みに・ミーの【みにスケール模型日記】

ミニスケールAFVを中心とした模型日記です。

ノルマンディーネタに使えそうなもの その4

2012年06月03日 21時11分28秒 | AFV(英)
 うわ、もう六月に入ってしまいました。ノルマンディー上陸作戦記念日ももうすぐ。模型の方は相変わらず全然触れません。ついでに6月4日天安門事件記念日も…。これは模型とはあまり関係ありませんが…。
 ミリキャストのシャーマンBARVも在庫してました。ARVはArmoured Recovery Vehicleのことで、シャーマンにもチャーチルにもこの回収型車輌は作られていますが、このBARVのBはBreachで、まさに上陸時の海岸専用に作られた車輌です。被弾したり水没したりで動けなくなった車輌をすばやく移動させて部隊の上陸をスムースに行う、という目的に、簡単な改造で作られたものです。だからウィンチやクレーンや駐鋤といった装備は省略されました。で、擱坐車輌をワイヤーで引っ張るか、それか押すか、という単純明快な方法で作業をしました。(ここではまだパーツは取り付けていませんが)車体前部デフカバー前に、ドーザーの役割をする非可動の木製ブロックを装着しています。これでとにかく押すんですね。ワイヤー装着する手間よりも、ただ押す方が絶対早いので、非常に重宝されたようです。しかも、押す相手は戦車ばかりとは限らない。トラックやジープも押さなければならない。そうすると、できるだけ相手の車輌を傷めないように、木製のブロックになっていたんだそうな。
 キットはいわゆるバトルフィールド仕様で、パーツ数はかなり抑え気味ですが、しかし回収戦車はやはり回りにいろいろくっつくので、パーツは結構あります。上部構造物パーツは、まだ乗せただけで接着していません。この他に、やや面倒そうなのが、車体周辺の足場。本車は2.7メートルくらいの水深まで走行可能で、自分も水の中にいて、水没車輌を回収する作業をするため、人が歩けるよう車体左右にメッシュ板を張った足場が作ってあるんですね。これがちょっと接着面倒かも。もちろんパーツをそのまま使います。間違ってもエッチングのメッシュに交換しようなどという悪心は起こしません。
 ミリキャストののサイトでは、ここ「Sherman BARV (Beach Armoured Recovery Vehicle)」に掲載されています。