間ほどPCで仕事。

そういえば機内のインターネット接続サービスであるコネクションバイボーイングは2006年末でサービスを停止した。理由はとんでもない赤字だったからのようだ。事業の維持に年間150億円かかるのに対して、日当たり利用者は1000人程度しかいなかったらしい。

飛行機内での無線LANサービスなんて、誰がどう考えても今後どんどん普及していくサービスとしか思えないのに、採算が取れずに撤退。これをどう考えるべきなのだろか?

まずは宣伝不足。で、事前登録が必要なので、その場でアクセスできない。さらにエコノミークラスでは電源がない。せいぜい2時間。その上、隣や後ろから丸見えなんで、丸見えじゃ困るコンテンツ(これがキラーコンテンツだったりする)を見ることが出来ない。
さらに、機内は案外暇つぶしに溢れている。映画、食事、音楽、睡眠。
飛行機の移動中ぐらい、ゆっくり寝かしてくれ!という人も多いだろう。

まあ、こんなところなんだと思う。
インターネットやユビキタスが絶対のキラーコンテンツだと思っていると案外失敗する。

ところで、現在のユーロ高は異常。
ちょっとまともなホテルなら2.5万円超。質素なビジネスホテルでも1.5万円。
マックやバーガーキングのセットメニューが800円、カフェでサンドイッチと飲み物で1000円超。夕食も日本の1.5倍以上かかる。
現在の状況はそのうち是正されるので、日本車は今のうちにがんがん売った方が良い。

日本でもガソリンリッター200円時代等といわれているが、欧州ではもう200円を超えている。
欧州では、管理職になると社有車を支給される。その場合ガソリンは会社持ちなのであまり個人の痛みはない。しかし、通常の個人保有車に関しては予想を上回る急激な小型車へのシフトが始まるだろう。

自動車が国内で売れない理由

2008年05月04日 | 雑記
日経BPネットでアナリストの森永卓郎氏は「自動車が国内で売れない理由」として、それは人口減でも若者の車離れでもなく、構造改革による格差拡大だ、と断言している。

いわく、地方都市では車は必需品であるが、構造改革の犠牲となった低所得者は貯蓄を取り崩し、もはや車を買う余裕もなくなっている、というのだ。

格差の拡大は事実だと思うが、本当にいわゆる「ワーキングプア」層の増加が新車販売に影響を与えているのだろうか?
ワーキングプアといわれる、年金のない老夫婦や母子家庭が格差社会前なら新車を所有していたとは思えない。これは別の問題なのではないか。

もちろん、そこまで極端ではないが格差社会が低所得者層を拡大させ、車が欲しくても買えない人々を増加させているのかもしれない。
でも私の感覚では、そういった悲鳴はあまり聞かない。買いたくても買えないというよりは、特に新車を買いたいと思わない、という雰囲気しか感じられない。

私が思う国内で車が売れない理由は、主に2つ。
ひとつは、車の品質が上がり、昔の車のように経年劣化しなくなってきている、そしてここ10年で主要なキラーコンテンツであるエアバック、ABS、ナビという装備が付いてしまっているから、どうしても買い換えたいと思わない、さらに、車はすっかりコモディティ化したので、新車を買うと一目置かれるとか、古い車はみっともないという価値観がなくなってきている、こうした市場環境の変化が新車への買い替えを阻害している。

それと、若者の車離れ。
どうしても一人一台車が必要な地方は別として、若者が自分専用車を欲しがらない。家の車を必要なときに使うということで満足している。
これはお金がないから、所得が低いからという理由では説明しきれない。

ちなみに:
昭和60年 大卒初任給15万円、バイト時給550円、ガソリン1リッター145円、小型車新車130万円。
現在   大卒初任給20万円、バイト時給800円、ガソリン1リッター155円、小型車新車150万円。
若者がこぞって車を所有していた25年前と比べて、むしろ車を保有することはやさしくなっているように見える。

もちろん、この数字に表れない若者のニート化などが影響しているということも否定できないが、それ以上にライフスタイルの変化が大きい。

若者に限らず、誰でも「どうしても必要なもの」があれば余計に働いてでも手に入れるものだ。その証拠に、所得が低いから携帯をもてない、という若者の話はあまり聞かない。
25年前に若者の神器であった車が今は携帯に変わっている。
今の若者にとって車のプライオリティは想像以上に低い。

都市部は便利だから車は要らない、という指摘もあるが、これもおかしい。
都市部の若者がこぞって自分専用の車を所有していた20年前と現在とで公共交通機関の利便性にたいした差はない。これでは説明が付かない。

