みに・ミーの【みにスケール模型日記】

ミニスケールAFVを中心とした模型日記です。

AFVクラブのチャーチルMk.3 その16

2008年12月13日 23時11分57秒 | AFV(英・チャーチル)
 ばん殿に昨日のコメントで教えていただいたコニシの「ボンドGPクリアー」で、チャーチルのキャタピラを接着してみました。今度はちゃんとくっついたようです。十分強度が出るのは接着後24時間と書いてあったので、念のため明日の朝まテレビのチューナーの上(ここなら長時間ぽかぽか暖かい)に置いておきます。装着するのはそれからです。このボンドはラッカーシンナーに割と溶けやすい。チューブから出した状態では結構粘っこいので、キャタピラの接着部分いっぱいに、しかもはみ出さずに塗るのは面倒です。そこで、まずおおざっぱに塗って置いて、その後クレオスのグルーアプリケーターにラッカーシンナーを着けながら延ばし、ついでに糸を引いた部分を落ち着かせればOKです。この時筆を使わないのは、溶けた接着剤を筆が吸わないようにするためです。ボンドを綺麗に延ばしたら、10分程度放置してから圧着です。さて、いざ装着したらぽろりと外れた、なんてことがなければよいのですが。

 多少話が前後しますがこのキャタピラ、若干短いような気がします。そこで接着する前に指でしごいて延ばしてみました。写真の上は伸ばす前、下は伸ばした後です。これくらい伸びただけでもかなり装着しやすくなります。
 例えば昔のエアフィックスのミニスケールみたいな伸縮性の無い素材だと指で引っ張ってもだめですが、ハセガワのミニボックスのような素材ならば指で引っ張ると結構伸びます。ただ1/35とミニスケールとでは、作業の感触がずいぶん違いますね。問題になるのは伸びた長さの絶対値です。もちろん1/35とミニスケールではキャタピラの幅が違いますから全く同じではないでしょうが、指でしごく作業一回分で伸びる長さはほとんど違わないような感じがします。
 この写真だと、2~3ミリ伸びていることがお分かりでしょう。ミニスケールのキャタピラが2~3ミリ伸びたらかなり影響は大きいのですが、1/35ではそれほど影響はありません。だからいつものミニスケールだと、伸ばしすぎてゆるゆるにならないように慎重に少しずつ引っ張るのですが、1/35だと何度も繰り返し引っ張っても大して伸びた感じがしないんですよ。やっぱりたまに1/35を作ると手の感触が全然違いますね。