明けましておめでとうございます。本年もゆるゆる進めて参りますので、よろしくお願いいたします。
と、うかうかしている内にもう一月も成人の日。やっとこさ模型ブログも再開、さて、ドラゴンのチャーチル三輌目の続きです。一輌目・二輌目と全く同じにするのも芸がないので、95ミリ榴弾砲搭載型のMk.Vにしてみようと思います。95ミリ榴弾砲はかなり大きなカウンターウエイトがついており、しかも俯角確保のためカウンターウエイトの下面が平らに削ってある、というもの。しかしプラ棒の組み合わせで十分作れる形状。これに換装することにより余剰になる6ポンド砲の二本は、エッシーのキットやレジン改造パーツに流用できますし。
で、いろんなプラ棒を引っ張り出してきていろいろ試してみます。砲身にはピタリのものがあるのですが、カウンターウエイトにはどうもしっくりくるものがありません。で、余剰パーツ入れの箱をガサガサ探してみました。長年模型をやっていると、余ったパーツって結構な量になりますね。いつかは何かに使えるかも、と思って捨てずにとっておくのですが、大抵何の役にも立ちません。でも、こういう時があるから、やっぱり捨てられませんよね。それでふと手にしたのが、トップ画像のパーツです。これ、タミヤ1/48のティーガーIで余ったものでして、極初期型(北アフリカのやつ)を作ると、初期型で使う排気管や排気管カバー、ファイフェルフィルターなどが余るんですが、その排気管のパーツなんです。いや、捨てずにおいてよかった。
トップ画像の右側が、そのパーツです。ただし、これを1/72の95ミリ榴弾砲に使うには、明らかに一回り太いのです。だから、写真左側くらいに削らなければなりません。模型用旋盤でもない限り、正確に丸く削るのは大変かと思ったけど、やってみるとそれほどではありません。やはり役に立ったのは、タミヤのハードコートヤスリでした。これで、各方向からヤスリを円周に沿って動かす感じで、だんだんに径を小さくします。あらかた削れたところで、あとはサンドペーパーを巻いてくるくる。
さて、わざわざ削ってもこのパーツを使おうと思ったのは、砲口の形状なんです。写真をご覧下さい。
真ん中にリング状の凸部があります。これが95ミリ榴弾砲の砲口部にちょうどいいんですよ。実車写真ではこれほどはっきりとはしていませんが、砲口とカウンターウエイト部の間にわずかに段差があって、それがリング状に見えるんですね。プラ棒の組み合わせで作る場合は、砲口だけでそんなリングは無視しようと思ったのですが、このティーガーの排気管を使えば、それらしくリングができるんです。右側が削る前。元々このように外縁に段がありますので、この外縁が見えなくなるくらいまで削ります。すると、左側のようになります。もちろんここに見える三つの穴は不要ですから、後で光りパテで埋めます。
と、うかうかしている内にもう一月も成人の日。やっとこさ模型ブログも再開、さて、ドラゴンのチャーチル三輌目の続きです。一輌目・二輌目と全く同じにするのも芸がないので、95ミリ榴弾砲搭載型のMk.Vにしてみようと思います。95ミリ榴弾砲はかなり大きなカウンターウエイトがついており、しかも俯角確保のためカウンターウエイトの下面が平らに削ってある、というもの。しかしプラ棒の組み合わせで十分作れる形状。これに換装することにより余剰になる6ポンド砲の二本は、エッシーのキットやレジン改造パーツに流用できますし。
で、いろんなプラ棒を引っ張り出してきていろいろ試してみます。砲身にはピタリのものがあるのですが、カウンターウエイトにはどうもしっくりくるものがありません。で、余剰パーツ入れの箱をガサガサ探してみました。長年模型をやっていると、余ったパーツって結構な量になりますね。いつかは何かに使えるかも、と思って捨てずにとっておくのですが、大抵何の役にも立ちません。でも、こういう時があるから、やっぱり捨てられませんよね。それでふと手にしたのが、トップ画像のパーツです。これ、タミヤ1/48のティーガーIで余ったものでして、極初期型(北アフリカのやつ)を作ると、初期型で使う排気管や排気管カバー、ファイフェルフィルターなどが余るんですが、その排気管のパーツなんです。いや、捨てずにおいてよかった。
トップ画像の右側が、そのパーツです。ただし、これを1/72の95ミリ榴弾砲に使うには、明らかに一回り太いのです。だから、写真左側くらいに削らなければなりません。模型用旋盤でもない限り、正確に丸く削るのは大変かと思ったけど、やってみるとそれほどではありません。やはり役に立ったのは、タミヤのハードコートヤスリでした。これで、各方向からヤスリを円周に沿って動かす感じで、だんだんに径を小さくします。あらかた削れたところで、あとはサンドペーパーを巻いてくるくる。
さて、わざわざ削ってもこのパーツを使おうと思ったのは、砲口の形状なんです。写真をご覧下さい。
真ん中にリング状の凸部があります。これが95ミリ榴弾砲の砲口部にちょうどいいんですよ。実車写真ではこれほどはっきりとはしていませんが、砲口とカウンターウエイト部の間にわずかに段差があって、それがリング状に見えるんですね。プラ棒の組み合わせで作る場合は、砲口だけでそんなリングは無視しようと思ったのですが、このティーガーの排気管を使えば、それらしくリングができるんです。右側が削る前。元々このように外縁に段がありますので、この外縁が見えなくなるくらいまで削ります。すると、左側のようになります。もちろんここに見える三つの穴は不要ですから、後で光りパテで埋めます。