結局、現在の若者にとって「自分の車を所有する」ことの、ライフスタイルに対する貢献度合いが高くない、ということしか理由はない。

引き続き交通事故の話

2008年05月02日 | 雑記
今日、横断歩道で男性が轢かれ重体になる交通事故が名古屋で発生した。

交差点を右折してきたSUV(ハリアー)が、横断歩道の途中で荷物を落とし、しゃがんで拾っていた男性を轢いてしまったという状況で、おそらくはしゃがんでいた男性が車高が高いSUVの死角に入ってしまったということだと思う。

私も同じようなSUVに乗っている。
ためしに横断歩道の地面がどう見えるか近所を注意しながら運転してみたところ、横断歩道の地面の一部はピラーの死角からボンネットの死角にほぼ連続して入ってしまい、ほとんど見えないことがわかった。

しかし、これは運転席の高さ調整によって状況がかわる。上記は運転席のハイト調整を一番下まで下げた状態での見え方であり、私の車と座高の場合、シートを一番上に上げると問題がない。

カーメーカーはSUVの着座位置について対策を講じるべきではないだろうか。

それ以前に、大きな交差点の右左折は原則矢印信号にするべきだ。
国交省が本気で交通事故死者を減らしたいなら、通信を使ったスマートウェイなんかよりもこうした地道な改善にこそ先に資源を投入するべきだろう。

高齢ドライバー

2008年05月02日 | 雑記
昨日も倉敷で76歳の高齢ドライバーによるアクセル・ブレーキ踏み間違えによる死亡事故が発生した。

今後、高齢ドライバーの増加に伴って、これは大きな社会問題に発展する可能性が高い。

これをなんとか、ハードウェア側で防止することはできないのだろうか。
ひとつの提案として、ゴーカートのようにアクセルとブレーキを右足、左足専用にしてしまうという意見があるが、それでもアクセル・ブレーキの錯誤は発生するかもしれない。

そこで考えたのだが、こんなことはできないのだろうか?
・アクセルをフルスロットルで踏み込むことは、現実的にあまりない。
・一方で、パニックブレーキの時は通常、全力で床まで踏み込む。

それならば、アクセルを床まで踏む込むと燃料をカットする、またはブレーキがかかる仕組みにすれば、踏み間違いによる最悪の事態は避けられる。
もちろん、合流などで緊急の加速をしようとしてエンジンがストールするのはまずいので、一定以上の踏力でしか作動しないようにし、作動中は車内に警報を鳴らすなどの工夫がいるだろう。

とはいっても、「アクセル踏んだらブレーキがかかる」装置というのはかなりハードルが高い。
しかし、ITSを活用して位置情報から混雑地帯や駐車場内だけで作動するようにしたり、前方に障害物があるときに作動するようにすることは十分可能だろう。

これらは簡単に実現する話ではないが、高齢ドライバー対策は真剣に考えたほうがいい。

電子マネーだと客単価が上がるのだろうか?

2008年04月22日 | 雑記
電子マネーが今後爆発的に普及するという論調には一貫して懐疑的な見方をしてきたが、実は最近すっかり電子マネー利用者になっている。
前にも書いたとおり、PASMOがオートチャージになったからと、EDYのチャージがPCのフェリカリーダーでできるようになったから。
で、会社の隣のコンビニでEDYが使えるということで条件がすっかり整った、ということだ。

世間一般でも条件が整えば、電子マネーは急速に普及するだろう。
でも、単なる「小銭が要らない」ぐらいのベネフィットでは消費者は動かない。

ところで、今朝の日経に電子マネーは現金決済よりも客単価が高い、とあった。
現金でないので、ついついついで買いをしてしまう、という分析がされていたが、すっかり電子マネー使いになった私の実感としては、電子マネーだからといって余計な買い物をしようとは思わない

マイルやポイントがたまる電子マネーが多く、その場合はついで買いという行動は十分に考えられる。
またその店のポイントカードをかねているカードのケースでは、カード保有客は飛び込みの一元客じゃないので、平均をとれば確実に客単価は高くなるだろう。
電子マネーのほうが客単価が高い理由なんて、そんなところだろう。

電子マネーを導入すると客単価が上がるぞ、なんてはやしている連中がいるけど、よく中身を確認したほうがいい。

デートで音楽を聴く人は1割未満??

