みに・ミーの【みにスケール模型日記】

ミニスケールAFVを中心とした模型日記です。

HobbyBossのMiG-17F、Fresco C その2

2014年05月12日 00時00分56秒 | 航空機(露・軍用機)
 さてHobbyBossのMiG-17F、胴体右側と左側をそれぞれ別個に、あらかじめ接着して形にしておきたい、ただし胴体前半と後半の接着面はそのまま筋彫りになるくらいにぴったり接着したい。で、そのための手順ですが、まず胴体前半(機首)の左右パーツ、胴体後半の左右パーツをセロテープ留めで仮組します。そして互いの接着面をタミヤクラフトヤスリで慎重に削って平らにします。これで前半と後半はぴったり合う。そしてセロテープを外して、あらためて右の前後、左の前後をそれぞれ接着するわけです。
 この際、胴体表面(主翼側)の方を揃えて接着すれば、その分胴体の左右接着面側(胴体背面と腹部側)にしわ寄せが来て、左右胴体の合わせ目に隙間が出来ます。しかしそれは比較的埋めやすい。胴体表面に段差を持って行くよりも、左右胴体の合わせ目に隙間を持って行く方が絶対得策です。ただ、接着面があまり広くなく、しかも接着のためのダボやダボ穴もありません。強度的にやや不安だったので、内側からプラ板を当てて補強しておきました。

どうせエンジンは組み込まないのでここは少々異物が入っても大丈夫。

 さてこうしておけば、前後分割になっていない普通の飛行機キットと同じように組み立てることができます。ただ、主翼の取り付け部分に少し段差が出来て、主翼との間に隙間が出来てしまいます。その部分はプラペーパーを一枚貼り付けて調整しておきました。写真で白く見えるのがそれです。

 ここで一つコツを紹介。あらかじめ胴体の前後を、左右それぞれで接着する際に、接着面をヤスリで平らにして隙間ができないようにしてあります。ただし、ヤスリで平らにしたまま接着してしまうと、そこのパネルラインが埋まってしまって、筋彫りのようにならないんですね。ここは実機では、エンジン整備のために胴体後半をごっそり外す、その合わせ目です。だから他のパネルラインの筋彫りと同じか、それよりやや太いくらいの筋彫りになっていて欲しいわけです。
 で、接着前にあらかじめ「面取り」をしておくことにしました。接着面の角に、接着面に対して20~30度くらいの感じでデザインナイフを当て、横に軽くなでるように、少しだけ角を削ります。すると角が直角ではなく、いわゆる面取りをして角が取れた状態になりますね。そうした上で胴体前後を接着すると、接着面がそのまま筋彫りのような線になってくれるわけです。ハイライトを作って撮影してみましたがお分かりいただけますか。このピンク色の矢印のラインがそれです。

別の角度から撮影してみました。

ちょっと筋彫りにしては太すぎたかも知れませんが、まあここは単なるパネルラインではなく、取り外せる場所ですし。気になればサーフェイサーをちょっと流し込めばよいのではないかな。さてこれで主翼を仮組すると、一気に飛行機らしくなってきました。

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