みに・ミーの【みにスケール模型日記】

ミニスケールAFVを中心とした模型日記です。

ヒートペンの使い道

2008年01月08日 21時54分56秒 | 工具・材料
 あれ、何というのでしょう。灯油のポリタンクから石油ファンヒーターの燃料タンクに灯油を移すための、給油ポンプ。あれの古いやつを捨てたいと家内が申します。それも蛇腹を手動でシュポシュポするやつではなく、電動のやつ。だから分解してプラスチックと金属に分けてゴミに出さなければなりません。おまけに全体が長いので、ゴミ袋に詰めるために途中で切断したい。しかし本体が硬めのプラスチックで出来ているので、切断が大変。ノコギリを使うと切りくずが出る。
 ということで登場したのが、ヒートペンです。これに切断用のカッター刃を装着、温度を高めに設定して使ってみました。いやあ、楽ちん楽ちん。かなり分厚い管がすいすい切れました。
 最近はどうなのでしょう、以前模型誌の読者投稿コーナーで「モデラーの妻」というのが流行ったことありましたよね。モデラーと結婚するとどんなメリット・デメリットがあるか、という話です。そのメリットの一つとして、いろんな工具を持っている、小物の修理が異様に上手い、などというのがありました。ゴミの分解と分別にもヒートペンが立派に役立ちましたよ。
 ところで今回はかなり分厚いものの切断ですから、温度目盛りを最高にセットしました。そして無事切断を済ませて、ふと見ると、握り部分の断熱剤、黒い色のグリップ部分が、指で持った形に凹んでいます。どうも本体の熱と指の圧力で変形したらしいのです。目盛りで設定可能な温度で変形を起こしてはいかんだろう… と思ったのですが、みなさんご心配なく。作業が終わって、本体が常温に戻ったら、グリップのへこみも消えて、元に戻っていました。作業中に手に熱が伝わる、ということもありませんでしたので、安心して使えます。もちろん説明書の注意書きはちゃんと守らなければなりませんが。