2008年04月19日 | 雑記
レスポンスは中古車情報サイト「オークネット.jp」のアンケート調査結果について報じている。
デートで音楽を聞く人は1割未満…ドライブミュージック調査
車でデートするときに9割以上の人は音楽を聴かないなんて、どう考えてもおかしいと思ったら案の定内容はまったく違っていた。

リンク先からアンケート結果を見ればすぐわかるが、設問は
「車の運転時に音楽を聴くときはどんなシーンが多いですか」(ひとつを選ぶ)
ということで、通常は通勤など、一番車を使うシチュエーションが選ばれるに決まっている。
どうも最近統計結果の分析で基本的なミスをしているケースが目立つ。
まあ、この設問であれば結果は概ね「車を使うシチュエーション別の頻度」とイコールになる訳で、調査項目の設計自体があまりよくないともいえる。

だけど、それにしても5%という数字は小さい。
これは近年の若者の車離れを如実に表しているように感じる。

われわれの世代ではデートの定番だった「恋人とドライブ」それ自体がまるで流行らないのだ。

日本の自動車販売減少に歯止めがかかる気配は、まるでない。

アクトビラ

2008年04月14日 | 雑記
「Sonet Sonet Sonet 光でアクトビラ」というCMソングが呪文の様に頭にこびりついてしまった。
かなりの費用をかけたキャンペーンだが、私にはしかし、このTVをネットにつなぐというビジネスが成功するとは到底思えないのだ。

お茶の間メディアである大画面TVと、パーソナルメディアであるインターネットは極めて親和性が低い。
(これは私が家財と個財という造語で何回か記事を書いているので、興味があれば左の検索窓から探してみてください)

気になった事柄のネット検索なんて極めてプライベートな行為であって、家族でわいわい、と言うものではないと思うのは私だけだろうか。
実際、アクトビラはお茶の間に危ない画像が飛び込まないように、i-modeのようなクローズドのコンテンツで運営される。でも、そんな「消毒済み」の情報なんてすぐに飽きてしまうだろう。

むしろキラーコンテンツはオンデマンド番組だ、という人もいるかもしれない。
でも有料コンテンツでどこまで市場を獲得できるのだろうか。しかも、動画コンテンツを楽しむ場合は「アクトビラビデオ」専用対応テレビが必要。

確かに、家庭のTV画面から映画が検索できて、ワンクリックで再生が始まり、レンタル並の価格で見ることができて、クレジットか何かで簡単に決済できる、というシステムが構築されれば間違いなくレンタルビデオ店舗は消滅する。

でも、大前提としてどの家庭でもスムースにそれができる状況を整備するのが、大仕事だ。

アクトビラビデオ対応のテレビがこの先どんどん普及し、光接続がまだまだ右肩上がりで拡大するという絵が実現しないといけないわけで、これは大変だ。

電子マネー1億枚

2008年04月12日 | 雑記
今日の日経新聞によれば、各種電子マネーの合計発行数が今年の前半にも1億枚を超えるそうだ。

個人で複数枚持っているケースも多いから一概には言えないけど、単純な言い方をすれば国民一人に一枚ということになる。
ところが日経記事では、「普及が進めば異業種の提携などが活発化し、顧客に利便性の高いビジネスが生まれる素地となる」というきわめて微妙な表現をしている。

実は関係者の期待ほどには利用が伸びてこないのだ。

1億枚の内訳をみると、利用率がダントツに低いEDYが過半を占めている。
EDYは社員証や学生証に付属したりするケースが多いからだろう。
さらに、その他も改札口通行カードである交通系がほとんどで、まともに利用を拡大しているのはセブンアイのNANACOだけ。これも、社内でかなりのプロモーションをかけてこの成果を出している、という話だ。

だから、単純に枚数と利用は比例しないのだが、多くの人が財布や定期入れに「使える」カードが入っていても「使っていない」ということになる。

何故、期待ほど利用が拡大しないのか?
この先電子マネーはどうなるのだろうか?

ETC(DSRC)の商業決済利用に比べれば、ビジネス拡大の目は十分にある。
適切な展開がなされれば、急激な利用拡大の可能性もあると思っている。

私の場合は、PASMOをオートチャージにしてから使うようになった。
わざわざ機械やレジでチャージしてまで電子マネーを使いたいとは思わないが、その手間がないなら、確かに便利だ。
しかし、前にも書いたけどオートチャージカードを作るのって結構ハードルが高い。
SuicaはVIEWカードを作らなければオートチャージにならない。

その辺が普及の阻害になっているのは間違いない。
こうしたユーザーに不便を強要する囲い込み策は絶対に成功しない。

キャッシュレス決済がもたらす効用に消費者は対価を払ってくれない。
だから囲い込むことでビジネスケースを成立させようとしているのだろうが、こうしたやり方はなかなかうまくいかない。