みに・ミーの【みにスケール模型日記】

ミニスケールAFVを中心とした模型日記です。

超音波カッター買い換えました 02

2014年08月11日 10時59分38秒 | 工具・材料
 うまいことお盆前に届きました。まず驚いたのが、発送用の段ボール箱を開けると、通販明細書や別売り替え刃カタログが、トップ画像のようなクリアファイルに入っていたことです。それから、こんな団扇もおまけで入っていました。

これ、本多電子の通販部門関連会社、エコーテックのマスコットキャラクター「キリカ」ちゃんと、お友達の「つむぎ」ちゃんなんだそうです。こちらを参照。Web漫画はこちら
 さらに製品のパッケージ、箱の表はこんな感じ。

箱の右側面には「キリカ」ちゃんたちが。

 へえ、カラフルになったもんですねえ。以前買ったUSW-333の箱は、味も素っ気もない、こんなの

だったんですからね。これつまり、超音波カッターの購買層が模型趣味の世界にも広がった(或いは広げよう)ということの現れなんでしょうね。だから、萌え系のキャラクターを設定して展開しているんだと思います。
 若い方には実感してもらえないと思いますが、我々が若い頃、エアブラシというものはまだまだ高嶺の花でありまして、エアブラシを持っていれば英雄扱いでした。それが、画材店だけではなく、一般の模型店でも扱うようになり、値段も次第に買いやすくなってきて、模型趣味の世界に普及してきました。超音波カッターも、エアブラシのように、これからユーザーが増えて行くのは確かでしょう。もちろん、超音波カッターは精密機器ですから、価格が下がるといっても限度があると思いますが、それでもレジン樹脂を多用する人や、フィギュアなどの原型を作る人などにはきっと便利だと思われます。
 フィギュア原型作製、ということについてひと言。超音波カッターは、硬いもの相手とは限らないんです。フィギュアのキャストに使うシリコンゴム型の加工にも使えるんです。シリコンゴムのような柔らかい素材は、普通のカッターでは刃が対象に沈み込んでしまって力が伝わらず、なかなか切れないものです。それが超音波カッターなら、すーっと、ほとんど刃を当てるだけで切れるんですね。原型だけでシリコン型を作っておいて、流し込みのための湯口の溝を後から切り込む、という使い方もできそうです。その場合は、こういう長刃が活躍しそうです。