みに・ミーの【みにスケール模型日記】

ミニスケールAFVを中心とした模型日記です。

ツポレフTu-104の巻(その5)

2006年12月16日 09時47分46秒 | 航空機(旅客機)
 さて、Tu-104の続きは古典的キット、まずはオーロラを取り上げましょう。ごらんの通り、いかにもオーロラテイスト、というかレトロな魅力のボックスアートですね。わざとらしくロシア正教会のタマネギ型聖堂が描かれています。、こうした濃い緑色の背景は、他のオーロラの箱絵にも時々使われます。画家が好んだのか、それともメーカーの看板色だったのか。
 このキット、若干箱の縁が擦れていますが、保存状態も非常によく、箱の糊付け部分も全く傷んでいません。この時代のキットは、紙箱本体に印刷したアート紙をかぶせて貼り付けたものが多いのですが(レベルなどもそうですね)、幸いなことにはがれたり浮いたりはしていません。実を言うとこれ、九州のある模型店で、お客さんからの委託販売で出ていたものなんです。ガラス棚にオーロラのツポレフを見たときは、一瞬我が目を疑いましたね。値段もまことにリーズナブルでした。いや~、こういうのも「出会い」というんでしょうね。大阪の「ホビーカンスケ」や東京の「D-FORCE」のような骨董プラモを扱う専門店では、これくらいのキットは普通なのかもしれませんが、委託品でたまたまこういうものに出会うと感動を覚えてしまいます。この時は同時にもういくつか、大好きなレトロキットを入手しました。これもいずれ紹介します。