ブログに広告が出ないということで有料のアドバンス会員になっているけど、スマホで見ると広告が表示される。
それはないだろ。広告なしということでお金をはらってるんだから、どんなプラットフォームで見ても広告を出してもらっては約束が違う。
(メールか何かで承諾のお知らせとか来てるのかもしれないけど)
有料契約して掲載している私の文章に広告をつけるなら、そのアフィ収入は私に払ってほしい。
Goo(NTTレゾナント)の運営は考え方が甘いんじゃないか?
中国のスマホ普及率は74%。都市部に限定すればほぼ100%に近い。これは上海の地下鉄等で観察しても事実だとわかる。
一方で日本は50%程度。日本との比較をするなら中国の都市部との比較が妥当なので、ほぼ2倍の差がある。
一つには廉価なアンドロイド端末があり、最近は売り場にもスマホしかないという事情はあるものの、それ以上にいま中国の都市部ではスマホがないと便利な生活がおくれない状況になっている、ということがある。
中国にはネットの3大勢力、アリババ、テンセント、百度があり、各社決済機能をもつソフトで顧客の囲い込みを進めている。
たとえばレストラン。 中国では食べログ的ソフトとして「大衆点評」が圧倒的シェアをもっているが、ここに「微信」(中国版LINE)のテンセントが出資し、大衆点評の画面から微信のお財布機能でクーポンを決済できる。たいていのレストランは「100元券を88元」というようなクーポンを発行している。実際は事前にクーポンを購入するということはせず、会計時に金額を聞いてからスマホ画面でクーポンを購入して支払うことになる。つまり、スマホがないと損をするのだ。
アリババはネットワレットでは中国最大手の「支付宝」を運営していて、大抵の支払いはこれでできる。二次元バーコードを読み取り、iPhoneの指紋認証で支払い完了するパターンなら数秒で完了する。最近流行している弁当配達の「餓了マ」を使えば、近隣数十軒の食堂から300円程度の弁当をスマホで注文し配達してくれるが、これもネット決済可能。ネット決済だと割引がある。
同様の仕組みがタクシーや飛行機等各種チケット購入、旅行、公共料金支払い、ネット販売など生活のほとんどの場面に入り込んでいて、スマホのあるなしで利便性は大きく変わる。
当然、スマホが普及しているからこうしたビジネスが出来るのだというニワトリタマゴの問題でもあるが、いずれにしても中国都市部では日本人の想像をはるかに超えたスマホによるエコシステムが構築されている。
特に驚かされるのはそのスピードだ。タクシー呼び出しや弁当配達等はあっという間に広まった。このスピード感はアメリカに似ている。正直、これらのソフトは往々にして完成度が低いのだが、頻繁にアップデートされまさに走りながら考えるという感じ。
ゼロリスクにこだわって何も決められない日本は、気がついたら相当取り残されているということになりかねない。
東洋経済オンライン「夏野剛のググっても絶対出ないハナシ」 Apple Watch、使い倒して分かった強みと弱点
読んでいただくとわかるが、強味は「時計機能」、「デザイン」と「UI」。弱みは「別に必要ない」「腕がつかれるので長く使えない」。氏もかなり厳しい見方をしてるということになる。いうまでもなく、時計機能なら時計のほうがいいし、デザインは好みの問題。四角い時計という制約の中ではかなり頑張ってきれいに作ったとは思うが、私はこのデザインの時計はいらない。また、UIがいくら良くても使うアプリがなければ意味がない。
とりあえずの結論として、UIはいいんだからこの先キラーアプリが出れば、というようなことになっているのだが果たしてあるのだろうか。ポケットからiPhoneを取り出す以前に即座に確認しなければならない情報を表示する、というニーズがそれほどあるとは思えない。
氏は「iPadとの連携」に可能性があるといっている。これは当然の話で、取り出すのに手間がかかる大型画面の母艦に対する腕時計型の表示器ならば意味がある。
私も2014年1月のエントリーで同じことを書いているのでご一読ください。 ウェアラブルについて思うこと