みに・ミーの【みにスケール模型日記】

ミニスケールAFVを中心とした模型日記です。

エアフィックスから1/72でMiG-15がっ!?

2009年10月02日 23時56分26秒 | 航空機(露・軍用機)
 すみません、しばらく更新が滞りました。今、WeeFriendsのロシア戦車兵を載せるため(今までのはみんなハッチを閉じていたので)にドラゴンのT-34/76を買ってきて仮組を始めたところなのですが、どうも嫌な予感が… やっぱドラゴンスタンダードか? それはまたレポートするとして、ちょっとまたMiG-15の話題を。

 新しい『モデルアート』誌の「でものはつもの」コーナーを見ていたら、エアフィックスの「まだまだある!エアフィックス完全新金型キット情報」の中に…

1/72 MiG-15

エアフィックスのMiG-15……? この記事は文字だけなので、本当に完全新金型なのかどうかは分かりません。だって、みなさんご存じでしょう。エアフィックスからは昔々のその昔(もしかして初版は50年代?)に、酒樽に羽を付けたようなそれはそれはひどいMiG-15のキットが出ていましたよね。あれは手を変え品を変え、いろいろな形で何度も再版されてきました。このリストだけ見れば、またあれの再版か、と思ってしまいます。
 ところが、模型屋さんで見せてもらったエアフィックスの2009年版カタログには、「New Tool」と書いてあるんですよ。他の製品を見ると、再版分は昔の箱絵が使われています。しかしNew Toolと書いてある製品はCADデータからプリントアウトしたような白黒画像が掲載されています。MiG-15もそう。ってことは…  もしかして、期待していいの? 新金型…

 エアフィックスのウエブサイトを見てみました。これは? 箱絵からして昔懐かしい酒樽ミグですね。但し初心者用に塗料が入っているというやつ。で、こちらは? 何だか古いキットと雰囲気違うぞ。これ、本当に新金型っぽい。

 ちょっと探してみました。「Britmodeller.com」の「新製品・発売予定品」という掲示板で話題になっていました。
「誰かエアフィックスのMiG-15のリリース情報を知ってる?」
やはりみんな同じ期待と心配を抱いているんだな。そして、1ページ目の真ん中あたりのコメント(9月5日)。
「今日メドウェイ模型ショーで、Trevor Snowdonが新しいMiG15の成形品を持ってきていたよ。すごくよさそうだ。パネルラインは控えめで、部品分割は興味深い」
だそうですよ。そして… 写真が掲載されています! これは明らかに新しい製品だ! 古いエアフィックスのキットとは似ても似つかないし、他社のMiG-15とも違う。やったあ! 新金型製品であることはほぼ間違いない。よっしゃー!!!!! 幾つ買おうかな。10個は欲しいぞ。これでHobbyBossは用無しだな。
 「Britmodeller.com」の写真を一枚引用してみます。一番気になる尾翼の角度ですが、この写真で見る限りは、正しい角度、つまりタミヤやドラゴンよりも立った尾翼になっています。この点は一安心。他は、エアインテークは割と奥までできている、エアブレーキはbis型の形状になっている、増加タンクは増槽型とスリッパ型が両方入っている、機関砲は別部品になっている、パイロットは古めかしいフィギュアが入っている、などの点に気づきます。キャノピーの透明部品はどうでしょう。この写真ではよく分かりません。ちょっとレンズっぽい… それから、幾つか何の部品か分からないパーツが見えるのですが、首脚ドアか、それともパイロンか… パイロンだとすると、地上攻撃型も作れるってことかな? まさかね…
 ついでに、MiG-15の向こうに見えているのは、チャーチル架橋戦車のアサルトブリッジですね。おお、なかなかよさそうだ。1/76というのが惜しいが。この架橋戦車、もうとっくに日本に入荷していてもよさそうなのですが、まだ全然見かけませんね。