みに・ミーの【みにスケール模型日記】

ミニスケールAFVを中心とした模型日記です。

フジミのティーガーI 二輌目できました

2011年04月03日 23時14分06秒 | AFV(英)
 フジミのティーガーI、二輌目がやっと完成しました。あれ?前回の途中経過とあまり変わっていませんね。一応ドライブラシや剥げチョロを施し、うっすら錆びている感じになるように金属部分にはレッドブラウンを薄く上塗りし、パステル汚しなども加えたんですけど…。ドゥンケルゲルプの単色塗装が単調にならないように、退色や汚しや埃を派手に表現しなければならないのですが、やり過ぎるとくどいし、特にミニスケールの場合は一目で全体が目に入ってきますから、その釣り合いが難しいところです。一応これくらいにしておこうと思ったのですが、室内で見ても気づかなかった不釣り合いが、太陽光下で見たり、あるいはデジカメで撮影した画像を見たりすると、意外に目立ったりするんですよね。もうちょっと修正しなければならないな。
 私は、ほこりっぽさに加えて、つやの統一のためもあって、最後にパステル粉やピグメントをうっすら全体にかけることにしています。このティーガーのように車体の塗装が完全つや消しで、そこにワイヤーや車外装備品などがある場合には、金属塗装のつやが浮き上がって目立ちすぎるんです。そこにパステル粉をふりかけると、金属っぽい感じは残りつつ、全体が落ち着いてくれるんですね。それとデカールの縁も目立たなくなります。この際、暗い色のパステルを使うと思った以上に仕上がりがどす黒くなりますので注意が必要です。明るめの薄い色のパステルを細かく下ろしてうっすら使うのがよいようです。パステル粉って、一度かけてしまうと、除去するのが大変ですから。
 それと、タミヤのウェザリングマスター、付属の化粧品用みたいなハート型スポンジは、ミニスケールでは使いづらいみたいです。ウェザリングマスターもスティックも、私はドライブラシ用に毛を短くカットした筆に一度すり付けてから使っています。もちろん新品の筆をカットするのはもったいないので、使い古して反故にする前の筆をカットして使います。それから、百円ショップの平筆にも毛の硬さがいろいろあって、ドライブラシにちょうどよいものを選ぶとこれが結構使えます。